日本百名山「瑞牆山」(みずがき山荘よりピストン)

山行記録

◎2011.2.23(Wed) 天気:晴れ 気温:-1.6~6.6℃

◎コース:08:27瑞牆山荘前無料駐車場-09:23富士見平小屋-09:56天鳥川出合-11:39瑞牆山山頂-13:05天鳥川出合-14:02富士見平小屋-14:30瑞牆山荘前無料駐車場(行動時間:6時間3分)

◎標高差:720m

合計距離: 7638 m
最高点の標高: 2226 m
最低点の標高: 1452 m
累積標高(上り): 1031 m
累積標高(下り): -942 m

先週の西丹沢 畦ヶ丸(丹沢「畦ヶ丸」(本棚高巻きコース))ではラッセルに苦しめられましたが、あれから1週間がたち、降雪もないので、ちょっと自信のついた私は、百名山中標高が低めの「瑞牆山」を挑戦してみることにする。

瑞牆山は畦ヶ丸より、標高が約1000m高く、更なる積雪量が予想される。
”ヤマレコ”で状況をチェックすると、まずは駐車場まで無事到達できるかが問題の様子。
不安な気持ちを抱えつつ、現場へ向かうと車道はキレイに除雪されており、一部凍結があるもの問題なく瑞牆山荘前に到着。
問題は、瑞牆山荘前より無料駐車場に到着するまでのゆるい坂道でした。

が、ノーマルタイヤながら果敢に挑戦し無事駐車場到着は07:55。
無料駐車場(出発)

今回同行は、同志K達氏。
時計の気温計で-1.6℃。
ぼちぼち準備して出発。

08:27 瑞牆山荘前無料駐車場

車道

意気込んで出発してみたものの、まずは道を間違え車道歩きとなる…。

で、ようやく登山道を踏む。
登山道

途中の「瑞牆山」ビューポイントにて
ビューポイント①

背中に「南アルプス」の山並みを背負いながら登ることになる。
ビューポイント②

09:23 富士見平小屋

富士見平小屋(行き)

富士見平小屋は無人でしたが、冬季開放されてました。
利用者は、利用後に「瑞牆山荘」へ料金を支払ってくださいとの掲示有り。
せっかくなので、中へ入って写真を撮る。

すると、またもやオーヴが・・・。

フラッシュ有り フラッシュ無し
フラッシュ有り フラッシュ無し

この”オーヴ”?現象。
ヤマレコ有志の方よりご教授いただき、原因は”ホコリ”がフラッシュ光を反射すると、判明しておりました。
私が小屋内を歩いたのでホコリが舞った様子。

天鳥川への下りにて
天鳥川への下り

積雪量はグッと増し、こんな感じです。
トレースを外れると概ね膝位。

小川山への分岐
小川山への分岐

09:56 天鳥川出合

天鳥川

天鳥川出合を過ぎ、急登に差し掛かると・・・。

巨石がお出迎え
巨石

あまりに気温が高く、雪がどんどん融けてます。
ツララ

時計の気温計を確認すると、6.6℃。

ようやく「瑞牆山」の一部が見えてきました。
瑞牆山一部

空が強烈に”青”く、目が痛い!。
しかし、奇妙な岩峰群だ…。

絶妙なバランスによって岩が”縦”に重なっている。
山頂一部②

頂上直下。
頂上直下①

ようやくここまで登ってきた。
トレースサイドの積雪量から察するに、最初にトレースを切り開いた山人は胸位までの積雪を泳ぐようにして切り開かれたかと…。
感謝!

11:39 瑞牆山山頂

瑞牆山山頂

大絶景が私達を待ち受けていました。

八ヶ岳方面 南アルプス方面
八ヶ岳方面 南アルプス方面
浅間山方面 北アルプス方面
浅間山方面 北アルプス方面
金峰山 富士山
金峰山 富士山

ひさびさに眺望のきく山頂で、絶景を満喫させていただきました。

気温はどうか?と確認すると、4.6℃と山頂まで登ってきても暖かく、かつ、微風。
飯時でもあり、ぼちぼち下山するかと、行動開始。

岩のトンネル
岩のトンネル

登りは、凍結個所・グズグズの雪に苦しみましたが、下山は早い。

13:05 天鳥川出合13:34

天鳥川(帰り)

ここで、恰好の休憩場所があるのを行きに見かけていました。
ここで、昼食(http://100-meizan.com/archives/54/)。

14:02 富士見平小屋

富士見平小屋(帰り)

”やまなしの森林100選”ミズナラ林
やまなしの森林100選

瑞牆山荘
瑞牆山荘

遅くなりましたが、これが本日最大の難所です。
難所

瑞牆山荘より、無料駐車場へと続く坂道です。
日中はこのように融けてますが、朝はこの轍が凍ってました。

14:30 瑞牆山荘前無料駐車場

無料駐車場(帰り)

無事、帰還。
最初から最後までカラッ晴れで、最高な山行でした。
行動距離は7キロ弱と短く、標高差も720mと”なんとかなるかな?”という位で、程よい雪山入門編でした。

帰り道・・・。
みずがき湖にさしかかると、なにやら湖面が白い。

よ~く見てみると、”結氷”。
結氷

冷えの深さを山でなく、湖で思い知らされました。

本日は、増富ラジウム温泉郷「不老閣」にて入湯し帰宅。

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