日本三百名山「一切経山」(敗退記録)

◎2015.5.27(Wed) 天気:晴れ 気温:18~25℃

◎コース:—

◎標高差:—

今回は、私、N島氏とK林氏の三人で福島は一切経山へ向いましたがトラブル続き。

まずは、磐梯吾妻スカイラインの通行規制を知らんかった。
*通行規制詳細 → 県道福島吾妻裏磐梯線(磐梯吾妻スカイライン)の通行について

一切経山の麓、浄土平周辺が火山性ガス発生による入山規制が敷かれていることは、N島氏の指摘により、前日、気付いた。
*入山規制詳細 → 吾妻山周辺の立入規制について

この情報によると、一切経山を登るには浄土平経由ではなく、北尾根経由になる不動沢登山口からなら可能だ。
そんなことで、我ら一行は不動沢登山口へ向った。
磐梯吾妻スカイラインに通行規制が敷かれていることを知らずに…。

現地に着くと、磐梯吾妻スカイラインはゲートが閉じられ、入ることができない。
已む無く、近場の駐車場に車を置き、善後策を練ることにした。
開門は10:00。
この時点で時刻は08:30。
どっち道、遅い。
下手に動くよりは、ここに停滞している方が賢明だと判断して、駐車場にいることにした。
この間、暇なので、ツエルトの張り方や、搬送等、彼らに伝授した。
ツエルトの張り方は、皆、興味深々だったが、搬送は”重くて運べない”とクレームを言いだした。
俺が足の骨を折ったら、誰も運んでくれないな…。
この事実に気付いただけでも収穫だ。

ようやく、市の車両が到着し、ゲートが開く雰囲気があったので車に乗った。

そんなことで、現地、不動沢登山口駐車場到着は、10:14…。
不動沢登山口駐車場

時計の気温計で25℃。
ぼちぼち準備して出発。

10:18不動沢登山口

不動沢登山口

今日の横浜の最高気温は、30℃と予報されていた。
こちらの気温も、時計の気温計を確認すると既に25℃と、灼熱の予感…。
そんな中、N島氏は、わずか500mlの水と魔法瓶に詰めた湯のみザックに入っているらしい。
こんなんで大丈夫だろうか…。

まあいい。
既に時間に追われている。

先へ進もう。
9020-4

10:47賽河原

賽河原

灼熱を予感していたが、空気は乾燥している。
この道の木陰は風が抜け、涼しかった!

11:58追分

追分

追分より先、低木の樹林が繁るようになった。
9020-7

同時に陽に晒されることになる。
陽射しは強いが、空気はカラっと乾燥しており、暑くはなかった。

これは、蔵王方面。
9020-8

ここは「大根森」と呼ばれる場所らしい。
この通り、眺望抜群です。

往く手の道は荒涼としてくる。
9020-9

一切経山のピークも見えた!
9020-10

更に斜面を詰めると…。
9020-11

日本離れした景色が広がっていた。
日本三百名山「一切経山」

いやいや…。
今日は色々あったが、このご褒美はデカかった。

コースは五色沼を軸に反時計周りでついている。
9020-12

この道を進んだ。

12:43家型山分岐

家型山分岐

五色沼はその名の如く、温泉によるものか?茶色く変色し、複雑な色彩を放っていた。
やっぱ、火山性のガスとか出てるかな?

釜から目を離すと、景色が変わる。
9020-14

ここで若者とすれ違った。
9020-15

ここまでの途中で我らを抜いていった若者だった。
最初、遠方からこの若者を見かけた時は、”追いついたかな…?”と思ったが、こちら方面へ進んでくる。
つまり、下山してくる。
”やけに早いな”と思った。

登山道は次第に雪に埋もれる。
9020-16

更に進むと残雪がたっぷり載った急斜面に当り、先行していた若者のトレースは消えた。
ここまで来て、戻ったか?。
我らはチェーンスパイクを持ってきていた。
それを付け、斜面に取り付いた。

斜面には古いトレースが付いていた。
ポツリポツリと雪の表面にゴミが付いていない。
残雪は登山者に踏まれ、ゴミが雪中に追いやられた結果だ。
雪面にキックステップを刻みつつ、これを追った。

しかし、斜面を詰めていくと、トレースをロスト。
というか、トレースは散乱していた。
仕方ない。
トレースの追っかけっこをやり直すべく、間違いない場所まで一度降り、今度は登山道を示すテープを意識しつつ、先生(GPS)を頼りにしつつ、再び登った。
が、最終的には三方を囲む藪で行き詰った。

藪を見渡すと、獣道程度のトレースは確認できた。
トレースっていっても、隈笹が気持ちなぎ倒されている程度だ。
しかし、先生は獣道の先に道があることを示している。
どうするか?悩んでいると、N島氏が”俺は行かない”と言った。

…。

行かない、ですか…。
N島氏のこの発言、久々に聞いた。
行かない、とは、どういうことだろう。
”藪漕ぎなんかごめんだ”ということだろうか?
”行っても道を間違えているかもしれないのに、くたびれ儲けはごめんだ”ということだろうか?
それとも、17:00に磐梯吾妻スカイラインのゲートが閉まってしまうことを心配しているのだろうか?
だとすれば、迷っている暇なく、藪に突入するべきではないのか?
私だって藪に入った結果は保証できないが、まず行けるだろう、と踏んでいた。
しかし、迷っている間のこのN島氏の発言は、私の出鼻を挫く結果となった。

行きたくないんじゃ仕方ない。
私も登る気が失せた。
帰ろう。

13:38折り返し地点

9020-17

せっかく登った斜面だ。

この斜面を楽しむべくシリセードで一気に降った。
9020-18

再び五色沼の畔に戻り、ここで沼を見つつ飯を食った。
登りの際は気づかなかったが、意外に風が強い。
陽射しは相変わらず強いが、寒気をもよおすほどだった。
時計の気温計を確認すると18℃だった。

15:57不動沢登山口駐車場

不動沢登山口駐車場

無事、帰還。

N島氏とは、秋に計画している山がある。
一泊二日の計画で、山に入っちゃえば逃げ道(エスケープルート)はない。
この計画は、当然ながら、道具を買えば行ける、というものとは違う。
むしろ、道具が増えればその分ザックは重くなり、ハードルは高くなる。

もっと精進しないと厳しいっスよ!
頑張ってくださいネ!

本日は、町営の高湯温泉にて入湯し帰宅。

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