木曽駒・空木岳「ホテル千畳敷」体験記

宿泊データ

  • 所在地:長野県駒ヶ根市赤穂1番地(地図表示
  • 営業期間:通年(ロープウェイ運休の場合、休館)
  • 宿泊料金:時期・部屋タイプにより異なる(参考:2012.8.20宿泊の場合、一般室大人16,800円)
  • チェックイン/アウト:14:00/09:00
  • 標高:2612m

*上記データは2012.8.20現在のものです。

先日登った日本百名山「木曽駒ヶ岳」の際、前泊したのが「ホテル千畳敷」です

”ホテルとしては日本一高い場所に建つ”とのことで、以前より目星をつけておりましたが全16室なのですぐ、予約が埋まってしまう。
私の宿泊希望日もその例にもれず予約カレンダーでは既に”×”マークが付いている。
已む無くキャンセル待ちを入れ、ようやく予約できた宿泊日は夏の連休明けとなってしまった次第です。

ホテルロビー?
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ホテル千畳敷は、駒ヶ岳ロープウェイ「千畳敷駅」の駅舎と併設されている。
正確には併設というより、同建物内。
入口は前掲画像のようになっており、画像奥に見える食堂右手前に受付カウンターが設けられている。

チェックインの手続きを経て、鍵とこのカードを渡される。
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これらを持ち、ホテルの方に部屋へと誘われる。

私が宿泊したのは211号室。
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部屋の広さは6畳一間。
部屋内の設備は洗面化粧台が有るのみでトイレは共同(ウォッシュレット)となっています。
画像の如く、フトンが用意されている。
よく、温泉旅館等では夕食から帰ってくると部屋にフトンが敷き詰められている、というのがパターンですが、ここではそのようなサービスはない。

フトンは自ら敷き、畳む。

まあ、山中なのでその方が雰囲気的に合ってはいる。

全客室は大雑把に言えば、西向き又は東向きの二面になっている。
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西向きは”南アルプスビュー”、東向きは”千畳敷カールビュー”で、211号室は西向きの南アルプスビュー。

部屋より眺望(アンドロイドアプリ「山カメラ」にて撮影)。
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南アルプス全山頂が雲被っており、今は眺望イマイチ。
紅葉時期はやはり、千畳敷カールビューの方がいいでしょうかね~?
こちら側も山頂は雲が被っており、登山にはイマイチ。

チェックインを済ませたものの山に登れず、手持ち無沙汰となる。

已む無く、外へ出てテラスでビールを飲んでみる。
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”ビールセット”を注文。

セット内容は生中1杯にソーセージ3本とフライドポテトが付き900円。
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16:00より風呂に入れるのでさっそく入浴し、部屋へ戻って缶ビールを飲んでいると夕食時間である18:00はすぐやってくる。
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食事を済まして部屋へ戻り、暫し、テレビを見つつボーっとしておりましたが、翌朝、日の出狙いで登頂予定なので、21:00には就寝。

翌朝、02:30起床。
窓を開け、空を眺めると星が満開!!
なんとかカメラに画像を収めようとしましたが、シャッター時間の調節方法が解らず断念…。
息子と共に山頂へと向かう。
が、千畳敷カールを乗り越え、主稜線に乗ると風が強い。
時計の気温計を確認すると11.2℃と低く、息子連れには無理があると判断。
日の出は諦め、下山することにする。

ホテルへ戻ると息子は即就寝。
私はといいますと…。

ホテルに戻ったのは04:45頃。
本日の日の出時間は5時過ぎと確認していた私は日の出を諦めず、粘る。

その粘りの報いはすぐ訪れました(211号室より)。
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昨日は南アルプス全山頂に雲が被っておりましたが、その雲は現在、下界へと降りている。
南アルプスの山並みが朝焼けに映える!!
この瞬間は”南アルプスビューで良かった~”と思わずにいられない。

しかし、もうすぐ日の出を迎えますが、日の位置関係で部屋からだと”日”が望め無さそう。
外にはバラバラ、宿泊客が日の出を望まん、と佇んでいる。

”私も…”と思い、一人外へ出て撮影した写真がこれです。
IMG_1004.jpg

ギリッギリ、”陽”を望む。

なお、この辺りの部屋なら部屋より日の出を望めそうな雰囲気でした。
270-3.png

*肝心の駒ヶ岳山行記録はコチラ:千畳敷駅より木曽駒ヶ岳、宝剣岳周回

*長野県の温泉宿宿泊予約はコチラ

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