日本百名山「八ヶ岳」(赤岳山荘より阿弥陀岳経由赤岳・地蔵尾根周回)

山行記録

◎2011.8.24(Wed) 天気:晴れ後曇り 気温:15.8℃~19.3℃

◎コース:08:19赤岳山荘有料駐車場-10:10行者小屋-11:19中岳のコル-11:58阿弥陀岳山頂-12:33中岳のコル-13:19文三郎尾根分岐-13:54赤岳山頂-14:52地蔵の頭-15:41行者小屋-17:47赤岳山荘有料駐車場(行動時間:9時間28分)

◎標高差:1179.2m

ついこの間まで梅雨空に悩まされ、ようやく解放されたと思ったら早や、秋雨前線南下中。
このところ天気が良くありませんが、私の定休である水曜日は、晴雨のタイミングが良く”晴れモード”。
その晴れモードのタイミングを上手く掴み、富士登山の最終調整ということで今週も山へ来てしまいました。

訪れた山は「八ヶ岳」。
以前にも何度か訪れたことがあります。
その際の目標は、なんといっても最高峰の「赤岳」。
並びに、横岳、阿弥陀岳とありますが、両山、手をつけたことが無い。
私的には横岳は魅力的なのですがハードルが高そう。
阿弥陀岳については赤岳からの登り返しの標高差も大したことはなく、”赤岳に登ったついでに行けばイイや”と今まで消極的。

今回は単独ということもあり、赤岳の”ついで”に阿弥陀岳に登ってみることにしました。

と、いうことで、現地”赤岳山荘有料駐車場”到着は08:00。
赤岳山荘有料駐車場

時計の気温計で19.3℃。
・・・さ、寒い。
ぼちぼち準備して出発。

08:19赤岳山荘有料駐車場

DSCF1479.jpg

横浜の自宅から赤岳山荘に到着し、料金1000円を支払うべく車を降りると、寒い。
駐車場の係のおじさんと世間話しをし、「だいぶ寒くなりましたね」と問いかけると、今朝の気温は16℃だったとのこと。
このことろ天気が良くなく、「今日はマズマズの天気だが明日からまた崩れる」とボヤいておられました。
山には早や、秋が訪れている様子です。

今回の目的は、阿弥陀岳、赤岳。
これから行者小屋へ向かいます。
その道は距離はありますが、傾斜は緩めで”南沢”を軸に右へ左へ渡渉を繰り返し、気分よく樹林帯を進みます。

点景①
DSCF1486.jpg

点景②
DSCF1499.jpg

ズーッと道を進み、赤岳を正面に見据えることができる場所までくるとすぐ先が行者小屋です。
赤岳

10:10行者小屋

行者小屋

本日の長野の天気予報は”晴れ時々曇り”。
正午前後は晴れ間が見えるとコメントが付いておりました。
八ヶ岳もいままで天気はイマイチでしたが、ここいら辺りから晴れ間が見え出す。

今回のコースは行者小屋までは傾斜も緩く、道幅は広く、楽しいハイキング状態ですが、ここから先はどの山へ向かっても急傾斜となります。
行者小屋で小休止後、阿弥陀岳へ向けて出発。

左に進むと文三郎尾根。右に進むと中岳のコルへ向かいます。
DSCF1506.jpg

今回は右。

中岳沢
中岳沢

で、前進してみたものの、どうも道が気に食わない。
涸沢で踏み跡は見当たるものの薄い。
地図を確認すると、写真右手の尾根を進むのがルートの様子。
どこで見落としたか?ルートを外れていました。
已む無く、右手の土手に取付き、藪を突き進む。

で、ようやくルートに乗る
DSCF1508.jpg

やはり、間違えていました。
反省。

で、ドーンと赤岳(中岳のコルへの途上にて)
赤岳

更にドーンと横岳、硫黄岳(中岳のコルへの途上にて)
横岳、硫黄岳

このルート。
下部は樹林帯ですが、中腹あたりから眺望が開け、正にパノラマコースへと変貌します。
天気もカラッ晴れへと変貌し、サイコー!!
盛り上がって、ドンドン進みます。

中岳のコル直下
DSCF1512.jpg

この様にザレきっています。
上部に巻く道があるのでそちらを通過。

11:19中岳のコル

中岳のコル

で、阿弥陀岳を直下より拝むと・・・。
阿弥陀岳

圧倒させられる急傾斜。

実際、この斜面に取付くと、下部はクサリが付いていますが、中腹辺りよりそれもなくなります。
阿弥陀岳

登りは三点確保で進むにしても、下りについては中途半端な傾斜角で、歩行でクリアしようか?三点確保で慎重に下ろうか?悩まされます。
岩も場所によっては浮いておりグラつくので、確認しながら進むことになります。

で、だいぶ進み、山頂が見えてきた!!
阿弥陀岳

で、山頂!!

11:58阿弥陀岳山頂

阿弥陀岳山頂

で、富士山み~っけ。
阿弥陀岳眺望

を?槍穂もみ~っけ。
阿弥陀岳眺望

この前登った天狗岳もバッチリ!!
天狗、硫黄

南アルプス方面はあいにく雲の中
阿弥陀岳眺望

久々に雲上の人となることができました。
反面、四方より雲が湧きあがりつつあり、この天候もいつまで続くか?わからない。
まだ、赤岳もあるので一服入れた後、前進。

この斜面を下ってきました。
DSCF1540.jpg

12:33中岳のコル

中岳のコル

これから中岳へ向かいます。
中岳

で、中岳山頂
中岳山頂

だいぶガスが濃くなってきました。

振り返って阿弥陀岳
阿弥陀岳

これからこれを登ります。
赤岳

13:19文三郎尾根分岐

文三郎尾根分岐

この斜面。

下部はザレていますが、上部は岩。
赤岳

ただし、阿弥陀岳とは違いクサリがしっかりしているので不安は少ないです。

13:54赤岳山頂

赤岳山頂

時計の気温計で18.9℃。
山頂には到着しましたが、このとおりガスの中。

眺望もなにもなく、視界はギリギリ赤岳山頂山荘が見える位。
赤岳眺望

長居をしても仕方ないので、ぼちぼち前進。
”え~っと、次に行くのはこっちだな”。
県界尾根との標識が見える。
”八ヶ岳は長野、山梨の県境だったな~”。
と、県界尾根へ吸い込まれる。

県界尾根
県界尾根

”ん?県界尾根?”。
県界尾根下ってどーすんの?

地蔵尾根いかなきゃダメじゃん。
DSCF1566.jpg

ガスがもやっていた影響か?久々の単独行で気が緩んでいたのか?はたまたあまりの疲労の影響か?なんの疑いもなく県界尾根を下っていました。
下り出して15分。
”以前に来た時にこんな道あったかな~”と、頭に浮かび、ガスの中から”チリーン、チリーン”と鈴の音がして気が付きました。
”危ない、あぶない”。
この位の場所で気が付き助かりました。
スタミナの残量がキビシクなってきた体にムチ打ち、県界尾根を登り返す。

で、戻ってきた。
DSCF1567.jpg

赤岳展望荘
赤岳展望荘

14:52地蔵の頭

地蔵の頭

ここまで来ると、更にガスが濃くなり休憩していると肌寒い。
時計の気温計を確認すると15.8℃。

まだまだ急傾斜続きます(地蔵尾根)。
地蔵尾根

15:41行者小屋

行者小屋にて。
DSCF1579.jpg

このガスの中に居た。
行者小屋に着いてようやく人心地がつきました。
この先は、ゆるい坂をノンビリ下る。

17:47赤岳山荘有料駐車場

赤岳山荘有料駐車場

無事、帰還。
時計の気温計で、18.3℃。

しかし、今回の山行のルートミスには考えさせられるものがありました。
1度ならず2度までも・・・。
こんなことは初めてです。
昨年末に購入した”ガーミン「オレゴン450TC」”を山の友にして以降、頼りっぱなしだったので気が抜けたのかもしれません。

反面、この機械のおかげで早期にミスに気づきルート修正が容易だったのも事実なのですが・・・。
やはり、基本の地図に戻り、困ったら機械の出番という風に用法を替えてみようと思います。

しかし、山行自体は秋雨の中、合間を縫っての晴れ模様は大当たりで大満足。
お蔭で今回も絶景を堪能することができました。

また、”ついで”に阿弥陀岳どころか、今回は阿弥陀岳様サマとなりました。
なかなか岩場も登りごたえがあり、山頂からの眺望も絶景で私の阿弥陀岳感は180°方向転換し、お気に入りの山の一つとすることができました。

来週は富士登山。
夜中の行動となるので今回みたいなことがないよう、気を引き締めて挑みたいと思います。
本日は寄道せず帰宅。

日本百名山「八ヶ岳」(赤岳山荘より阿弥陀岳経由赤岳・地蔵尾根周回)」 に2件のコメント


  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして!
    快晴の八ヶ岳!うらやましいです~
    私も最近ガーミンのダコタを買いましたが
    全く使いこなせておらず、普通の地図ばっかり見てます(笑)
    でも、どっちに行けばいいか解らない時には
    GPSって頼りになりますよね。
    富士登山も晴れるといいですね!
    頑張ってください~


  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ラッセルマシーンさん>
    初めまして。
    コメントいただきありがとうございました。
    いや~。
    今回はお恥ずかしい記録なのですがGPSトラックデータを掲載しており、見る人が見ればルートミスしていることがバレバレなので正直に告白しました。
    富士登山は来週火~水曜に予定しておりますが、台風12号接近中ということで微妙な状況です。

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