SOTO「広口フューエルボトル400ml」について(概要)

やっと出た!
SOTOのガソリンストーブである「MUKAストーブ」用の燃料ボトル。
400mlのミニボトルだ。

ガソリンストーブは、ガスという気体を燃料とするのではなく、ガソリンという液体を燃料とすることで、ガスストーブが使えないような低温下においても頼もしく燃焼する。
そんなことで、昔は冬に使用するストーブといえばガソリンストーブが主流だったが、最近は、ガスストーブも燃料やバーナーヘッドの改良により、冬でもそこそこ使えるようになり、ガソリンストーブの出番がめっきり減ってしまった。
なぜなら、ガソリンストーブは燃焼させるまでに手間がかかり、重く、臭く、燃焼時にガソリンの飛び火のリスクもあるからだ。

臭い、は燃料の問題なので仕方ない。
手間や飛び火のリスクは、ガソリンストーブのクセを理解して使えばいい。
しかし、重いは…。

ガソリンストーブの大御所といえば、MSRか?
ガソリンストーブのバリエーションはMSRが最も充実している。
更に、ミニ燃料ボトルを販売し、軽量化の配慮もされている。
また、アルミ水筒の「SIGG」のボトルがMSRの燃料タンクに流用できる、とのことで、更なる軽量化の余地もある(違法かな?非推奨)。
しかし、SOTOのMUKAストーブではミニ燃料ボトルは販売しておらず、MSRと比べれば、軽量化、という点で、圧倒的に不利だった。
そんなMUKAストーブに、ようやく、ミニ燃料ボトルが販売された次第です。

ボトル容量は400mlだが、詰めていい燃料の容量は280ml。
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これは、ガソリンをバーナーヘッドへ送る為に、タンクを加圧するからだ。

700lmの燃料ボトルに基準値の約480mlのガソリンを詰めた重量。
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505g。

400mlボトルに約280mlのガソリンを詰めた重量。
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316gと、約190gの軽量化達成。

なお、カタログデータによると、700mlのボトルに480mlの燃料を詰めた場合の連続燃焼時間は一時間、ということになっている。
ということは、400mlのボトルに280mlの燃料を詰めた場合の連続燃焼時間は35分、ということになる。

更に400mlボトル時のセット重量。
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644g。

対する、SOTO「ウィンドマスター」+プリムス「IP-250U ウルトラガス」の重量はこれ。
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433g。

ガスストーブとの重量差、210g。
もし、700mlのボトルだったら重量差は倍近くになっているところだ。
これなら、十分、実用範囲内!

カタログデータ

【寸法】直径67×高さ168mm(キャップ含む)
【重量】125g
【容量】280ml(ボトル容量400ml)
【材質】本体:アルミ、キャップ:樹脂
【価格】2592円(*SOTO「広口フューエルボトル400ml」の最新相場はこちら

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