日本三百名山「二岐山」(敗退)


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山行記録

◎2014.12.10(Wed) 天気:曇り時々晴れ 気温:1~3℃

◎08:44二岐温泉-09:59御鍋神社登山口-10:50標高1180m11:29-11:53御鍋神社登山口-13:01二岐温泉(行動時間:4時間17分)

◎標高差:—m

合計距離: 8271 m
最高点の標高: 1163 m
最低点の標高: 791 m
累積標高(上り): 523 m
累積標高(下り): -538 m

今回は、N島氏と共に南会津に座する二岐山へ向った。
この山の南北に配された登山道を周回した場合のコースタイムは5時間ほどの行程だ。
標高は、1500mほど。
登山口から山頂までの標高差は、700mちょっと。
雪が多くもなく、少なくもなく、そんな都合のよい山を探していたら二岐山に辿り着いた次第です。

かる~く、のつもりだったが、思わぬしっぺ返しを喰らった…。

想定以上に雪が多い。
それは二岐温泉へ向う道すがらの路上からそうだった。
寒々とした雪の白に彩られたアスファルトを慎重に車を走らせ、時間を食った。
更に、二岐温泉に着くと雪が深い。
いや、正確には、二岐温泉までは問題ない。
この温泉まで路線バスが通っており、途上の坂道はきれいに除雪されていた。
問題なのは、二岐温泉から林道入口に設けられた駐車場までの間、わずか200mほどの区間だ。
その駐車場に至る為には、二俣川に架けられた橋を渡らなければならない。
橋の上の積雪量は、私の車の腹を擦るほど積もっていた。
この橋に突入してしまったら、脱出できなくなるかも知れない…。

わざわざ横浜からここまで来て、こんなこと位で簡単に引き下がることはできない。
車をバックさせ、温泉宿に宿の駐車場に駐車させてくれるよう交渉し、許可を得た。
ようやく下準備が整った…。

更に、山に登る準備に入る。
登山口で、既に靴が雪に埋るほどの積雪だ。
山頂付近は、膝、あるいは腰までくるかも知れない。
かる~く!のつもりだったが、入念に準備し、カッパも着込んだ。

全ての準備が整ったのは、08:44。
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もう、9時なんですけど…。

時計の気温計で2℃。
ぼちぼち準備して出発。

08:44二岐温泉

二岐温泉

前掲画像は、冒頭でご説明した二俣川に架かっている橋です。
橋の上は、上から下から冷却され、雪は融けていない。
画像に写りこんでいる轍は、私の車でつけたものです。
あそこまで進み、車の腹を擦った。
已む無く、バックした次第です…。

更に私が停めたかった駐車スペース。
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仮に、あの橋を無理やり渡り切ったとしても、この駐車スペースに辿り着くのは不可能だったな…。
橋の途中でも、坂の途中でも転回できない。
ドツボにはまるところだった。

途上より、二岐山。
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見えているピークは山頂ではない。
山頂はもっと奥にある。

振り返って、二岐温泉全景。
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ここは、標高800mほど。
この標高で、まさか、こんなに雪が多いとは…。

そもそも、二岐山に辿り着いた最も大きな理由は、那須岳のライブカメラ画像に映し出されていた積雪量だった。
山頂付近は白く染まっているものの、中腹以下は然程でもない。
そのライブカメラ画像を見てから数日、晴れが続いてもいた。
那須岳の並びに座する二岐山は、那須岳より標高が低い。
陽射しにより、更に雪が融けたであろう二岐山は、山頂付近は雪が残っているかも知れないが、積雪量は総じて大したことはないだろう、と私は判断し、N島氏と共にこの山に向かった。

沢はツララが垂れるほどに冷えている。
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小白森山に霧氷が張り付くほどに雲は低い。
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林道上にトレースは無い。

誰も居ない。

いつから誰も居ないんだ?
たぶん、まとまった雪が最後に降ったのは、12/5(金)だと思う。
とすれば、5日間。
直近の土日は晴れて登山日和だったのに、この間、誰もこの山に入っていないのか…。

単調な林道が続き、こんなことばかり頭に浮かんだ。

しかし、この林道歩きも終わりに近づいている。
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前掲画像は、御鍋神社登山口近くに設けられた駐車場。
50台ほど駐車可能らしいが、今は一台も停まっていない。

更に進み、御鍋神社を過ぎる。
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登山口に着いた。

09:59御鍋神社登山口

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”もう、10時か…”
単調な林道歩きでは、色々、頭に浮かんだ事の一つに、車のキーの事があった。
温泉宿の駐車場に車と停める際、キーを預からせてください、と言われ、預けている。
つまり、宿の女将さんにしてみれば、キーを返却する、という義務が生じてしまっているわけだ。
その義務故に、下山が遅くなってしまえば”あいつら大丈夫か…?”と心配してしまうだろう。
そんな羽目にならないよう、”出発が遅い時間だから下山も遅くなるかも知れない”と言えば良かったが、言うのを忘れた。
というか、さっき、気付いた。

取りあえず、入山。
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…といっても、登山道は雪に埋もれ、無い。
目の前の尾根に乗ればいい、ということ以外はまったくピンとこない。
”雪山式で行くしかないな…”
そんなことで、漠然と斜面に取り付いた。

感を働かせ、地形を見極め、樹間の間口を意識しつつ、”登山道はこうあるべき”ルートを進んだ。
暫くするとテープが出てきた。

そのテープに誘われ、黙々と斜面を登る。
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テープ通りに歩ければ、道標というご褒美が貰える。

雪は湿雪だ。
というより、ギリギリ雪であることを許され、その外観を維持している。
後、2~3℃気温が高かったら、融けてしまいそうだ。
フンワリとした外観だが、フンワリを踏めばその足跡は地面の茶色が見え、ビチャっとしている。
足を上げる時は、ネットリ登山靴に纏わりつく。

そんな雪でも、足元を隠してしまっていることには変わりない。
雪を踏めば地面に達してしまうので、足下の細かい形状がソールに伝わり、実に不安定で歩きづらい。

”雪山ハイク”をイメージしていた私は、チェーンスパイクの持参しかない。
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スパイクは登りであるのに、湿雪のダンゴを大量生産しだした。
これは、不安定の上に不安定が重なるような結果となってしまった。

ふと、時計を見た。
時刻は、10:50。
”約一時間歩いたか…。”

御鍋神社登山口から山頂までのコースタイムは二時間だ。
コースタイム位で歩けているのであれば、山頂へ向おうと思っていた。
10時登山口出発で、山頂到着が12時。
それから30分で昼飯食って、12時半。
下山に要する時間が二時間半。
こんなペースでコースを消化できれば15:00には二岐温泉に帰ることができ、これならキーを預けた女将さんもヤキモキせずに済むであろう。

正確な現在標高を確認したく、GPSを見た。

…。

現在、標高1180m。
登山口から200m位しか標高を稼いでいない。
残りの標高差は350m。
標高が増すと同時に積雪量は増し、歩きづらさも増すだろう。

”やめた!”

朝、宿に駐車の件を相談した時、当然、私は駐車場代を支払うつもりだった。
しかし、女将さんは駐車場代は要らない、と言った。
”無事に帰ってきて頂ければ結構です”と言っていた。

この調子じゃ、ヘタすると山頂まで後、二時間かかるかもしれない。
そうだとしらた、下山は順調にいって16:00。
手間取ったら17:00で、その時間ではこの時期、外は暗くなってしまう。
大して疲れていないが、撤退することにする。
こんな善人の女将さんを、我らの都合でヤキモキさせるわけにはいかないだろう。

10:50標高1180m11:29

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時計の気温計で1℃。
不本意ながら撤退を決断したが、代わりに急ぐ必要が一切無くなり、ここでノンビリすることにする。

今日は元々、北尾根である「風力発電登山口」から入山し、南尾根である「御鍋神社登山口」へ下山する周回コースを計画していた。
しかし、二岐温泉での積雪量が想定以上だったので、”雪、少なかれ!”との思いで、南尾根である御鍋神社登山口からのピストンに計画変更した。
とは言うものの、風力発電登山口の方が僅かながら山頂へと至るコースタイムは短く、北尾根から登った方が良かったかもしれない。

そんなことを、クドクド飯を食っている時に考えていた。
まあ、久々に負けたことに代わりない。

帰るか。
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11:53御鍋神社登山口

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50分かけて登ったこの斜面を僅か24分で降り切ってしまった。
あっけなさ過ぎるでしょ…。
と言うか、それっぽちしか登っていなかったことがショック…。

再び、単調な林道歩きが始まる。
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13:01二岐温泉

二岐温泉

無事、帰還。
時計の気温計で3℃。

女将さんに挨拶したら、暖かく迎えてくれた。
なんか、お母さんみたいに優しい人でした。

本日は勿論!この温泉宿にて入湯し帰宅。
駐車場の件もあるので、温泉宿の名前は伏せておきます。
勿論、温泉代と共に、駐車場代としての心づけを渡してあります。

今日、また雨が降っている。
この雨は二岐山に雪をもたらしたか?
二岐山に再訪できるのは来年だな…。

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