日本三百名山「七ヶ岳」(平滑沢コースよりプチ縦走途中敗退)

山行記録

◎2014.5.14(Wed) 天気:晴れ後曇り 気温:21℃~28℃

◎コース:08:39平滑沢登山口-09:03平滑沢取付-11:35七ヶ岳山頂-13:15七ヶ岳山頂-15:04平滑沢取付-15:27平滑沢登山口(行動時間:6時間48分)

◎標高差:約680m

今回は、”もう、雪も消えたか?”と思いつつ、七ヶ岳を登ることにする。
この山を下調べしていると、山名の如く七つのピークを連ねるプチ縦走路があり、その縦走路は熊笹に覆われ、視界を遮らず、眺望がよい。
そんなことでこの山に興味を持ち、車を走らせている次第です。

途中、若干道み迷いつつ、現地平滑沢登山口駐車場に到着したのは、08:22。
平滑沢登山口駐車場

時計の気温計で22℃。

ぼちぼち準備して出発。

08:39平滑沢登山口

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さて。
少々、遅い時間になってしまいましたが、山頂へ向けて出発。

本日予定のルートは、ここより平滑沢伝いに山頂登頂。
後、七つのピークを従えるプチ縦走路を走破。
縦走路の終点では、七ヶ岳林道方面へ下山し、林道経由で駐車場に戻る。
そんなルートを予定しています。

暫し、樹林の合間を進む。
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すぐに沢沿いに出る。
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途上、早、残雪を見受ける。
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登山口への道すがら、周りの峰々を望みつつ車を走らせていた。
その山腹には雪がまだらになり、模様をつけていた。
”多少の雪はあるだろう…”とは思っていたが、こんな下からある。
本日の前途が予想される…。

後、数本の渡渉有り。
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09:03平滑沢取付

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ここで沢が二岐に分かれる。
前掲画像は、二岐に分かれた先、平滑沢方面を撮影したもの。
画像の如く、変な方を向いて道標が掲げられている。

これを見て、私も右手斜面(左岸)に取り付く。
が、取付いた先はトレースが途切れている…。

平滑沢沿いに山頂へ詰めてい行くことは知ってはいた。
しかし、平滑沢をダイレクトに遡行することまでは知らなかった。
ふつー、沢の脇とかに道があるのかと…。
それで、右手斜面にトレースがあったこともあり、なんの不自然さも感じずに取付いた次第です。

暫し、ウロチョロした結果、平滑沢をダイレクトに遡行するのが正解と気付き、沢に入る。
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両岸、画像の傾斜位あり、沢に沿って道など付けられない。

時折、沢水に足を浸けつつ、遡行を開始する。
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平滑沢、という”平”と”滑”。

まったく字の如くの沢で、段差は少なく、岩はほとんど転がっていない。
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意外に?快適に進める。
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”これ、夏だったサイコーだな~!”等と、気分爽快に進んでいると、その私の気持ちを裏切るような光景が目に入る。
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雪渓。
プラス、ペラッペラのスノーブリッジになっている…。

雪渓左岸側に乗る。
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画像の如く、スッカスカです。

間髪入れずに、雪渓第二弾。
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第三弾。
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第四弾。
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第四弾通過時に、スノーブリッジを踏み抜いた…。
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第五弾。
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平滑沢もだいぶ詰め、両岸の傾斜が緩くなってきた。
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また、空が広くなり、本日の目標である、七ヶ岳山頂を望む。

雪渓を振り返る。
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画像では傾斜感が伝わりにくいが、沢もだいぶ詰めており、当然ながらそれなりに傾斜はある。
また、スノーブリッジにウッカリ乗らないよう、両岸きわの雪渓上を巻きつつ進む。
こんな長大な滑り台で滑ろうものなら、堪らない。
落ち往く先は、スノーブリッジの蟻地獄になる。
そんなハメにならないよう、キックステップで雪面を2、3回蹴りこみ、丁寧にステップを刻みつつ登ってきた。
この作業で時間を食った。
体力も消耗した。

第六弾。
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第五弾で”これで雪渓もお終いか…”と思っていた矢先、トドメの雪渓が現れる。

これがまた…長い。
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傾斜もキツイ!

で、登り切った…。
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これより先は沢沿いを離れ、尾根に乗る…わけではない。

ただ単に、迷路のような急斜面を詰めていく。
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途中、プチ崩壊あり。
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途中、シャクナゲの藪あり。
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途中、立木の枝?幹?が登山道を塞いでいる場所あり。
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途中、岩の合間を体をよじりながら進む場所あり。
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途中、雪面トラバースあり。
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ここは、傾斜が鋭く危ない。

足を置くと、雪の下は熊笹の茎のシートでチョー滑る!
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そうとう慎重に進む。

後、岩場。
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ロープ設置個所、数か所あり。
今までの苦労に比べれば、大したことはない。

11:35七ヶ岳山頂

七ヶ岳山頂

時計の気温計で28℃!
陽射しが強くチョー暑い!

ここでチョコバーをほお張る。
チョコバーは溶けていた…。

眺望抜群!
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前掲画像は、中越方面。
未だ山は真っ白!

これは、これから進むプチ縦走路。
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二番岳と三番岳間は大きくえぐれている。
ここから見る限り、トレース上に残雪は見受けられない。

さて。

ルートを消化するべく、ぼちぼち前進再開。
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これは、山頂直下の傾斜角を収めたくて撮影したもの。
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平滑沢を過ぎ、山頂へと至る道は急傾斜続きます。
その傾斜角は、概ね画像位です。

稜線は期待どおりに気分のよい道が続く。
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たまに、こんな感じとなりますが…。
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さらに進み、二番岳を過ぎ、三番岳へと降る…。
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と…、残雪。
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”北斜面とはいえ、稜線上にも残雪があるのか…”。
この光景を見た私は、緊張の糸が切れる。

平滑沢の遡行では時間を食った。
コースタイムで2時間ほどのところを二時間半食った。
それは、雪渓歩きでキックステップを蹴りこんでいたから時間を食ったが、そうとう体力も消耗した。
ハッキリ言って、雪の上を歩くのは、もうウンザリだった。
時刻は既に12:00を回っている。

標高が低いところでも、雪のまだら模様は残っている。
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このまま縦走を続けた場合、標高が低いところでも北斜面上では残雪がある可能性がある。
この後、雪上歩行を処理するのにどの位時間がかかるか?
更に、体力が消耗した今、三番岳まで行っちゃったら後戻りできなくなる。

”無理だな…”

そんなことで、緊張の糸が切れた。

当初の計画を放棄し、逃げることにする。
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逃げ足は遅い…。
緊張の糸が切れた影響か?シャリバテか?足が重い。
登りがキツイ。
大きく息を吐きながら七ヶ岳山頂へと登り返す。

この稜線は樹林少なく、日蔭が少ない。
登り返しの途上、適当な日蔭を見つけ、昼飯を食う。

13:15七ヶ岳山頂

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やっと、登る作業が終わった…。

さっそく降る。
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再び平滑沢に差し掛かると、登りの際、苦労して刻んだステップは全て融けていた。

雪渓の雪は暑さにより更に緩んでおり、スノーブリッジを数か所踏み抜きつつ通過する。
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15:04平滑沢取付

平滑沢取付

15:27平滑沢登山口

平滑沢登山口

時計の気温計で22℃。

やっと終わった…。
標高差、約650mながら本日は完全燃焼!

この山の平滑沢ルートは夏に登りたいですね~。
平滑沢の遡行は、夏にうってつけです!
道具は余分にチェーンスパイクだけ持っていけば安全で~す!

本日は、みかえり温泉「彩花の湯」にて入湯し帰宅。

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