日本百名山「雨飾山」(雨飾高原キャンプ場よりピストン)

山行記録

◎2013.10.8(Tue) 天気:晴れ後曇り 気温:20~22℃

◎コース:08:38雨飾高原キャンプ場-10:12水場-11:53 P1894-12:32雨飾山山頂12:55-13:21 P1894-16:03雨飾高原キャンプ場(行動時間:7時間25分)

◎標高差:約810m


*掲載のログはGPS電池切れにつき、不完全。

今回は連休を幸いとし、私にとっては遠方の地にある「雨飾山」を登ることにする。

雨飾山は遠い。
カーナビに目的地をセットすると、長野自動車道「安曇野I.C.」を降りた後、下道80kmを経なければ登山口に到着することができない。

仕事が終わった後、そのまま現地へ向かう。
途中、眠気に負け、双葉SAにて寝る。
05:00頃、双葉SA出発。

現地、雨飾高原キャンプ場到着は08:14。
雨飾高原キャンプ場

時計の気温計で22℃。

ぼちぼち準備して出発。

08:38雨飾高原キャンプ場

雨飾高原キャンプ場

いや~…。
完全に出遅れた…。
登山口に至るのに、こんなに時間がかかると思わなかった。
駐車場は既に満杯。
已む無く、路肩に駐車することにする。

本日予定のルートはここより山頂ピストン。

ストレッチもそこそこに、さっそく入山。
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登山口に掲げられているルート地図。
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*クリックで拡大可。

暫し、平地が続き湿地となっている。
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後、ベンチがあり、そこより急登スタート!
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ブナ平。
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ちょっと端折りましたが、ブナ平に到着。
ここに至るのに約1時間。
その間、ずっと急登が続いており既に汗だく…。
ここで一服入れることにする。

紅葉っぷり。
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まだ、”燃える!”というほどには至っていない。

さて、前進再開。

途上にて。
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ようやく、この山のピーク周辺を望む。

10:12水場

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このポイントは山と高原地図上では”水場”とされているのですが、その水は荒菅沢の沢水。

荒菅沢を渡渉し、更に進む。
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進んでみるも、急登は続く。
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更に進むと樹林は低木となり、尾根が剥きだしになる。
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この尾根は画像では”急傾斜感”がイマイチですが、こんなハシゴが連続し、傾斜はそうとう急だ。
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斜面途上にて。
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紅葉っぷりを望む。

この尾根の高度感。
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なかなか手強い…。

火打山方面を望む。
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ここより標高が高い火打山方面は山頂付近はガスに巻かれている。
言い換えれば、私が今居る場所は標高が低いからガスから免れているだけだ。

まったく、今年も…。
10月だというのに、台風がよく来る。
今回の山行は元々、黒部渓谷、下ノ廊下のルートへ行く予定だった。
しかし、台風24号の影響をモロに受ける日程となってしまった。
下ノ廊下のルートは沢沿いルートなだけに安全をとり、日帰りで済む雨飾山に変更した。

朝は晴れ間が広がっていたものの、今は曇りがち。
こんな空を見ていると、ま、”変更して正解だったかな?”と自らを慰める。

傾斜が急な尾根を這い上がり、山頂を望む。
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11:53 P1894

P1894

さて。

往手を望む。
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まずは”笹平”と呼ばれる平地をウネウネと進む。
後、山頂直下で急傾斜が待ち受けている。
さっそく出発。

これは来た道を振り返ったところ。
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最後にコイツをやっつける。
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この斜面は道がジグザグに切られており、遠目から見るよりもキツクはない。
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この斜面も、もう、登り切る。

最後に来た道を振り返る。
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12:32雨飾山山頂12:55

雨飾山山頂

時計の気温計で20℃。
気温は低くはないが、風が強い。
汗で体が濡れていることもあり、寒い。
カッパを羽織る。

途中、山頂付近のガスっぷりを何枚か画像を掲載しましたが、山頂に至ってもそれは変わらない。
眺望写真を撮っても仕方なく、カメラも持たずに暫し、山頂に佇む。

山頂に至ってみると、今回のルートは標高差のわりにはきつかった。
雨飾山を舐めてたわけではないのですが…。
持参の飯は行動食として持ってきたロールパンのみ。
山頂で貪り食う。

ロールパンも無くなった。

ぼちぼち下山開始。
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今回はピストンなので、下山はあっさりいきます。

13:21 P1894

P1894

下山途中にて。
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紅葉満開まではまだ、早い。

しかし、若干でも山腹に陽が射せば、紅葉の雰囲気は楽しめる。

16:03雨飾高原キャンプ場

雨飾高原キャンプ場

無事、帰還。

時計の気温計で20℃。

朝は満杯だった駐車場も今はガラガラ。
本日は、ここのテント場にテントを張り、泊る。

夕暮れ時のこと。
ガラガラの駐車場に観光バスがずっと停まっており、運転手さんがバスに乗ったり降りたり、落ち着きがない。
事情を聴くと、どうやらツアー登山のお客さんが下山してこないらしい。
16:00下山予定だそうだ。
結局、下山してきたのは18:00頃。
曇り空であることもあり、星明りすらなく、辺りは既に闇夜。

そのツアー登山の団体さんとは山中で出会っており、私も知っていた。
下山時、ツアーからはぐれ、途中のポイントでツアー仲間が山頂から降りてくるのを待っているお二人と出会った。

”はぐれ”と言う表現は良くないかな?

そのツアーパーティーにはガイドさん二名が前後をシッカリ固めていたので、恐らく、ガイドさんの指示によるものだろう。
しかし、下山時、事情が判らない私にしてみれば、ご年配の方が一人、不安そうに水場で待たれている姿を見ると、”はぐれ”という表現が妥当だった。

仲間を待っていたツアーメンバーの内、

お一人はP1894で、
もう一人は”水場”のポイントで、

待たれていた。

いずれもご年配の方だ。
一人で待たれているのは、さぞ、ご不安だろうと感じた。
特に、水場で待たれていた方は、待つにしては下過ぎる。

私の、

水場→山頂→水場

のコースタイムは約5時間!
そのご年配の方は、それ以上の時間をその場所でお一人で待ち続けていたことになる。

私は下山時、そのツアーパーティーの方々としかすれ違わなかった。
つまり、当日、ツアーパーティーの方々が最終の登山者で、私が最後から二番目。
ツアーからはぐれた方々にしてみれば、私が上にいるツアーパーティーの状況をお伝えする最後の人であった。
当然、状況をお伝えしつつ下山した。

そのツアーの雨飾山の行動予定は、

08:00入山。
16:00下山。

で、合計8時間。

山と高原地図上でのコースタイムは、約6時間半。
実際の下山時刻は18:00頃なので、ツアー登山の行動時間は実に10時間に達している。

登山は”自己責任”の世界だ。
水場で5時間以上仲間を待つのも、その範疇。
ツアーに参加したからには、仕方ない。
まさか、勝手に下山してガイドさんを困惑させることもできないであろう。
なお、docomoの携帯は登山口からずっと不通で、ガイドさんもツアーパーティーの経過状況をはぐれた方々にお知らせする手段はなかったと思われる。

しかし…。

登山口から水場のポイントは、私のコースタイムで約1時間半。
この時点でギブアップされる方は、登山に慣れた方とは言えない可能性が大きいか、よほど体調が悪いかのいづれかだ。
そんな方を、その場で5時間以上待たせる。
ご年配の方々ばかりを引き連れ、10時間の行動時間を強いる。
例えば、雨が降っていたらどうするのだろう?
例えば、その雨の中、5時間以上待たせるとしたらどうするのだろう?
いや、雨が降っていなかったから待たせたのかもしれない。
でも、例えば、ツアーパーティーが山頂に到着してから雨が降り出したらどうするのだろう?
ツアー登山のメンバー連れでは、山頂から水場まで降るのに3時間位かかっていてもおかしくないし、下山時刻を見るとかかっていたと思われる。

本日は、明日この山に台風が最接近する予報の日だった。

やはり、仲間は重要だ。
冷たいようだが、”お前には無理だ”と言ってくれる仲間のことだ。
若しくは、一緒に下山してくれる仲間のことだ。
そんなにシビアな山行でなくても、この通りだ。

ツアー登山の顛末は、そんなことを思わされた瞬間でした。

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