日本百名山「谷川岳」(谷川岳ロープウェイ経由天神平より土樽縦走)

山行記録

◎2013.11.5(Tue) 天気:雨後晴れ 気温:1~9℃

◎コース:07:46土樽登山口-08:09「土樽」駅08:29==JR上越線==08:39「土合」駅-08:50「土合口」駅==谷川岳ロープウェイ==09:13「天神平」駅-10:14熊穴沢避難小屋-11:58トマノ耳-12:23オキノ耳-13:53一ノ倉岳山頂-14:26茂倉岳山頂-14:44茂倉岳避難小屋15:40-16:54矢場ノ頭-19:58土樽登山口(延べ行動時間:12時間12分*徒歩による行動時間:10時間45分)

◎標高差:約1390m


*徒歩による行動距離:約12.4km

過去2回、谷川岳を登ろうとしたことがある。
それは、昨年10月のこと。
ちょうど1年前のことだ。

初回は、登山口まで至ったものの、想像以上に寒かった。
カッパを着ようと、ザックを探るとカッパを忘れていた。
その日は天気は悪くなかった。
陽が昇れば暖かくなるだろう、とは思ったが、カッパを忘れたことが何か”登るな”と啓示されているような気がし、登る気が失せ、登らずに家に帰った。

二回目はその翌週、昨年の10月末。
その日は谷川岳が初冠雪をまとった日に当たった。
その日の谷川岳は、中腹以降ずっとガスに巻かれており、ガス中では初冠雪後、さらに降雪が続き、積雪を増していた。
当日の私は、雪は念頭に置いておらず、装備の持参もない。
更に、初心者の連れもいた。
”トマノ耳”を谷川連峰最高峰と勘違いもした。
結果、途中で逃げるように下山した。

どうも、雪が降るか降らないか?そんな間際になると谷川岳に登りたくなる。
私の能力では冬の谷川岳を登ることができない。
しかし、この山の冬の厳しさに触れてみたい…?
そんなところか?

そんなことを考えつつ関越道を北上し、現地、土樽登山口到着は07:05。
土樽登山口駐車場

時計の気温計で9℃。

ぼちぼち準備して出発。

07:46土樽登山口

土樽登山口

今日の天気予報は、群馬県は晴れ。
新潟県は曇り後晴れ。

前夜、私の自宅がある横浜でも雨が降っていたが寒くはなかった。
駐車場に到着すると、雨がポツポツ降っている。
天気予報を信じるならば、今降っている雨もそのうち止むだろう、と期待しつつ出発。

本日予定のルートは、

  1. 上越線「土樽」駅より「土合」駅へ電車で移動する。
  2. 天神尾根を経て山頂登頂。
  3. 後、一ノ倉岳、茂倉岳とプチ縦走。
  4. 茂倉新道で下山し土樽登山口駐車場に帰還。

といった内容で、この山を登るなら絶対このルートで!と前々から決めていた。

まずは、雨で濡れたアスファルトを土樽駅へと降る。
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08:09「土樽」駅08:29

上越線「土樽」駅

多少、余裕をもって土樽駅に到着。
電車の到着予定は08:29。

”待たされた”気分になる前に電車到着。
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08:39「土合」駅

土合駅

「土合」駅の薄暗い構内を抜け、外にでる。
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駅を出て、「谷川岳ベースプラザ」まで車道を歩く。
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土合駅から谷川岳ベースプラザまで、徒歩20分ほど要す。

08:50「土合口」駅

「土合口」駅

乗車券を購入し、さっそく乗場へ向かう。
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乗車時間約10分で「天神平」駅に到着。
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なお、前掲画像の如く、未だ雨が降っている。
また、風が強い。
強い風にゴンドラが揺すられる。

09:13「天神平」駅09:38

「天神平」駅

ここに至るまで、機械の力を使いまくりましたが、それもここまで。
時間は既に9時を廻っている。
ようやく登山開始、と思いきや…。
いつもより、行動開始が遅くなってしまった影響か?どうも空腹感が気になる。
そんなことで、山頂のレストハウスに寄り、飯を食ったり、トイレに入ったり、なんだのかんだの時間を食う。
結局、30分位時間がかかってしまった。

で、準備も整い、やっと前進開始。
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時間がかかったことで、良かったことが一つだけある。
雨が止んだ。

ここより熊穴沢避難小屋へ至る道は、こんな感じで木道が敷かれている箇所が多い。
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熊穴沢避難小屋までの起伏は乏しい。
木道は雨に濡れており、スリップしやすい。
焦らず、ノンビリ進む。

途上にて、山頂方面を望む。
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ガスの下にごま塩状の白いものが付いている。
当初、ザレた箇所か?と思っていましたが、後程、ごま塩は雪であることを思い知る。

10:14熊穴沢避難小屋

熊穴沢避難小屋

内部。
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一服入れた後、前進。
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途中、鎖場が数か所有り。

しっかし…。

下界は晴れてるんだけどな~。
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上はガスが付いて離れない。
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前掲画像は森林限界を越えた辺り。
ごま塩が目立つようになる。
なお、現在の気温は4℃。
森林限界を越えたこともあり、強い風に晒され寒い。

谷側に斜めった木段に雪が被る。
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こんな木段は危なっかしくて誰も踏まない。
現在の積雪量は1cm?

更に進み、霧氷出現。
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だいぶ登り、肩の小屋に至る。
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画像の如く、既にガスの中。

雪は降っていないが、更に風が強くなる。
なお、本日の服装は、上は長T+フリース。
ここまで登れば残るは稜線歩きで、左程汗は掻かない。
風が強いこともあり、小屋を拝借しカッパ着用。

11:58トマノ耳

トマノ耳

時計の気温計で2℃。

本日最初のピークに到着。

今までは登り一方だったが、これから稜線歩きとなり”降る”作業が含まれる。
積雪量はアイゼンを欲するほどではない。
また、ここより先、標高は左程変わらない。
チェーンスパイクで充分と判断し、予定通りコースを消化することにする。

風が強く寒いこともあり、さっそくオキノ耳へと前進。
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オキノ耳への登り返しの途上にて、先行者を望む。
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ガス中であることもあり、視界はほとんど効かない。
時折、前掲画像のようにガスの切れ間で垣間見れる程度だ。

また、霧氷は成長し、エビの尻尾となる。
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12:23オキノ耳

オキノ耳

時計の気温計で2℃。

相変わらず風強し。

さて。

往く手を望む。
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トレースは無い。
本日は皆、ピストンで下山しているようだ。
時刻は既に昼過ぎ。
本日は、これからも一ノ倉岳へ向かう登山者は居ないであろう。
若干の不安を抱えつつ、一ノ倉岳へ向かう。

向うとすぐ、”奥の院”に到着。
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先へと進むと一瞬ガスがきれ、奥の院を振り返る。
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更に進み、またガスがきれ、往く手を望む。
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またきれる!
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だいぶガスが晴れてきたのか?基本、真っ白な中を鬱々と進むも、ガスの切れ間の一瞬一瞬で勿体ぶるかのように景色を見せてくれる。
そんな一瞬に見せてくれる景色はなんとも神々しい!
そんなことで、ガスの中を歩いていますが、機嫌はそんなに悪くない。

時間をだいぶ食ったが、ようやく一ノ倉岳への鞍部と思われるポイントに到着。
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一ノ倉岳手前の小ピークを乗り越え、一ノ倉岳への最後の登り斜面を望む。
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山頂直下の傾斜はかなり急だ。
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息を切らしつつ登る。

13:53一ノ倉岳山頂

一ノ倉岳山頂

時計の気温計で1℃。

鋭鋒をイメージしていましたが、山頂は意外に?マッタリ広い。

山頂避難小屋内部。
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「山と高原地図」によると、収容人数1~2名となっていたが、1名ということはないか?
2~3名はいける。

オキノ耳よりここまでの間でワンパーティーとすれ違った。

私と逆コースか?と思っていましたが、中芝新道経由で登ってこられた様子で、そちら方面へトレースが続いている。
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そんなことで、途中からそのパーティーの方々のトレースを追っていましたが、茂倉岳への道は再度、トレースが消える。
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一服入れた後、行動再開。

茂倉岳への道はマッタリと漠然とした稜線を通過する。
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本日は視界が前掲画像程度には効くので、迷いようがないが、ガスって視界が効かない、トレースもない、という状況だったらマゴツクかもしれない。

この斜面を登り切り…。
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往く手を望むと茂倉岳のピークを確認する。
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14:26茂倉岳山頂

茂倉岳山頂

時計の気温計で2℃。

風はだいぶ穏やかになり、空が明るくなりだす。
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しかし…。

この間、想定以上に時間を食ってしまった。
トマノ耳下の肩の小屋以降、ずっと稜線あるきだった為、飯を食うのに適当な場所は無かった。
そんなことで、まだ、飯を食っていない。

モーレツに腹が減っているので、そそくさと下山開始。
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振り返って、茂倉岳。
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14:44茂倉岳避難小屋15:40

茂倉岳避難小屋

内部。
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やっと着いた…。

えー…。
当初の計画では”17:00には土樽登山口に下山できるだろう…”と考えていましたが、それは今や夢物語。
はっきり言って下山時刻など、どうでもよくなっており、ここで気が済むまで休憩することにする。
そんなことで、ここに泊るが如く振る舞う。

外をウロチョロしてみたりもする。

これは、小屋裏にある水場へ至る道。
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さて。
ここに泊った方がいい時間に本当になってしまう。

ぼちぼち下山。
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これは、これから降る”茂倉新道”。
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基本、尾根直滑降で傾斜角は容赦ない。
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遠目から見ると緩い傾斜に見えるが、意外に?緩急鋭い。

これは”仙ノ倉山”?
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少々自信がない。

浅間山に陽が沈む…。
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これは茂倉新道途上のP1683。
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16:54矢場ノ頭

矢場ノ頭

画像ではまだ明るい感じがありますが、ほぼ陽が沈む。
ここでヘッドライト装着。

この後も茂倉新道は急傾斜続く。
途中、木の根露出箇所多数有り。
それらに翻弄されつつ降る。
闇夜につき、画像割愛。

19:58土樽登山口

土樽登山口

ぶ、無事、帰還。

時計の気温計で5℃。

久々にやらかした…。
今回は完全燃焼!稜線大満喫コースでした!

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