日本百名山「雲取山」(小袖乗越よりピストン)

山行記録

◎2011.1.5(Wed) 天気:晴れ後曇り 気温:-2~3.9℃

◎コース:08:05小袖乗越-09:30堂所-10:21七ッ石小屋-11:33ブナ坂-12:14奥多摩小屋-13:23小雲取山-13:48雲取山頂上-14:37小雲取山-14:48奥多摩小屋-15:08ブナ坂-16:20堂所-17:16小袖乗越(行動時間:9時間11分)

◎標高差:1277m

合計距離: 21028 m
最高点の標高: 2002 m
最低点の標高: 764 m
累積標高(上り): 1522 m
累積標高(下り): -1529 m

昨年の登り納めは神奈川県最高峰の「丹沢山」でしたが、今年の登り始めは東京都最高峰の「雲取山」。

今回参加は、副部長、そのご令嬢のミーちゃん、T達氏の計4名。

ミーちゃんは中学校1年生ですが、冬休中とのことでの参戦となりました。

「丹沢山」に引き続きのロングコースですが、どうなることか?

自信のない私は登りからストックを使って我が肉体をなんとか山頂まで引きずりあげる作戦。

07:40 小袖乗越路肩着
2011.1.5.2

当初予定より遅くなりましたが、私達にしてみればまずまずの到着時間。

駐車に限りのある小袖乗越。

正月明けなので、登山者も多いかもしれないと思い、駐車が無理なら鴨沢に駐車しようと考えまずは、小袖乗越に来てみると先着様は1台のみ。

時計の気温計で2.1℃

ぼちぼち準備してしゅっぱ・・・ ”あれ?コッヘル忘れた”。

なぜか最近、歳をとったせいか忘れ物が多い。

”昔はこんなことなかったんだけどな~”と、イマイチ納得がいかない気持ちを抱えつつ、ぼちぼち準備して出発。

08:05 小袖乗越

2011.1.5.3

水場(山側)
2011.1.5.4

水場(谷側)
2011.1.5.5

ここの水場から出る水で幅広な路面凍結有り。

透明でカッチカチに氷っており、透明なので氷したの落葉までクッキリしてます。

ここで休憩していたのですが、後から来られた登山者の方は足を滑らせて転んでしまいました。

09:30 堂所

2011.1.5.6

堂所より眺望
2011.1.5.7

10:21 七ッ石小屋

2011.1.5.8

七ッ石小屋は、土日祝のみ小屋番の方がいらっしゃる様子で、この日は不在でした。

しかし、小屋は開放されており小屋内には小鳥が住み着いておりました。

トイレ有り(1回100円)。水場有り。

七ッ石小屋より眺望写真
2011.1.5.9

七ッ石小屋上部にある水場
2011.1.5.10

写真だとちょっと見ずらいですが、水場はまだ凍結してません。

その水場より先から凍結部分がでてきだします。
2011.1.5.11

11:33 ブナ坂

2011.1.5.12

ヘリポート
2011.1.5.13

12:14 奥多摩小屋

2011.1.5.14

ここで昼食。時計の気温計で3.9℃。

世の中、正月休みも終わっている様子で、ここまで登っても行きかう登山者はまばらです。

奥多摩小屋注意書き
2011.1.5.16

奥多摩小屋の水場はシオ沢側に下って5分の所にあるとの看板有り。

小雲取山
2011.1.5.15

小雲取山へ登る急登
2011.1.5.17

13:23 小雲取山

2011.1.5.18

雲取山へと続く尾根道
2011.1.5.19

13:48 雲取山山頂

2011.1.5.20

ようやく頂上。雲取山避難小屋設置の気温計で0℃丁度。

ちょろちょろ休憩、写真、雪あそびをしていたせいか?予想以上に時間がかかりました。

個人的には体力の残量とぼしくなってきてます。

コッヘルを忘れたせいで、メンバー全員行動食でここまで登ってきています。

ゴメンナサイ。

ここでもチョロチョロ飲み食いしながら休憩。

雲取山避難小屋は、結構りっぱな造りですが、トイレは自然浸透式(いわゆる垂れ流し)で、いきなり浸透ではなく下のほうまでパイプを通しています。

そのパイプ内が凍結し、結果、後からくるし尿は溜まる一方で現在便器外まで凍結して溢れています。

眺望写真(甲武信ヶ岳)
2011.1.5.21

30分位ウロウロしてましたが、空も曇り出し、気温計を見ると-2℃ちょっとまで下がりだす。

ぼちぼち下るか、ということで重い腰を上げて出発。

雲取山避難小屋
2011.1.5.22

14:37 小雲取山

14:48 奥多摩小屋

15:08 ブナ坂

2011.1.5.23

下山は七ッ石小屋を経由せず、その下を通るまき道でくだる。

その道は、北傾斜の谷戸で七ッ石小屋経由の道と比較すると残雪が多いです。

ミニ氷柱?成長中です。
2011.1.5.24

16:20 堂所

2011.1.5.25

鴨沢への下山道途中にある廃屋。

何の気なしに写真を撮ってみるとなにやらポツポツ写っている。

肉眼ではなにもないのですが、雪のような?カビのような?カメラのディスプレーにはポツポツでている。

”レンズ結露したかな?”と、レンズを拭いてまた撮ってみてもポツポツが消えない。

その時撮った写真がこれ
2011.1.5.26

画質を落として見ずらいのでコントラスト気持ち強くしてます。

17:16 小袖乗越

2011.1.5.27

無事、帰還。

疲れた・・・。

前回の「丹沢山」の下山が夜になってしまったので、”今回は明るい内に”と思ってましたが、またもやヘッドライトのお世話になることになってしまいました。

今回登ったこのコース。

小袖乗越から登れたからこんなものですみましたが、鴨沢から登ってたら往復であと1時間余分に行動することになってますからね~。

コース全般は、傾斜が緩やかでブナ坂まで登った時点での感想は、900m位登ったという実感はあまりありませんでした。

ただし、距離は結構あるので結果、膝がやられました。

どうも登山靴が気に入らない。

やっぱり買い換えないとダメなかな~。

遅い帰りになってしまった私達は、近所同士の副部長父子と共にラーメンを食べて帰路につきました。

そういえば、廃屋の写真。

会社に持って行って皆に見てもらうと、”オーヴだ”との指摘。

”なにオーヴって?”

と、よくわかりませんが、とりあえず私自身が撮影したまがい物ではありません。

ちょっと調べてみると、”電気的、磁気的影響によって・・・”なる原因では?との説も。

電気的・磁気的影響とは、カメラ本体の問題?それとも気象によるもの?

だれか詳しい人教えてください。

日本百名山「雲取山」(小袖乗越よりピストン)」 に4件のコメント


  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして、
    ヤマレコを見ていたら、オーヴが写っていた写真
    が載っていたので、訪問しました。
    私も、以前 カメラに詳しい友人に聞いたところ
    レンズの絞りによって、まれに起きる 光学現象
    だと言っていました。
    私も、雲取山の好きなコースですが、廃屋は
    いつも写真に撮りますが、オーヴが写ることは
    ありませんでした。 
    興味深いですね。


  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    サクラスミレさん
    コメント拝見いたしました。
    レンズの絞りですか。
    私も仕事で家や室内写真を山ほど撮りますが、こんな写真が撮れたことはなく、不気味だな~と感じていたのでチョットほっとしました。
    サクラスミレさんのブログ拝見しました。
    私も興味ある①大菩薩嶺②スタッドレス
    参考になりました。


  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめまして。
    昨日すっころんだモノです。
    ヤマレコ見ていたら載っていたもので。
    快晴・無風・無雲で絶好の登山日よりでしたね。
    てっきり、雲取山荘で泊まっていかれるのかと思っていたら、日帰りだったんですね。
    今度は、三峰の方から登ってみようと思います。


  4. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ごちゃんさん
    勝手に掲載し、失礼しました。
    日帰りでチャレンジしましたが、結果は記載のとおりであまりおすすめできるものではありませんでした。
    でも、天気は良かったですね。
    安全登山でゆきましょう。

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