日本百名山「乗鞍岳」(畳平よりピストン)

山行記録

◎2014.5.25(Sun) 天気:曇り時々晴れ 気温:8℃~16℃

◎コース:07:50畳平-08:39肩の小屋-09:37剣ヶ峰山頂-10:08肩の小屋-11:23畳平(行動時間:3時間33分)

標高差:約320m

今年最後の雪山登り納め、ということで、今回はお手軽に3000m級の雪山を堪能できる「乗鞍岳」を登ることにする。
前日、会社が終わった後、中央高速を松本I.C.へと車を走らせる。

途中仮眠をし、現地「ほうの木平」駐車場到着は05:54。
ほうの木平駐車場

ここでアルピコ交通のバスに乗り換え、畳平へ向う。
*バス時刻表 → 上高地・乗鞍地区 バス路線ご案内

畳平へ至るバスは二カ所から出ており、内訳は以下の通り。

それぞれ終点は「畳平」。
5/25現在、乗鞍エコーラインは除雪が進んでおらず、三本滝から位ヶ原山荘までバスが走っている。
松本I.C.より乗鞍岳を目指した場合、三本滝からバスに乗った方が近いのだが、位ヶ原山荘から山頂を目指すと標高差700m弱こなさなければならない。
かつ、傾斜はキツイ。
スキーヤーが多い。

畳平は標高2700mの場所にあり、ここからなら標高差300mほどで山頂に着く。
故に、私ごときレベルの者でも、”行ってみるか…”という気になった次第です。

ほうの木平初の始発は06:55。

バスに揺られること45分で畳平に着。
畳平

時計の気温計で8℃。

ぼちぼち準備して出発。

07:50畳平

畳平

本日は日曜日、ということで、バスは混んでいた。
ほぼ、満車。
乗客の2割方がスキー板を担いでいる。
他、8割が登山者。
この時間だと、観光客は一人も居ない。

畳平に着いた後、ストレッチやら、トイレやらで時間を食った。
バスの乗車客ほぼ全員、山頂へ出発した後、出発。

バスのロータリーを出るとすぐ、雪。
5043-5

畳平のバスロータリーには、気温が掲示されていた。
”1℃”となっていたので、恐らく、本日の最低気温だと思う。
先ほど、時計の気温計を確認したところ、8℃だった。
最低気温は1℃、ということで、氷点下は下回っていない。
結果、雪質は悪く、シャーベット。
砂の上を歩いているのと変わらない。

暫し、傾斜は緩い。

また、時折、地表が露出する。
5043-6

そんなことで、アイゼンを履かずに進む。

しかし、今日は暑い…。
5043-7

この暑さと、この景色はアンマッチだ。
画像だと”晴れてる感”がイマイチだが、強烈な紫外線を浴びている。
下山後の話となるが、山行時間3時間半を経た後、私の頭は日焼けで真っ赤になった。
風も緩い。
Tシャツ一枚でも問題ない。

緩い坂、続く。
5043-8

山間より、畳平からは見えなかった、本日の目標「剣ヶ峰」を視界に収める。

摩利支天岳への分岐に到着。
5043-9

登山道は摩利支天岳を巻く。

往く手を確認すると、雪面トラバース。
5043-10

更に、ここから確認するに、この後は地表露出箇所はない様子。
ここで、アイゼン装着。

で、前進。
5043-11

巻き終われば、肩の小屋に到着する。

08:39肩の小屋

肩の小屋

往く手を見上げる。
5043-13

ここから稜線に這い上がるべく、斜面を登る。
これがまた…。
どういう訳か?足が上がらない…。
息が切れる。
この斜面がえらい長く感じる。

途中、数度立ち止まりつつ、なんとか稜線に這い上がった…。
5043-14

途方もなく長く感じたこの斜面を登り切り、休憩。

すると!
5043-15
*クリックで拡大表示可。

ライチョウさん登場!
ライチョウは立山辺りにしか居ないと思っていた。
なんか”ガ-、ガーうるさいな…”と思っていたらこいつでした。

カメラの望遠でなんとか撮影成功。
私のカメラの能力ではこれ以上よれない。
もっとデカく撮影するべくよると飛んで逃げた。

”飛んだ…”
飛ぶのか?
いや、”飛ぶ”というのは間違いか。
飛ぶというより、尾根から尾根へと”滑空”した。
しかし、50mは滑空した。
意外に?素早い。

御年45年にして、ライチョウ初体験話でした。

ライチョウさんとお別れし、ぼちぼち前進再開。

まだ、もうちょっと残っている。
5043-16

ここに至っても、雪はシャーベット。
5043-17

09:37剣ヶ峰山頂

剣ヶ峰山頂

時計の気温計で12℃?
いや、時計が示すとおり暑い…。

この道を歩いてきた。
5043-19

太陽の熱を思いっきり感じるが、視界は悪い。
5043-20

前掲画像は、三本滝方面。
3000m超えのピークなので、眺望はかなり良いと思うが、あいにくこの通り。
長居しても仕方なく、下山開始。

下山に取り掛かると、いっぱい登ってきた!
5043-21

10:08肩の小屋

肩の小屋

前掲画像は、雪に埋まる肩の小屋。
まだまだガッツリ堆積中。

このまま帰るのも、なんか味気ない。
ザックにカップラーメンが入っている。
休憩を兼ね、カップラーメンをすすった後、前進再開。

三本滝方面から登ってきたスキーヤー。
5043-23

画像を縮小しているので分かりずらいと思いますが、雪面上で黒点になっているのはスキーヤーです。
遠望するに、登山者は確認できない。

剣ヶ峰を振り返る。
5043-24

画像の撮影時刻は11:01。
早、山頂はガスに埋まらんとしている。

不消ヶ池(きえずがいけ)。
5043-25

山と高原地図によると、カッコ書きで”氷食湖”となっており、なんのことやらと思っていましたが、どうやら氷河の名残りらしい。

右手が「魔王岳」、左手が「恵比寿岳」。
5043-26

駐車場の係りの方が、”魔王岳は入山禁止”とアナウンスしていた。
その理由は不明(忘れただけ…)
恵比寿岳は、山と高原地図によると”ガレてて入山禁止”とのこと。

鶴ヶ池。
5043-27

11:23畳平

畳平

無事、帰還。
時計の気温計で16℃。

念のため、ピッケル背負ってきましたが、使用せず。
アイゼン無しで登っている方もチラホラ居た。
確かに、今日のコンディションだったら不要だったかも。
スリップしても雪はシャーベットで、ほとんど滑らない。
3000mまで登ってもこの通り、もう、夏ですね~。

今季は、これで雪山はお仕舞。
家に帰って、アイゼンに錆止めスプレーでもかけるか。

本日は寄道せず帰宅。

コメントを残す