日本百名山「木曽駒ヶ岳」(千畳敷駅より木曽駒ヶ岳、宝剣岳周回)

山行記録

◎2012年08月21日(Tue) 天気:晴れ 気温:18.1~20.7℃

◎コース:07:27千畳敷駅-07:59宝剣山荘-08:27駒ヶ岳山頂08:40-09:03宝剣山荘-09:58極楽平-10:11千畳敷駅(行動時間:2時間44分)

◎標高差:344m

今年の夏はちょっとズルして夏休み延長戦をいただく。
延長戦をいただき向った先は家族サービスを兼ね、「木曽駒ヶ岳」は千畳敷にある「ホテル千畳敷」。

このホテル。

予約は半年前より可能なのですが、なにしろ16室しかなく、夏のハイシーズンはすぐ、予約で埋まってしまう。
なんとか予約はとったものの、連休シーズン明けとなってしまった次第です。
現地、千畳敷駅到着は20日13時過ぎ。

チェックインは14時とのことで、何はともあれチェックインを済ますべく、暫し、絶景を堪能する。
千畳敷カール

空は機嫌のよい顔を見せていましたが、チェックインを済ます頃には曇りとなる。
”今日はもう、登れないな…”と、本日中の登頂は断念し、日の出狙いで翌朝早々出発することに。

翌朝02:30起床。
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空は晴れており、星が満開の快晴!
息子と共に山頂へと出発したものの…、稜線に乗ると強風が吹いている。
時計の気温計を確認すると11.2℃。
この強風の中、宝剣山荘より駒ヶ岳山頂往復のコースタイムは約2時間。
この寒さの中、息子を2時間以上歩かせるのは少々無理がある。
更に、ご来光待ちで山頂に停滞する可能性もある。
結果、登頂を断念しホテルへ帰る。

仕切り直しは朝食後。

とっとと飯を済まし、チェックアウトを妻に任せ、私のみ山頂へと向うことにする。

ぼちぼち準備して出発。

07:27千畳敷駅

千畳敷カール

そんなことで絶好の晴天の中、山頂へ向けて出発。

今回は家族旅行の合間の山行なので時間はあまりかけられない。
千畳敷駅より山頂往復はコースタイムで約4時間。

登山装備でない、身軽な私は3時間で往復できると見立て、10:30には戻ると妻に伝えてある。
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まずは、千畳敷カールの急傾斜を黙々と登る。
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乗越浄土
乗越浄土

ようやっと”千畳敷カール”を乗り越え、主稜線上に乗る。

朝、息子と共にここまで登っており、本日は2セット目。
夜明け前は闇夜の中、誰もおらず、強風で荒れていた稜線上の風は今は穏やか。
多数の登山者で賑わっています。

07:59宝剣山荘

宝剣山荘

休憩は入れず、更に先へと進む。

天狗荘&中岳
天狗荘

中岳への登り途上にて(八ヶ岳)。
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中岳山頂
中岳山頂

更に進み、核心の駒ヶ岳をようやく望む。
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なお、背後の山は日本百名山「御嶽山」。

駒ヶ岳頂上山荘
駒ヶ岳頂上山荘

頂上木曽小屋
頂上木曽小屋

08:27駒ヶ岳山頂08:40

駒ヶ岳山頂

時計の気温計で18.1℃。

”中央”アルプスというだけに、日本の屋根を360°一望の下に納めることができる。
晴天と相まって、ここからの景色は素晴らしい…。

南アルプスを一望。
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なお、画像センター付近にヒョコッと出てるのが富士山。
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北アルプスを一望。
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槍穂も顔を出す。

浅間山方面を一望。
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最後に隣接する百名山「空木岳」。
日本百名山「空木岳」

と、久々に3000m級の山頂にて、荒涼とした景色と共に暫し絶景を堪能する。
が、反面、家族が待っているのでノンビリもできない。

当初、”09:00に山頂に到着できればいいや”と計画を建てていましたが、身軽であったこともあり大分早く山頂に到着できた。

この恩恵を得るべく、”下山路をどうするか…?”等と考えつつ下山へと行動開始。
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09:03宝剣山荘

宝剣山荘

10:30までに千畳敷駅に帰れば良く、後1時間半ある。
このままピストンで帰ると10時前には駅に着いてしまう。

私の思案は、といいますと…。

1.伊那前岳ピストン追加
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2.宝剣岳経由で、千畳敷駅裏に下山
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伊那前岳へと至るこの稜線のマッタリっぷり!!
ひじょ~に魅力的なのですが、ここはやはり、荒々しい宝剣岳経由で下山することにする。

なお、山と高原地図では宝剣岳周辺のルートは破線扱いになっており、注釈を見ると過去に滑落事故が発生している様子。

そんなことで、宝剣岳へと前進。
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この急峻な岩場を三点確保で慎重に登る。

この斜面の高度感は正にコレ!
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落ちたが最後!イチコロです。

で、ちょっと登ると早や、宝剣岳山頂に到着。
宝剣岳山頂

山頂は極々狭い。

写真を1枚撮って早々に前進開始。
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前掲画像はこの岩場の終点、”極楽平”。
更に、その先の空木岳へと続く縦走路。

このルートは宝剣岳山頂を踏めば”ホッと一息”という訳にはいかず、まだまだ岩場が続く。
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ゴツゴツとした岩場のピークをなぞるように進むわけではなく、巻けるところは巻きつつルートが設定されている。

最後にシメで、このエッジ状を通過。
271-1.jpg

ここを乗り越えれば、三ノ沢分岐に到着。
三ノ沢分岐

ここでようやくホッと一息つくことができる。

宝剣岳を振り返ると、この傾斜。
271-2.jpg

短い距離・時間ですが、登った感に浸ることができます。

今歩いている道は、私にとっては下山路ですが、空木岳へと続く縦走路でもあります。
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マッタリとしたこの天空の縦走路!!
その先に待ち受けるピークの連なり!!
”あそこまで行ってみたい!!”という欲望に駆られます。

そんな訳にはいかない…。

欲望を断ち切るように、”下山”へと先を急ぐ。

09:58極楽平

極楽平

ついに、この気分のよい稜線ともお別れ…。

このポイントを千畳敷駅へと左に下降します。
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この下山路は千畳敷カールがあるメインのルートと比較すればマイナールートと思われますが道はしっかりしており、それどころか、場所によってはキッチリ石畳になっており不安感はまったくない。
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そんな道を右へ左へウネウネと蛇行しつつ徐々にその高度を下げていく。

10:11千畳敷駅

千畳敷駅

無事、帰還。

時計の気温計で20.7℃。

今回歩いたこのルート。
コースタイムでは5時間弱。
行動距離は5km弱。
標高差は400m弱。
このお手軽な内容で、アルプスの景色や雰囲気を楽しめるのはサイコーですね~。

私にとっては久々の3000m級のプチ縦走路も楽しむことができました。

しかし、難所はやはり宝剣岳周辺でしょうか?
宮本武蔵の”悟りの極意”ではないですが…。
平地ではなんということもない、ただの登山道ですが、この切れ落ちっぷりの際を歩くとなると…。
おのずと慎重にならざるを得ず、当然ながら慎重に進むべきコースです。
高所恐怖症の方には向きません。

私個人的に印象深く残ったのは、”空木岳”へと続く縦走路。
あの景色を実際我が眼で見ちゃうとね~。

歩きたい!!

また、ひとつ課題ができてしまいました。

日本百名山「木曽駒ヶ岳」(千畳敷駅より木曽駒ヶ岳、宝剣岳周回)」 に2件のコメント


  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    まさに剣の連続ですね~
    これでもか、これでもかと押し寄せる岩場、
    一度制覇すればもう二度目はゴメンなさい・・・
    歩きたくない、、、の宝剣岳
    お疲れ様でした。


  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    行蔵さん>
    おはようございます。
    宝剣岳周辺は破線扱いになっているにも係らず、ご年配の登山者の方々をいっぱいお見受けしました。
    皆さん元気ですね~。
    まあ、スリルも登山の醍醐味ですから、宝剣岳は楽しかったです。

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