美ヶ原「王ヶ頭ホテル」体験記

宿泊データ

  • 所在地:長野県松本市入山辺8964(地図表示)
  • 宿泊料:13650円~
  • 標高:2034m
  • 営業時期:通年

*上記データは2011.1.8現在のものです。

会社忘年会から連泊で、家族サービスの為にやってきた美ヶ原。
7~8年位前。
夏に、何かのついででやってきたこの高原。
私の登山流儀でいえば”使える交通手段は使う”というのがあり、頂上付近とさほど変わらない所に駐車場がある”美ヶ原”。
”登山”というには生易しすぎ、”ピークハント”としてはあまり魅力を感じていなかったのですが、その時の思い出で”こんな所にホテルがあるんだ”と、そんなことも知らずにやってきたものでした。
今回は、時期が変わって冬。
お手軽に冬山が経験できる所に子供を連れて行きたいと考え、思い出したのが”王ヶ頭ホテル”でした。

ホームページのライブカメラ(http://www.mcci.or.jp/www/ougatou/today.htm)で確認すると、雪が付いており、風呂もあり、雪上車にも乗せてくれる。

”中年の百名山制覇!!だし、行ってみるか”と予約の連絡を入れる。
今は冬期につき、ビーナスラインは閉鎖中。
どうやってホテルまでたどり着くかといいますと、”送迎バス”。
4輪駆動のゴッツイやつです。

送迎バス
2011.1.8.2

その送迎バスとの待ち合わせは、美ヶ原麓にある”山辺ワイナリー”隣接専用駐車場

黄色いポールの奥の部分です
2011.1.8.3

この送迎バスで山頂まで行くのですが、路面は当然、雪・氷で覆われてます。
その道をガシガシ上ってゆくたのもしいやつです。
1時間程ゆられて16:30頃、ホテルに到着。で、チェックイン。

フロント
2011.1.8.4

ロビー
2011.1.8.5

館内・イベント・食事の説明を受け、雪上車の体験乗車の予約を入れる。
で、客室へ。

客室内①
2011.1.8.6

客室内②
2011.1.8.7

今回の宿泊は、眺望が良いとされている南館。
さっそく眺望を確認しようと窓を開けようとすると開かない。

ゲッ!
凍ってる…。

凍った窓
2011.1.8.8

やむなく窓を開けるのを諦め、曇り空でもあるので、風呂へ。

入口
2011.1.8.9

どうやら、入湯中はわれら親子のみ。

脱衣所
2011.1.8.10

浴場
2011.1.8.11

あまりに寒いからか?窓で仕切られている”露天風呂
2011.1.8.12

この露天風呂。
窓を開けて外をタッチできるので、雪を取って息子に投げつけてやろうと思い外へ手を伸ばしてみましたが、雪が全て可愛げもなくガチガチに凍っていたので諦める。

18:00より夕食。

レストラン入口
2011.1.8.13

料理は懐石で、コマゴマとやってくる。
2011.1.8.14

お品書き
2011.1.8.15

正直なところ、ホテルと名をうってますが”どうせ、山小屋の延長みたいなものだろう”と思っていましたが、とんでもありません。
”キッチリ”ホテルです。
飯は美味い。
チリ一つ落ちてない。
ミネラルウォーターは無料。
あんなゴッツイバスの送迎の運転手さんまで親切・丁寧。
従業員の方々の対応ブリはかなり丁寧で、レストランでは店員さんがお客さんにやたらと話しかけてきます。
しかも、私達が横浜から来たのもチェック済の様子。
残念だったのが一点だけ。
”テレビの写りが悪い”
これは私の商売柄気になります。
りっぱな液晶テレビで、各テレビ局の電波塔がすぐ隣にあるのに、なんで写らない?
と、いうことで、テレビもイマイチだし、美味い飯と、標高が高いところでたらふくビールも飲んだので早々に就寝。明朝に備えます。

朝食の時間は07:30。
朝のイベントである”雪上車体験乗車”は09:00-09:30(王ヶ頭ホテル-美しの塔 往復)
チェックアウトの時間は10:00
帰りの送迎バスの出発時間は、10:30又は13:30。
せっかく美ヶ原に来たのだから、百名山ひとつゲットしたい私は、当初の考えで、
王ヶ頭頂上 - 王ヶ鼻
の往復をして、10:30の便で下界へ、と思っていたのですが、翌朝暗い内に起きると月がでている。

朝陽
2010.12.30.2

昨日、夕方は曇ってよく見えなかった雪原が隅から隅までよ~っく見えてる。
急きょ、予定変更を決心し、私のみ雪上車キャンセルし帰りの便も10:30→13:30へ変更。
雪上車の乗車もしてみたかったのですが、諦めて出発。

これに乗ってみたかった・・・
2011.1.8.16
↓ この後の詳細はコチラ
日本百名山「美ヶ原」(王ヶ頭ホテルよりスノーハイク)/

時間に追われて歩きに歩き、疲れた私は、王ヶ頭ホテルの従業員の方々に見送られながら、送迎バスに乗車し帰路へとつきました。

なお、あの凍った窓の開け方は、
”お湯をかける”
が、正解でした。

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