ペツル「ジプカ プラス2」について(ビームパターン確認実験:室内編)

前回”ペツル「ミオXP ベルト」”のビームパターンを確認した際、ついでに「ジプカ プラス2」についても同実験を行っていました。
今回はその結果、及びこのライトの使用感等ご報告したいと思います。

実験環境は自宅室内。
ティラノサウルスの人形を置き、そこへ光の中心があたるようにします。
ライトは、ティラノサウルスより2m離れた場所に設置。
で、さっそく照射!!。

・エコノミーモード
ぺツル「ジプカ プラス2」

・最大モード (50lm)
ぺツル「ジプカ プラス2」

・赤色LEDモード
ぺツル「ジプカ プラス2」

感想

以前に所有していた「ジプカ プラス」や現行機の「ジプカ2」は、LED4灯です。
この場合、ビームパターンは全般均一に広がる感じなのですが、「ジプカ プラス2」の場合、 ハイアウトプットLED1灯で、ビームパターンは広がりを見せるものの光の中心部分がより光が集中したものとなっている様が前掲の写真より見て取ることができます。
これは、レンズの構造と「ジプカ プラス」や「ジプカ2」のLED灯がそれぞれ35ルーメン、40ルーメンなのに対し「ジプカ プラス2」は50ルーメンとよりパワフルになっており、その違いがでているものと思われます。

私がこのライトを山中において初めて使用したのは、北アルプス蝶ヶ岳から三股への下山路において、正味1時間半ほどで、三股到着が20:00頃になってしまった時です。
この時は、道がシカッリしていたこともあり、照射能力に不安を感じることはありませんでしたが、山行が台風通過後であった事もあり、途中、涸沢が増水の影響で”沢”へと変貌し登山道を消していた個所がありました。
この場所はかなり幅広で漠然とした涸沢であった為、道を見失い、正直”ライトがもっとパワフルだったらな~”と思わされたシチュエーションではありました。
しかし、上記シチュエーションはちょっと特殊な状況と思いますので、台風の影響がなければ問題なかったと思います。

他、このライトには赤色LED灯が付属しています。
これは「ミオ」シリーズとは異なり、汎用性といいますか?このライトの用途の広がりを見せるところです。
例えば、私個人的なことで言えば”夜釣り”。
真っ暗な夜、誰もいない防波堤の先っぽで釣りを楽しむ。
その際、仕掛け、餌付け等々、当然ライトは必需品。
通常の白色ライトで海面を照らせば、魚が警戒、又は散る。
そんなシチュエーションにこのライトは抜群の能力を発揮することと思います。

そもそもこの「ジプカ」シリーズは私のお気に入りの一品で、極めつけは”バンド巻取りリール式”は他のライトでは採用していない仕組み。
この仕組みのお蔭で、①小型②軽量③かさ張らない、と、いいこと尽くめです。

なお、あまりの小型ゆえ、カラーは”黒”をお勧めしません。
”ライト”という道具の特性上、使用するのは”夜”。
カラーが黒だと暗い中、黒いものをガサゴソと探す羽目になりイライラさせられ、あるいは雑に収納すると紛失の可能性が高まります(私は過去にジプカの”黒”を紛失した経験があります)。

今回は”室内編”としておりますが、時期を見て”屋外編”を実施してみたいと思います。


*ペツル「ジプカプラス2」の概要記事はコチラ → ペツル「ジプカプラス2」について(概要)

 *ペツル「ジプカプラス2」の最新相場はコチラ

ペツル「ジプカ プラス2」について(ビームパターン確認実験:室内編)」 に2件のコメント


  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    この「ジプカプラス2」 重量も軽く
    取り付け方も多彩で使いやすそうですね。
    グリーンのボディーがまたイイですね!! 


  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    山行蔵さん >
    プラス、パワーアップされ、明るいですヨ

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