日本百名山「大菩薩嶺」(裂石より丸川峠経由唐松尾根周回)

山行記録

◎2011.1.26(Wed) 天気:晴れ後曇り 気温:-4.2℃~-0.5℃

◎コース:07:55通行止ゲート駐車場-09:46丸川峠-11:41大菩薩嶺頂上-11:52雷岩-12:58福ちゃん荘-14:03上日川峠-15:02大菩薩峠登山口入口-15:17通行止ゲート駐車場(行動時間:7時間22分)

◎標高差:1043m

合計距離: 12210 m
最高点の標高: 2065 m
最低点の標高: 1014 m
累積標高(上り): 1208 m
累積標高(下り): -1195 m

本ブログは、”中年の百名山制覇!!”と銘打ってますが、私の体力・技術・装備で登れる冬の百名山もだいぶ限られてきました。
今回は、前回登った雲取山より望んだ大菩薩嶺へ。
同行は、K達氏。

通行止ゲート脇にある駐車場手前で1カ所路面凍結がありましたが、そこも車の勢いをつけて難なく通過。
私達の行動範囲内で考えれば「大菩薩嶺」は近場のこともあり、駐車場到着は私達にしてみれば早めの07:29。

駐車場先着様は2台のみ。
通行止ゲート駐車場

時計の気温計で、-3.3℃。
ぼちぼち準備して出発。

07:55 通行止ゲート駐車場

通行止ゲート駐車場(出発)

09:46 丸川峠

丸川峠

ここまでは、ひたすら”登り、登り、登り”です。
しかし、登山道にはほとんど雪もついておらず、登山道も明瞭で整備されています。

丸川荘注意書き
丸川荘注意書き

丸川荘は無人でした。
トイレは有料で一回50円。
ここで、一休み。時計の気温計で-3.1℃。

丸川荘より眺望(ちょっと見ずらいですが、正面中央は富士山です)。
丸川荘より眺望

丸川荘裏手より、大菩薩嶺頂上へと向います。
ゆるい斜面ですが結構雪がついており、ここでモンベル「チェーンスパイク」を装着。

頂上までの間、積雪は全般こんな感じです。
積雪状況

11:41 大菩薩嶺頂上

大菩薩嶺頂上

ようやく頂上へ辿り着きましたが、登山道沿いはほとんど樹林帯の中で眺望は期待できません。
下調べで、そのようにあったのであまり期待もしてませんでしたが、正にそのまんまです。
下山は、眺望が期待できそうな大菩薩峠経由を予定してましたが、先週、風邪をひき、まだ完治していなかったせいか?ここまで登るのにイッパイイッパイの状態になってしまい、唐松尾根経由の最短距離で下山することにします。

時計の気温計で、-4.2℃。

11:52 雷岩

雷岩

ここで初めて”踏み跡”を発見。
丸川峠経由の道を歩く登山者はあまりいない様子です。
そういえば、駐車場に先着2台車がありましたが、その方々の踏み跡か?真新しい踏み跡を見かける。

また、ようやく視界が広がります。

眺望写真(大菩薩湖)
大菩薩湖

唐松尾根は、上部はそこそこ雪が付いておりますが、さほどではなく、「チェーンスパイク」をはずそうかと思うと、凍結部分が現れるという繰り返しでした。
登りで使うなら、アイゼン無しでもなんとかなるかな?という位です。

12:58 福ちゃん荘

福ちゃん荘

ここで昼食にすることにする。
空は曇りだしましたが、気温は上がり、時計の気温計で-0.5℃。

福ちゃん荘は無人ですが、トイレは生きています。

13:40 福ちゃん荘出発
福ちゃん荘出発

14:03 上日川峠

上日川峠

ロッジ長兵衛
ロッジ長兵衛

ご存知と思いますが、通行止めです。
通行止め

この看板手前左手より、裂石へと下る登山道があります。
下り始めこそ多少凍結部分がありますが、少し行くとほとんど凍結部分はなくなります。
そこでようやく「チェーンスパイク」をはずす。

下山途中にて。山梨の森林百選(大菩薩のブナ林)とのこと。
大菩薩のブナ林

下山途中に「大菩薩嶺」をスッキリ撮れる処がどこなないか狙いながら下ってましたが、最高でこんな感じでした。
下山途中にて

危険な展望台
IMGP03081.jpg

15:02 大菩薩峠登山道入口

大菩薩峠登山道入口

芦倉沢
芦倉沢

15:17 通行止ゲート駐車場

通行止ゲート駐車場(到着)

無事、帰還。
駐車場に先着されていた2台の車も既にお帰りの様子です。
結局、下山時もほとんど樹林帯の中を歩いており、人っ子一人逢いませんでした。

ところで、今回歩いたこのコース。
いかに”大菩薩峠”が重要か思い知らされました。
結果、ほとんど山の中を彷徨い歩くような状況になってしまいました。
残念。
リベンジの機会があれば、”大菩薩峠”経由間違いなしです。

帰りは”大菩薩の湯”に入って帰ろうと決めていたので、冷えた体を温めようと早々に駐車場を後にしました。
なお、”大菩薩の湯”最高でした。
湯船に浸かるとスグに皮膚が滑っとし温泉の効能を肌で実感することができます。

詳細は、次回更新時にご報告しようと思います。
↓ 大菩薩の湯情報はこちら
「大菩薩の湯」体験記

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