雪崩講習に参加するにあたり、講習時に必要なものを色々買った。
それらを機能的にパッキングできるザックも欲しくなりまして…。
ザックまで買う必要はなかったのですが、買っちゃった。
コード42は、「スノーパック」と呼ばれるカテゴリーに含まれる。
要するに、バックカントリースキーヤーの為のザック、という位置づけだ。
スキー板やスノーボードを効率的に収納できるよう、特徴的な外観をもっている。

ザック正面は、スノーボード等を積載できるよう、ストラップを正面に回して固定できる仕組みになっている。

板だの、ボード等が当たる面は、その荷重に負けないよう、又は、エッジで簡単に切れないよう、ガッシリと分厚い構造になっている。

ここには私の場合、こんな感じでスノーシューを固定したかった。

ピッケル装着例。

更に、ストックを装着。

アイスツールループは一つしか設けられていないので、下段はカラビナでザックに接続。
更に、スノーシューを装着。

ザック正面の上部固定用ストラップは、サイドのストラップと連動になっている。

連動になっていることにより、このバックルを締め上げれば、フロントからサイドまで、一気に締め上がる。

バックルの操作は、グローブをはめたままでもストレスがない。
ストレスが無いのは、このバックルのみならず、全般、例えば、ジッパーの持ち手は全てデカいループが備わっている。
テープのロック解除は、バックルを捏ね繰り回さなくても、このように上げるだけで可能。

これは、下部の固定ストラップ。

下部のストラップは、上部とは異なり、ストラップの長さはバックルによりロックされており、長さの調節には時間がかかる。
まあ、板だのボードの下受け部分なので、道具に合わせてストラップの長さを一度調整すれば、頻繁に長さを調節する場所ではない、ということか?
ストラップ内側は、人口皮による補強あり。

重量・エッジに耐えられる仕様になっている。
他、サイドにも固定可能(Aフレームスキーキャリー)。

下部の固定は、ストラップですらない。

チェストストラップには、ホイッスルが付属。

右腕側ショルダーベルトには、凍結防止仕様のハイドレーションカバー付き。

これを開けるとこうなる。

この中に、ハイドレーションのホースを収納することになる。
スノーキットポケット。

ザックの上蓋をいじることなく、ザック正面からアクセスできる。
この中に、所謂、スノーキットを収納。

収納しているのは、手前から、
- ブラックダイヤモンド「クイックドロープローブツアー280」
- ブラックダイヤモンド「ディプロイ3」
- BCA「スノーソー」
このスノーキットポケットと、BCA「スノーソー」との相性は抜群で、取っ手の湾曲は計ったようにピッタリと合う。

更に、ポケットのサイズは、BCA「スノースタディキット」のサイズとピッタリと合う。

バックパネルアクセス。

ザックの上蓋を開けることなく、ザック内部にアクセス可能。
なお、赤いのはシェラフで、ザックの形を整えるのに、中に詰めていた。
シェラフを取り出せばこんな感じ。

バックパネルのパネル裏面はこんな感じ。

このパネル側にハイドレーションのタンクを収納することになる。

結果、外気に触れることなく、ショルダーパットへホースを送り込むことが可能となる。

冬季にハイドレーション…?
過去に、凍結防止策を何も施さずにハイドレーションを使ったことがある。
その時の気温は最低で-7℃位だったか?
当然、ホースは外部に露出していた。
その際、真っ先に凍結したのは、ハイドレーションのバルブだった。
バルブを”ジャリッ”と噛んだら水が出てきた。
人間の体温はどの位熱いのだろう?
例えば、雪山テント泊で一晩明かした場合、床下の雪は相当融ける。
当然、マットを敷いているにも係らずだ。
例えば、先日登った編笠山の時は-16℃、かつ、強風が吹き荒れていた。
バラクラバはバリバリに凍り、指先は凍傷になるかと思うほど寒かったが、編笠山山頂でザックを降ろした際、ザックは溶けた雪で濡れていた。
つまり、雪が融ける、ということは、どんなに寒くても、マット下は0℃以上の温度があり、ザック表面も体に触れていた面は0℃以上の温度があったと思われる。
その熱は、例えば、オスプレー「コード42」のザック内にも伝わるだろう。
当然、ショルダーパッドにも伝わるだろう。
ということは、どんなに寒くても、ザックが人間に背負われている限り、最も肌に近い場所に配されているコード42のハイドレーションシステムは凍結しないと思われます。
…。
本当かな?
次回の実験対象。
上蓋は二重に仕切られている。

下段は、”エンボス加工”とのことで、ゴーグル入れ。

上段は、ヘルメットホルダーを兼ねている。

上蓋上部には、ループが四ヵ所設けられており、別途、テープ、バックルを購入すれば、アイゼンの固定に役立ちそうだな。
このように多機能ザックですが、多機能故に欠点?いや、仕方ないか。
重量は1.65kg有り(サイズ:M/L)。
他、コード42の上位機種として、「コードABSコンパチブル42」がある。
こちらは、雪崩エアバッグシステムの搭載が可能となっています。
*雪崩エアバッグシステムである「ABSバリオベースユニット」は別売り
カタログデータ
スキー&スノーボード登山やスキーパトロールのために開発されたトップローダー。バックパネルアクセスも可能。正面にJジッパースノーキットポケットがあります。
- ダイアゴナル、Aフレームスキーキャリー
- スノーボードキャリー(正面に垂直/背面に水平)
- ヘルメットキャリー
- ウェット/ドライギアディビジョン
- エンボス素材のゴーグルポケット
- 凍結防止カバー付きのハイドレーションスリーブ
- 両サイドにヒップベルトジッパーポケット
| サイズ | S/M、M/L |
|---|---|
| 対応背面長 | S/M=38~48cm、M/L=47.5~58cm |
| 容 量 | S/M=40リットル、M/L=42リットル |
| 重 量 | S/M=1.64kg、M/L=1.65kg |
| 推奨パッキングウェイト | 11~17kg |
| 外 寸 | 縦65×横33×奥32cm(M/Lサイズ) |
| 推奨レインカバーサイズ | S~M |
| 生 地 | 420HDナイロン、420Dヘックスリップダイヤモンドナイロン |
| カラー | ブラック(BK) ナイトログリーン(GN) フードゥーレッド(RD) |
価格:18,360円(*オスプレー「コード42」の最新相場はこちら)