奥多摩「三条の湯」(鴨沢より後沢林道ピストン)

山行記録

◎2015.3.31(Tue)-4.1(Wed) 天気:晴れ 気温:9~23℃

◎コース:

  • 一日目 08:39村営登山者用駐車場-09:16お祭-10:42塩沢橋-12:20林道終点-13:07三条の湯(行動時間:4時間28分)
  • 二日目 06:41三条の湯-07:07林道終点-07:58塩沢橋-09:19お祭-09:58村営登山者用駐車場(行動時間:3時間17分)

*延べ行動時間:7時間45分

◎標高差:約520m

春休みの息子を山へ連れていくことにした。
向う山は東京都最高峰の雲取山。

今回は、”息子を山で泊まらせてみるか…”との計画で、初日は鴨沢より後沢林道経由で三条の湯泊。
翌日、雲取山山頂へ向い、七ツ石山を経て鴨沢に下山の予定だ。

天気予報は、初日は問題ないものの、二日目はイマイチ。
計画段階では、曇り。
しかし、山の天気であることもあり、ひょっとすると雨になるかもしれない。
他、三条の湯先では、丹沢ではほとんど消え去ってしまっている残雪が未だ残っているようで、これが気になっている。

さて。
今回はロングコースだ。
無理せず、ノンビリ行きますか。

ということで、”村営”駐車場の場所にまごつきつつ、なんとか駐車場に着いたのは、08:23。
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時計の気温計で15℃。
ぼちぼち準備して出発。

一日目

08:39村営登山者用駐車場

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朝、奥多摩湖畔の駐車場に車を停めようとしたら、「ここは登山者用の駐車場ではありません」と看板が出ていた。
村営駐車場に停めてくれ、とも書いてある。
”村営駐車場…?”
そんなのあったかな?

この村営駐車場を探し出すのに間誤付き、時間を食った。
右往左往した後、ようやく見つけた次第です。
前掲画像の如く新設駐車場の様子で、未だ駐車場拡幅工事中です。

ま、今日は三条の湯泊りだし!
まったく急ぐ必要がない。

しかし、えらい高い所まで車で登ってきたな…。
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GPSのログを確認してみると、麓の車道からの標高差は、約150mあった…。
この坂を降るだけで、ちょっとした登山だな。

さて、車道に降り立った。
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ここから”お祭”まで車道歩き。
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景色を愛でつつ歩けたので、然程、退屈はしなかった。
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09:16お祭

お祭

30分ほど歩き、後沢林道の入口に着いた。

ま、こういうことになっています。
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谷奥で霞がちになっているピークが飛龍山かな?
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三条の湯は、この谷を詰め切った飛龍山の中腹にある。

谷は意外に?険しい相貌だった。
両岸切り立ち、林道脇の斜面も全般、切り立っている場所が多い。
カラカラ、サラサラ、あんまり聞きたくない、色んな音がしているんですけど…。

そんな谷も、奥へ行くほどに浅くなってきた。
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ワサビ田。
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ようやく沢の流れが手に届くところにきたので、このワサビ田で休憩することにした。

ワサビ田を過ぎた辺りから、渓流は更に近づいてきた。
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途中、何人かの釣り人が視界に入った。
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流石、東京都の水源地!
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水が豊かで、心が癒される!
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10:42塩沢橋

塩沢橋

ここを右に曲がると奥後山を経て雲取山へ至る破線ルート。

我らは左折。

点景。
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点景。
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再び沢水に触れるところがないか?探しつつ歩いていた。
飯時であり、沢水に触れるところで食おうと考えていたのですが…。

なかなか無かったが、ようやく見つけた。
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12:20林道終点

林道終点

三条の湯までわずかな距離だが、ようやく”登山”が始まる。
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相変わらず、渓流は美しい。
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道はガッチリ土木工事が入っている。
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点景。
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と、渓流に目を奪われながら歩いていたが…。

”ん?”
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崩壊地か…。
現在進行形で崩れており、サラサラと土が流れ、時折、小石が落ちてくる。
沢は眼下50mほどのところを流れており、樹林の密度は薄く、ここでヘマすれば沢まで真っ逆さまだな。
さて、どうするか…。

面倒くさがってはいけない。
息子に簡単なロープワークを教えるにも丁度いいと思い、ロープを出した。
付近に支点は無いので、息子に肩絡みの確保方法を教え、息子に施した簡易ハーネスにカラビナをかける。

私が先行し、後、息子を渡らせた。
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後ほど三条の湯の小屋番の方に話しを聞いたら、この時期は土が乾燥し、このように土が流れることが多いそうだ。

崩壊地先、すぐにテント場が見えた。
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テント場脇まで至ると、三条の湯を仰いだ。
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13:07三条の湯

奥多摩「三条の湯」

時計の気温計で23℃。

さっそく受付を済ませた。
我らにあてがわれた部屋は、「雲取」。
夕食は17:30とのことで、まだまだ時間がある。

下のテント場まで降りて、ビールを飲みつつ沢で涼しんだ。
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まだ時間がある。

三条の湯に浸かった。
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まだ時間がある…。
先ほど、息子にロープワークを教えたので、その続きをやってもいいな、と考えていたが、ビールを飲んだら何やら面倒くさくなってしまった。
食堂に置いてあった「岳」を部屋に持ち込み、ラジオをつけ寝転びながら息子と読んだ。

谷間の為、日照時間が短い三条の湯に陽が射しこまなくなった頃、夕飯を食いに食堂へ行った。
本日の小屋泊は我ら親子のみ。
他、テント場では四張り設営されていた。
人口密度は極めて薄い。

飯を食いつつ、小屋の方と雑談を交わした。
明日の天気の話題になった。
どうやら、明日の予報は昼前から雨となっているらしい…。
先ほどテント泊と登山者と立ち話しをした時、”明日はどちらへ…”という話しになった。
彼は”明日は天気が良くないので、鴨沢へ降る”と言っていたな。
まあ、考えても仕方ない。
明朝、起きてから山頂へ向うか下山しようか判断しよう。

飯を食った後、持参のバーボンを舐めつつ「岳」の続きを読んでいたが20:00には就寝。

二日目

朝食は05:30と聞いていたので、目覚ましを05:00にセットしていたが、04:30、勝手に目が覚めた。
窓から空を望むと、昨夜は満開の星空だったが、今は一粒も確認できない。

予定通り、05:30朝食。
今朝、ラジオで天気予報を聞いていたが、予報は相変わらず昼前より雨。
しかし、12:00に雨が降るとして06:00に出発すれば6時間は行動に充てられる。
また、雨が降ったとしてもザーザー降りにはならないだろう、と考えていた。
6時間あれば、うまくいけば下山できているかもしれない。
そんなことで、私は山頂へ向う気でいた。
向うのであれば、とっとと出発するに限る。
息子を急かし、06:00には出発したかった。

三条の湯から三条ダルミまでの間、アイスバーン及び残雪が堆積しているらしい。
昨日通過した登山者の話しでは、残雪は深いところは脛くらいまでくると言っていた。
そんなことで、登山靴を履き、スパッツをつけるべく、外に出た。
ザックからスパッツを取り出したら…。
空からポツポツきた。
もう降り出したか…、気に入らないな。

残雪はともかく、アイスバーンで本降りになったら堪らない。
山の天気だ。
雨、となったら、極端に雨になるかもしれない。
また、私一人ならともかく、息子に無理を強いさせるのも酷だな。
”止めた!”
この雨で、一気に登る気が失せてしまった。

準備は、登る為ではなく、降る為のものに変更した。

時計の気温計で9℃。
ザックカバーをザックにかけ、下山開始。

06:41三条の湯

三条の湯

07:07林道終点

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07:58塩沢橋

塩沢橋

09:19お祭

お祭

結局、その後雨は降ることはなかった…。

まさか、この坂を登り返すことになるとはな。
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今回の登山?の中で、一番きつかった。

09:58村営登山者用駐車場

登山者用村営駐車場

無事、帰還。

今回は、秘湯巡り、ということで。

本日は寄道せず帰宅。

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