日本百名山「奥白根山(日光白根山)」(北尾根より五色沼周回)

山行記録

◎2011.10.12(Wed) 天気:晴れ 気温:7.3℃~9.8℃

◎コース:07:51菅沼登山口駐車場-09:20弥陀ヶ池-10:42奥白根山山頂-11:49避難小屋-12:18五色沼-12:58弥陀ヶ池-14:17菅沼登山口駐車場(行動時間:6時間26分)

◎標高差:848m

合計距離: 10562 m
最高点の標高: 2579 m
最低点の標高: 1694 m
累積標高(上り): 1229 m
累積標高(下り): -1160 m

今回の目標は、日本百名山「奥白根山」。
この山は私の登山ブランク前に登ったことがあります。
奇観が楽しめ、中禅寺湖が一望でき、私のお気に入りの山の一つなのですが今回改めて登り直すことに。

事前の下調べによると今月頭に降雪があった様子。
昨夜も現地周辺は雨が降っていた様子ですが、どうなることか?

今回同行はN氏。
上記の訳で、N氏には山行前日に”モンベル「チェーンスパイク」”を購入していただき準備万端!!。

現地菅沼登山口駐車場到着は07:38。
菅沼登山口駐車場

時計の気温計で7.7℃。
ぼちぼち準備して出発。

07:51菅沼登山口駐車場

DSCF1936.jpg

前日の栃木北部の天気予報は”雨”。
前々日の戦場ヶ原の最低気温は6℃。
”これは間違いなく山頂周辺は雪になっているだろう”と予感しつつの山行です。
現地に到着してみると地べたがまったく湿っていない。

念の入った事前の準備をよそに、平穏にスタートすることができました。
DSCF1937.jpg

まずは黙々と樹林帯の中を突き進みます。
DSCF1939.jpg

弥陀ヶ池への途上にて
DSCF1944.jpg

09:20弥陀ヶ池

弥陀ヶ池

長い登りを抜け、道が平坦になるとスグ先が弥陀ヶ池。

で、到着すると見えるのが、
奥白根山*日光白根山

ドーン!!と日光白根山。

ただし雲に巻かれてなかなかその全貌を現してくれない。
本日の天気予報は”晴れ時々曇り”。
前日が雨予報であったこともあり、まだ時間が早いせいか?イマイチ天気が不安定。
休憩もそこそこに更に前進。
前進すると森林限界を超え吹きっ晒しになるのと、かつ、北風が強くて寒い!!

振り返って弥陀ヶ池。
弥陀ヶ池

前進すると待ち受けているのは更なる急傾斜。
DSCF1969.jpg

八ヶ岳の赤岳直下に勝るとも劣らない岩場っぷり。
三点支持で慎重に通過。

山頂付近はズッと雲に巻かれていたので”霧氷”出現。
DSCF1971.jpg

10:42奥白根山山頂

DSCF1974.jpg

時計の気温計で7.3℃。

なかなか・・・。
平日故と油断しておりましたが、山頂周辺はなかなかの混雑っぷり。
後から後からドンドン登ってくる。
*私達もその一人ではありますが・・・。

山頂に長居もできず、即退散。

しかし・・・。
辺りを見渡すと絶景が待ち受けていました。

ドーン!!と男体山&中禅寺湖。
男体山

更にドーン!!と男体山&女峰山&五色沼。
DSCF1979.jpg

五色沼。
五色沼

ま、この山の眺望写真のお約束の数々です。

まだ、余力のある私達は休憩もそこそこに下山開始。
その下山路の出だしは富士山を連想させるザレの連続。
後、樹林帯。

11:49避難小屋

DSCF1990.jpg

避難小屋内部
DSCF1991.jpg

フトンまであり設備充実。

ここまで下ってきたらガスは全て吹っ飛びカラッ晴れへと変貌する。
”山頂でこの青空を仰ぎたかった・・・”。
まさか?山頂へ登り返すわけにも行かず、下山へと行動を開始しており次の楽しみは”温泉”。
コースを消化すべく五色沼へと前進開始。

12:18五色沼

五色沼

本コース上の見所”五色沼”。

デカ過ぎてふともからだと上手く撮影できない。
五色沼

しかし、写真では伝わらない(私の撮影技術では伝えられない)エメラルドブルー!!。
仕方ないので、私と同じ感動を味わいたい人は晴れの日に、この山を訪れてみてください・・・。

ここから”弥陀ヶ池”へと向うには100mほど登り返しがあり少々カッタルイ。

その道へ向うと陽が照っていることもあり、朝は気付かなかったのですが、紅葉のコントラストがなかなか素晴らしい状態になっていました。
DSCF2001.jpg

12:58弥陀ヶ池

弥陀ヶ池

やっぱり”晴れ”ってイイですね~。
行きがけに見た”弥陀ヶ池”とは別物になっています。

なんの変哲もない登山道もこの変貌っぷり!!
DSCF2013.jpg

14:17菅沼登山口駐車場

DSCF2014.jpg

無事、帰還。
時計の気温計で9.8℃。

今回歩いたこのコース。
登山ブランク前にも同コースで歩いており、当時と変わらず色褪せない絶景・奇観を目にすることができ懐かしい思いで歩いていました。
標高差は累積で1000mほど。
行動距離は10Km弱。
この条件でこれだけの絶景を目にすることができる山はなかなか無い。
この山は私的にはおススメですね~。

本日は、奥日光湯元温泉「奥日光高原ホテル」にて入湯し帰宅。

日本百名山「奥白根山(日光白根山)」(北尾根より五色沼周回)」 に4件のコメント


  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    下山したら晴れてきたって事、よくありますよね~
    それにしても変化に富んだコースで面白そう
    眺望もよさそうだし、百名山にふさわしいですね!


  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    とってもキレイですね~~。
    そちら、紅葉は着実に進んでるようですね。
    待ち遠しいなぁ


  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ラッセルマシーンさん >
    そうなんですよ~。
    特に私の場合、遅めの出発になるケースが多いので天候が中途半端なケースが多いんですよね~。
    早く家を出ればよいのですが、何分マイペースなものでこんなもんです。
    奥白根山の歴史を私は知りませんが、比較的新しめの火山なのか?今回は立寄りませんでしたが噴火跡を見学できるコースもありますヨ。


  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    山行蔵さん >
    イヤ~。
    日光中禅寺湖周辺は、山より標高が低いにも係らず紅葉満開っていう感じでした。
    帰りは平日なのに、駐車場満杯、いろは坂は渋滞でした。
    関東方面では公立小中学校の修学旅行先として日光は定番。
    帰りに浸かった温泉宿もそんな方々の宿泊で賑わっていました。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください