日本百名山「会津駒ヶ岳」(滝沢口より中門岳ピストン)

山行記録

◎2014.10.15(Wed) 天気:曇り 気温:9~15℃

◎コース:08:47滝沢口駐車場-09:56水場入口-11:14駒ノ小屋-11:35会津駒ヶ岳山頂-12:07中門岳-12:55駒ノ小屋13:29-14:12水場入口-15:09滝沢口駐車場(行動時間:6時間22分)

◎標高差:約1030m

大型台風二つが冬を連れてきた…。

冬が来る前に登りたい山がいくつかある。
今回は、そんな山の内の一つである会津駒ヶ岳へN島氏と共に向う。

現地、滝沢口上部駐車場到着は08:33。
滝沢口駐車場

時計の気温計で15℃。
ぼちぼち準備して出発。

08:47滝沢口駐車場

滝沢口駐車場

朝、登山口へ向う途中で見かけた路上の気温計は最も低いもので”4℃”を示していた。

”4℃!?”

まだ、登山口にも着いていない。
麓でこの気温じゃ、山頂は間違いなく凍てついているだろう。
前日の天気予報では、今日は寒気が入る、とのことで、寒いことになってはいた。
お守りでザックにチェーンスパイクを忍ばせてはいるがどうなることやら…。
いくらなんでも寒すぎるでしょ。

と、そんな不安な気持ちを抱えつつ、現地に到着したが、取りあえず15℃と暑い!

そんな中、出足の傾斜はきつい…。
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前掲の傾斜がきつい階段をやっつけた後も、きつい傾斜は続く。
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というか、急傾斜はずっと続く。
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汗がドバッと出る。
息が切れないペースで登るべく心掛けても息が切れる…。
暫し、そんな状態が続いていたが、一通り汗を掻くと体が慣れ、次第に足が上がるようになってきた。

ようやく景色を眺める余裕ができてきた。
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紅葉真っ只中!

麓から山腹を望んでいたが、紅葉にはまだ早かったのか?遅かったのか?紅葉っぷりをあまり感じなかったが、山に入ると、この紅葉に心が躍る。

紅葉を狩る!
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狩る!
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狩る!
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狩る!
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狩る!
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今日の天気は上々だ。
やはり、紅葉は晴れの日に限るな。

09:56水場入口

水場入口

水場は、ここから50mほどか?降ったところにある様子。

先週、黒部渓谷では寒かった。
また、気温の低下が予報されていたこともあり、今日の私はタイツを履いている。
しかし、駐車場では暑かった。
このポイントで休憩する際、タイツを脱ぐか思案していたが、面倒だったので脱がなかった。

さて、前進。
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今までは広葉樹がメインだったが、ここから先は針葉樹がメインになり、紅葉は一段落する。
また、きつい傾斜から開放される。

更に、樹間より会津駒ヶ岳の山頂がチラホラ望めるようになる。
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標高を稼ぎ、樹林は低木となった。
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駒ノ小屋も視界に入る。
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”次のポイントまで近い!”
そう実感できる場所まで登ってきたことで、元気が出てきた。

小屋に着くまでの間、木道が続く。
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どうも、この木道は滑る。
よく見ると凍っていた。
日当り悪く、この場所だけ凍っていたようだ。

日当りがよい場所の木道は問題ない。
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いや~…。
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癒し空間が続くな~。

燧ケ岳、至仏と尾瀬の山並みが望める。
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11:14駒ノ小屋

駒ノ小屋

テーブルがあったので、ここで日向ぼっこした。
陽射しで暖かいが、風は冷たい。
それが気持ち良かった。

しかし、陽射しを取り上げられた…。
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山腹が陽射しで温められた結果、ガスが湧いたようだ。
風下なのにガスが湧き上がってくる。

中門岳に着くまで、この生暖かく、ゆる~い環境に身を置きたかったが仕方ない。
山頂へ向けて行動再開。

ここは既に山頂直下。
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右に進むと山頂へ至る。
直進する道は、中門岳へと至る巻き道だ。

この樹林を潜ると、水が雨のように滴っている。
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よく見ると、氷のカケラが転がっている。
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雪か?霧氷か?それとも両方か?
明け方にここに居れば…。
山頂は白く化粧されていたか?

ちょっと損した気分になった。

11:35会津駒ヶ岳山頂

会津駒ヶ岳山頂

時計の気温計で9℃。
遠目から望んだ山頂は、小ざっぱりした雰囲気で眺望が効きそうだったが、意外に樹林が繁りほとんど周りを望めない。

既に飯時が近い。

天候が悪化したこともあり、早目に仕事を終わらせるべく、中門岳へと向かう。
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中門岳へと続く道は吹きさらしだ。
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陽射しを取り上げられた現在、風に煽られ寒い。
登りで通過した水場でタイツを脱がなくてよかった。
ぼちぼち、服も冬仕様に衣替えしないとダメだな。

会津駒ヶ岳~中門岳間は池塘が続き、この山の美味しい部分なのですが…。
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仕方ないな。
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ん?
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デカい池塘の脇に何か立ってる。

寄ってみると…。
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え?
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だそうです。
このデカい池塘は「中門大池」と名付けられている。

ここはP2094と中門岳の鞍部だ。

しかも、小高い方へまだ道は続いている。
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この木道の果てまで行ってみることにした。
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12:07中門岳山頂

中門岳山頂

道はここで行き止まり。
木道は、池塘の外周を回っているだけだ。
ここには何も立っていない。
木道があるだけで、座る場所もない。

さて。

帰ろう。
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帰り道、意外に景色が楽しめた。
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画像センターにある、雲がかかり気味のピークは平ヶ岳。

越後駒ヶ岳方面。
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山はいいな、とふと思った。

眺望を期待していなかった場所で、不意に知っている山を望むことができた。
知っている山を望んだ時、なぜだかその時の思い出が甦る時がある。
そんな時は、山に登った記憶だけでなく、その時の下界の思い出まで甦ってくる。
今、口からは何も言葉を発していないが、そんな思い出が甦り、頭の中はグルグルと忙しく回転している。

山を登っている時は、いつも何か考えている…のか?
たぶん、考えている。
山を登り出せば、それなりに考える時間があるからな。
頭の中真っ白で、ただ、登ることだけを考えている人間の方が珍しいだろう。

登っている最中、頭の中で色々考えていれば、意図していないが自然と山に記憶を刻み込むことになる。
日本百名山、全部登れたら日本中に自分の人生の記憶みたいのが転がっていることになるな…。
それも悪くないな、と何となく思った。

今朝の晴天とは打って変わって曇り空となってしまったが、景色を望み、ちょっとだけ思い出に触れることができた。
お蔭で今日も、山を登ってよかった、と思うことができた。

さて、本題。

中門大池まで戻って来た。
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天気は回復の兆しを見せない。
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中門大池の畔にはベンチが造作されているが、台風による降雨の影響か?足場は水没しており、ここで飯は食いづらい。

駒ノ小屋で飯を食うべく、行動開始。
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ここは既に会津駒ヶ岳直下。
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左に進めば山頂に至るが、我らは巻き道経由で帰る。

12:55駒ノ小屋13:29

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小屋前のテーブルを拝借し、飯を食うことにする。

あまりの寒さに、カッパを羽織りつつ飯を食っている。
いつの間にか、熱いものが美味く感じる季節になっちゃったな…。
こんな調子じゃ、あっという間に今年も終わっちゃうな。

この時間、既に登ってくる登山者はいない。
最後に登山者とすれ違ったのは、会津駒ヶ岳から中門岳へ向う途中で、ここでのんびり飯を食っていても誰も登ってこない。
今日は、私たちが最後の登山者のようだ。

さて、帰りますか。
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今回はピストンなので、下山はあっさりいきます。

14:12水場入口

水場入口

15:09滝沢口駐車場

滝沢口駐車場

無事、帰還。
時計の気温計で13℃。

会津駒ヶ岳にも私の思い出を刻んだ。

会津駒ヶ岳で、日本百名山50座目登頂。
残す50座は、色々な意味でハードルが高い山ばかりだ。
でも、全座登頂できるまで頑張りま~す!

本日は、小豆温泉「窓明の湯」にて入湯し帰宅。

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