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山行記録
◎2014.9.10(Wed) 天気:曇り後雨 気温:17~20℃
◎コース:07:31寄大橋-10:30雨山峠-11:11雨山山頂-11:39檜岳12:10-12:34伊勢沢ノ頭-14:11林道合流-14:34寄大橋(行動時間:7時間3分)
◎標高差:約730m
最高点の標高: 1227 m
最低点の標高: 355 m
累積標高(上り): 3036 m
累積標高(下り): -2989 m
ある講習を受けることになった。
その講習の現場は、丹沢の寄周辺だ。
その現場の下見を兼ね、面白そうなコースがないか探していたところ、守屋次郎氏踏査の「西丹沢登山詳細図」掲載の「伊勢沢ノ頭東南尾根」が目についた。
この尾根は、登山道のルートが示されておらず、所謂、バリエーションルートだ。
今回は、この尾根を絡めて、雨山峠経由の周回コースを計画してみた。
現地、寄大橋到着は07:11。
時計の気温計で20℃。
ぼちぼち準備して出発。
07:31寄大橋
やどりぎ水源林の管理棟。
まずは、やどりぎ水源林の敷地を抜けていく。
道々色々あり、それなりに”水源”に関する知識が自然と増える。
これに捕まった…。
正味、一時間ほどか?ノンビリ見て回っていた。
まあ、いいか。
このところ、スケジュールに縛られた計画的?急ぐ登山が多かった。
今日は、急ぐ必要はない。
気ままに歩く。
と、のんびり歩いていましたが、やどりぎ水源林の敷地を抜け、ようやく登山開始。
なお、これから進む道は、こういうことになっています…。
【キオン】
先ほどの注意看板で、”沢沿いコース”とありましたが、雨山峠までの間、暫し”寄沢”沿いに進むことになる。
いや~、やっぱ丹沢はこうじゃなきゃな~!
”水源”というだけに、この水の多さ。
水が多いのは、ここに限ってのことではない。
丹沢全般、どこでも多い。
丹沢、特に西丹沢は渓流沿いのルートが多く、私のお気に入りルートが集中する。
何度来ても飽きない。
更に進み、往く手を望みますと…。
本日は天気が悪い。
上空に寒気が入り、地上との気温差により、本日は不安定な天候だそうだ。
特に、午後の降水確率が高くなっている。
この寄沢沿いのルートはコースタイムで二時間ほどだったか?
雨山峠まで、後、一時間半ほどかかる。
やどりぎ水源林でちょっとノンビリし過ぎたか?
差し当たり、このだだっ広い河原を対岸に渡らなければならない。
これについては、前掲画像程度のマーキングはあり。
と、そんなことで、渡渉を数度繰り返す。
再度、河原に出た。
で、また渡渉。
寄沢の堰堤も、既に二本は乗越したか?
またまた、渡渉。
で、ここに到着。
寄沢が二又に分かれ、左側の沢奥に滝が見え、辺りに瀑音を轟かせている。
興味を持ったので覗いてみた!
ダイナミック!
”そうか…、沢ノボラ-のルートか”。
私も技術と道具があれば、これを登ってみたい。
なんだかんだ、未だ休憩をとっていなかった。
丁度よいので、ここで一服入れることにする。
”涼しい!”
登山口で確認した気温は20℃しかなかった。
先週登った礼文岳と、大して変わらんな…。
いつの間にか、こっちもこんなに涼しくなってしまった。
ぼちぼちルート復帰。
さて、ルート復帰なんですが…。
概ねの方向は分かるものの、その取付きがなかなか発見できず、間誤付く。
ようやく見つけたが、こんな程度にしかマークはなかった。
見る方向によっては、樹林・ヤブに隠れ、分かりずらいです。
この後は、沢を大きく巻くような感じで、鹿避けフェンス際を進む。
うつぎ。
この枝が…。
登山道を浸食しており、ザックに縛り付けているストックに纏わりつく。
今度は、頭上注意です…。
暫し、中腰で進む。
沢を跨ぎ…。
後、中腰…。
再度、沢を跨ぐ。
だいぶ標高を稼いだか?沢は細流となり、徐々に傾斜はきつくなる。
現在、こんな道を進んでいます。
ルートは一部トラバースがある。
トラバース道はプチ崩壊気味。
”整備という文字が似合わん道だな…”と思っていた矢先、こんなテーブルがあったりする。
”コシバ沢”との分岐に出た。
道標に従い、雨山峠へと進む。
再度トラバース帯。
ここのトラバースも、部分的にプチ崩壊。
ここもプチ崩壊。
【シラヤマギク】
ようやく雨山峠まで、あと0.6kmに迫った。
一部、沢スジを進む。
沢スジを離れる…?
上方は空が広く、早、雨山峠到着か?
と、思ったら、続きは崩壊地のトラバース。
古では、この崩壊地を渡るのに、鎖が張られていたようですが、現在は抜けている。
こんなトラバースで緊張したかと思えば、その先には癒し空間あり。
ここに至って、こんな癒し空間が待ち受けているとは思いもよらなかった。
更に、ここに至っても、未だ沢の流れは途切れていない。
雨山峠まで、あと0.3kmに迫った!
これまでご紹介したように、このコースは沢スジルートが続き、その雰囲気は差し詰め”プチ沢登り”といったものだった。
そのプチ沢登りの雰囲気は、雨山峠まで残り0.3kmからその本領を発揮する。
こんな感じの、暗い沢スジを進む。
前掲画像で二俣に分かれているが、左に進む。
ちなみに右は、こんな感じで道標あり。
更に沢を詰める…。
ん?雨山峠?
どう考えても、ここは”峠”ではない。
沢スジ上方を見ると、テープが続いているので、これを追う。
ようやく沢の流れは止まり、”源頭”といった雰囲気になった。
この沢スジのゴール。
前掲画像の傾斜が急な階段を登りつめた。
ようやく、峠に到着。
↓
10:30雨山峠
【オオマムシグサ】
”もう10時半か…”
寄道したとはいえ、ここに至るのに3時間もかかってしまった…。
一服入れた後、前進。
と…、路上にこんなものが…。
サイズは大型犬位か?
ずいぶん立派だ…。
こんな山中で、こんな糞をひねり出せるヤツといえば…。
考えるのはやめよう。
【マスタケ?】
こいつは丹沢の山の中でよく見かける。
食えないこともないらしいが、食用は推奨されていないらしい。
【ナスコンイッポンシメジ】
こいつの中毒は不明。
食用に採る人もいるらしいが…?
さて。
ルートはようやく「檜岳山稜」のプチ縦走路に突入した。
前掲画像のような痩せ尾根もある。
今はなんてことないが、雪が付いたらイヤなところ。
基本は、こんな感じでマッタリしている。
しかし、見事にモヤってんな~。
今は11:00頃。
雨を予感しているのか?虫は一匹も飛んでいない。
聞こえるのは、鳥の囀りと自分の足音のみ。
それとも…。
なんか出てくるのか?
【マツカゼソウ】
【トリカブト】
↓
11:11雨山山頂
時計の気温計で17℃。
本日の目標のピークではあるが、この先、名前付きのピークが二つある。
こんなに時間がかかるとは思わず、今日は昼飯の準備はない。
ルートを消化するべく、間髪入れずに前進。
すると…。
鹿の寝床?
”え~、だって登山道脇だぜ!”
舐めた鹿だ。
こんな人気のある場所で寝てるのか。
しかし、その後いっぱい出てきた。
思い起こせば…。
天気の影響もあるとは思うが、今日は登山口に着いてから、人間を一人も見ていない。
人口密度ならぬ鹿密度は、人間より圧倒的に高いであろう。
この辺りは、小屋がない。
避難小屋すらない。
この辺りが人影疎らなのは、これも影響しているか?
既に、この時間でこの場所だ。
山中では、今日は誰とも会わない予感。
人気は無い。
これじゃあ、鹿も安心してどこでも寝るであろう。
熊も安心して登山道上に糞をひねり出すであろう。
鹿の気配は、鳴き声は耳に入るものの、その姿は見ていない。
未だ、虫すら出てこない。
【ホソエノアザミ】
このアザミは登山道沿いにいっぱい生えていた。
チクチク痛いです…。
檜岳との鞍部を通過した様子で、登り返しが始まった。
痩せ尾根。
↓
11:39檜岳12:10
腹減った…。
ここで細やかな昼飯を食うことにする。
ここは、やっぱり檜が生えているから、この山名なんだろうな~。
ここで飯を食っていると、どうもハエがうるさい。
”?”
虫が出てきたか。
そういえば、心なしか陽射しの熱を感じるようになった。
ハエが私の頭にたかる。
その鬱陶しさに負けた私は、前進再開。
ブナ林。
草地。
雨山~檜岳間の傾斜はキツクはなかったが、檜岳~伊勢沢ノ頭間は更に起伏が乏しい。
↓
12:34伊勢沢ノ頭
画像の如く、陽射しがチラホラでるようになった。
それに合わせて、ハエだの蜂だの元気になってきた。
ハエは、久々の獲物と思ったか?私の周りをブンブン飛んで離れない。
さて。
ようやく”登る”作業から解放された。
さっそく降る。
【ダイコンソウ】
で、分岐に到着。
ここのポイントは、”秦野峠”のルートしか地図に記載はない。
直進するのが、”伊勢沢ノ頭東南尾根”を降るバリエーションルートの入口なのですが…。
”これ、登山道?”と思わんばかりに踏み跡は濃い。
むしろ、東南尾根方面へ進む方が直線的で自然に感じる。
仮に道標が立っていなければ、間違いなく、直進してしまうであろう。
さっそく前進。
未だ、踏み跡は濃い。
プラス、テープの間隔は狭く、そのテープに誘導されつつ進む。
濃すぎるな~。
登山道の如く、相当数の人間が行き来しないと、こうはならない。
暫く進むと、こうなる…。
今まで歩いてきた登山道よりも、はるかに人気臭い。
新たに、登山道を開削しているのか?
”土木作業”と言ってよいほどに、整備されている。
…。
”この道を追うか…”
尾根を外れないよう、地形を気にしつつ、素直にこの道を追うことにした。
なぜなら、楽だから…。
降りつつ、”この道は何なんだろう…?”と考えていた。
結果、理解した。
水源管理用の道だ。
杉に巻かれたテープに、”枝打ち”とか書いてある。
枝打ち、間引き等、伐採中ということか。
そんな道をグングン降っておりましたが…。
ここで迷う。
この作業道は、どうも、こんな感じで伸びている。
それに気づいた私は、尾根の乗り換えを迫られた。
つまり、これをトラバース…。
見た目では、なんの抵抗もなく進めそうに感じる方もいるかも知れませんが、土は踏み固められておらずフッカフカ。
雪よりマシだが、登山靴の潜り込みは新雪と変わらない。
こんな日に限ってチェーンスパイク忘れた…。
グローブを手にはめ、前進。
で、渡ってみたら、こっちも作業中。
こっちの作業道は古い。
かつ、山中のあちこちを作業する為、作業道はチョロチョロ枝分かれしており、ある意味コース取りが難しい。
”作業道なんか、無いもんと思え!”っていっても、こっちは人間ですから…。
どうしても、人工物には目がいきます。
また、この尾根を登りで使う場合、作業道の枝分かれは迷路状態となる可能性があります。
さて、東南尾根に復帰。
こっちはこっちで、立派な作業道が続く。
階段まである。
次は、ここでちょっと間誤付いた。
②のトレースが明瞭。
しかし、②のトレースは③方面へ進むような気がしてしまった。
そんな気になってしまうほどに、作業道は大きく左に曲がっている。
結果、①が正解かと…。
①の尾根を偵察してみた。
この尾根は傾斜がきつ過ぎる。
結果、間違いと判断。
②の尾根を進むべく戻る。
ここは、ちょっと地形が複雑でしたので…、間違いはご愛嬌ということで!
と、特大【二ホンヒキガエル】が目の前に…。
まったく逃げる素振りがない。
踏まないように通過。
で、②の尾根に復帰。
前掲画像の斜面を降ったところが、「西丹沢登山詳細図」で”コル”とされている鞍部。
ちなみに、小ピークへ登るトレースはあったが、私は作業道を直進した。
すると、この記念碑に出る。
地図でいうと、この辺。
さて、どうするか…。
ちなみち、「西丹沢登山詳細図」でいう、”伊勢沢ノ頭東南尾根”のルートとはこれだ。
ここから、その尾根が見える。
このままあの尾根に乗って降っていけば、難しいところは何もなく、”カーブミラー、取付き悪い”場所に出るだけで、結果は分かっている。
それに対し、今歩いている作業道を進んだ場合はどうなるか?知らない。
そんなことで、この作業道を果てまで追うことにする。
とは言うものの、ちょっと進めば眼下に林道を望んだ。
傾斜はちょっときついが、降りようと思えばいつでも林道に降りれる。
【タマゴタケ】
途上でこいつを発見。
初めて見た。
途上の起伏は緩かった。
この作業道のゴールも見えた。
この間、特に難しいところはない。
↓
14:11林道合流
取付きにはテープあり。
他、目印として”防火林”の看板あり。
残るは林道歩きのみ。
結局、一日曇りか…。
と思っていたら、雨が降り出した。
寄大橋。
結局、人には会わなかった。
↓
14:34寄大橋
無事、帰還。
時計の気温計で20℃。
今回は、丹沢の魅力を再発見する山行となりました。
天気イマイチでも、この充実感がそれを証明している。
プチ沢登りは大満足だった。
実は、N島氏が丹沢に居る。
今回のコースを誘ったが、大倉尾根を歩きたいとのことで、今朝、大倉の登山口まで車で送った。
N島氏は、塔ノ岳をピストンする予定だ。
私の方がコースタイム的に早いかと思い、帰りのピックアップは約束しなかったが、タイミングが合えばピックアップして帰ろうと考えていた。
しかし…。
下山後にN島氏に連絡入れたら既に下山していた。
本来は、こんなに時間がかかるルートではありません。
本日は寄道せず帰宅。