日本百名山「大菩薩嶺」(裂石より大菩薩峠経由唐松尾根周回)

山行記録

◎2014.1.22(Wed) 天気:晴れ 気温:-5~4℃

◎コース:07:30裂石-09:09上日川峠-10:56大菩薩峠11:43-13:16大菩薩嶺山頂-14:11上日川峠-15:45裂石(行動時間:8時間15分)

◎標高差:約1020m

今回はN坂氏と私の二人で山行計画を立てる。

向う山は大菩薩嶺。

この山は大菩薩峠から望む景色が素晴らしい。
にも係らず、その知識が無かった私は以前、大菩薩峠を経由せずにこの山を登ってしまった。
そんなこの山の美味しい部分を味わうべく、今回この山を再訪しようとしている次第です。

裂石へ向かうべく勝沼I.C.を降りると景色はこの通り…。
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”駐車場まで辿り着けるのか…?”と心中、不安な心を抱えつつ、現地、裂石車止めゲート脇駐車場到着は07:08。
裂石ゲート脇駐車場

時計の気温計で-4℃。

ぼちぼち準備して出発。

07:30裂石

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昨夜、予報に無い降雨があった。
”降雨”があったのは私の自宅がある横浜でのことである。
家を出た時は”この辺りだけ降ったんだろう”と思っていた。

しかし、違った。
山へ向かうべく、車が走れど走れどアスファルトは濡れていた。
富士五湖道路ではチェーン規制が敷かれていた。
年初、スタッドレスタイヤに履き替えていたので、事なきを得た。

”雪だ!”

当初、私は喜んでいた。
しかし、降り過ぎでしょ…。

ちなみに、現在の積雪量はこの位。
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靴が埋まる程度です。
サラッサラの正にパウダー。
まったく湿気を感じず、軽い雪なのが救いだ。

さて!

山頂へ向けて出発!
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本日予定のルートは、まずは裂石より大菩薩峠へ向かう。
大菩薩峠より山頂を踏み、丸川峠を経由して下山。
そんなルートを予定しています。

まだ陽が低いこともあり、暫し、樹林に覆われた暗い道を進む。
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点景。
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だいぶ標高を稼ぎ、上日川峠が近づいたか?ようやく明かりを望む。
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一度車道に出る。
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この後は山腹をトラバース気味に上日川峠へ向かうことになる。
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09:09上日川峠

上日川峠

時計の気温計で-5℃。

ここで長めの休憩をとった後、大菩薩峠へ向かう。
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点景。
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向かうとすぐ、福ちゃん荘に着く。
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ここはスルーし大菩薩峠へ向かう。
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点景。
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ところで。
駐車場の積雪量から考えて、ちょっと標高を稼げばえらいラッセルが待ち受けているだろうと推察していましたが、ここまでの積雪量は駐車場辺りと大して変わらなかった。

しかし、大菩薩峠ももう目の前となるとようやく、降雪があった本領を発揮しだす。
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画像はラッセルに狂喜するN坂氏。

10:56大菩薩峠11:43

大菩薩峠

上日川峠以降、どうも股関節が痛い。
雪道を歩くのに、いつもより余計に足を上げなければならなかった影響が股に出たのかもしれない。
同行のN坂氏より、終始、遅れ気味だった。

その遅れ気味だった影響はコースタイムに出た。
上日川峠で長めの休憩をとったこともあるが、大菩薩峠に至るのにコースタイムで1時間のところ、2時間弱かかってしまった。
ここより山頂までのコースタイムは約1時間。

トレースも無いこの積雪量の中、1時間で山頂に着く自信は到底無い。
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そんなことで、ここで飯を食うことにする。

しかし、ここは実に景色が良い!
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上の画像は南アルプス方面。

これは、秩父、奥多摩方面。
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今日は予定より遅れているが、休憩が長くなる。

飯を食っているとワンパーティー登ってきた。
この雪の中、半袖Tシャツで登ってきた強者で若者だ。
時計の気温計を確認すると、晴れてはいるが、相変わらず-5℃。
行動を停止し、血液が冷えた私の指先は冷えて痛い位なのに…。
その若者が先行し、道を切り開いてくれた。

さて。

ぼちぼち山頂へ向けて出発。
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強靭な若者が道を切り開いてくれたものの、雪が多いことに変わりない。
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前掲画像の如く、傾斜が緩いところでも四苦八苦しつつ進むことになる。

ようやく”親不知ノ頭”を登り詰め、大菩薩峠を振り返る。
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また、今まで親不知ノ頭の影に隠れていたこの山の山頂をようやく望む。
日本百名山「大菩薩嶺」

これは”賽ノ河原”と呼ばれる避難小屋があるエリア。
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この避難小屋で、私から見れば羨ましいほどの体躯を持ったあの若者が休憩していた。

結果、再びノートレースとなり、我らが…、いや、N坂氏が道を切り開く!
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神部岩着。
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ここで若者が追い付いてきた。
私の股関節痛は極度に達し、歩みは遅い。
ここより先は若者に先行していただく。

13:16大菩薩嶺山頂

大菩薩嶺山頂

時計の気温計で-5℃。

ようやっと山頂に着いた。
登りに6時間近く費やしてしまった…。

さて、予定ルートの丸川峠方面へ向かう道を見てみる。
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トレースは無い。
時刻は既に13時を回っている。
平日ということもあり、この時刻でトレースが無い、ということは、丸川峠からは今日は誰も登ってこないであろう。

ラッセルが怖いこともあり、既にタイムオーバーであることもあり、当初の計画を放棄し近道で、既にトレースが付いている唐松尾根を経由して下山することにする。

タバコ2本喫した後、下山開始。
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雷岩。
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点景。
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下山に取り掛かると、どうも雪が重い。
朝はサラッサラのパウダースノーで、チェーンスパイクにダンゴの欠片すら張り付かなかったが、この時刻になると陽に炙られた雪は融けだし、ダンゴが張り付き歩きづらい。

反面、降りということで足を大きくあげる必要が無くなり、股関節の痛みからは解放される。

点景。
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チェーンスパイクで踏んだ雪は、金具に張り付く。
張り付いた雪は歩行により圧縮され、氷のように固くなる。
そんな氷のようになった雪は、金具の要所要所で玉となって容易なことでは剥がれなくなる。
更に雪を踏めば、その氷の玉が起点となり、玉に雪が張り付き、また圧縮される…。
これの繰り返しで所謂”ダンゴ”ができる。
理屈は雪だるまと同じだ。
このダンゴは、最終的にゲタ位の高さまで成長する。

そんな”ダンゴ”を途中で剥がしつつ降る。
しかし、今日のダンゴはしつこい。
10mも歩かないうちに、ダンゴは元の高さまで成長する。

14:11上日川峠

上日川峠

ここまで降ると暑い。
時計の気温計を確認すると1℃。
レイヤリングを調整した後、更に降る。

雪は儚い…。

登りでは”こんなに雪が降ったのか…”と思わされたものの、今はこのようになっている。
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林道に出るときれいに除雪され、アスファルトが剥き出しになっていた。

15:45裂石

裂石

無事、帰還。
時計の気温計で4℃。

登りでは6時間近くかかったが、下山は2時間半で帰ってこれた。
計画では”14:00には下山できるかな!”なんて考えていましたが…。
これも気まぐれな降雪のご愛嬌ということで。

本日は寄り道せず帰宅。

日本百名山「大菩薩嶺」(裂石より大菩薩峠経由唐松尾根周回)」 に3件のコメント


  1. いつも楽しく見させて頂いております
    道具や山行など大変大変参考になります
    本日も貴兄のブログを拝見し
    モンベルチェースパイクを購入
    鍋割山に行き大活躍でした^_^
    お礼を兼ねメールしました。
    ありがとうございます
    また今後のご活躍を楽しみにしております


    • 矢野岳雄さん>
      初めまして!
      嬉しいコメントありがとうございます。

      ハッカーと思われる攻撃により、ブログがクラッシュしてしまい、現在、新装開店工事中です。
      新しい記事はもう少々お待ちくださ~い!


      • コメント返信ありがとうございます^_^
        ブログ大変なんですね…
        それではまた
        UP楽しみにしておりますo(^▽^)o

        山行お気をつけてお願いします
        _| ̄|○

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