特に記事にしていなかったが、インナーグローブを買い増し、今まで使っていたインナーグローブ、ファイントラック「フラッドラッシュ®EXPグローブ」は、予備のインナーグローブに回した。
このグローブも悪くはなかったが、気持ち、サイズが大きくそれが気になっていた。
このブラックダイヤモンドのグローブを買ったのは昨年10月頃だったが、年初に登った編笠山の際、あの寒気、暴風の際、このグローブで乗り切ったので、記事にしてみる気になった次第です。
以前、このグローブの旧モデルを使っていた。
肌に密着する「ポーラーテック®パワーストレッチ」の着け心地は最高で、グローブの操作性が良く、それが気に入っていたが、指先がすり切れ、引退した。
その指先は、新モデルでは一部補強されている。
正確には、補強というよりは、スマートフォンのタッチパネル対応モデルに生まれ変わったのだ。
補強されている指先は、人差し指及び、親指。
旧モデルでは、私のライター操作(ヤスリ式ライター)により、真っ先に親指先がすり切れてしまったので、この仕様変更で長持ちするようになった。
手のひらの補強は、旧モデル同様で、気温が低くなればこのグローブ単体でアウターグローブとしても使い勝手がよい。
ちなみに、ステッチは黄色く目立っていますが、この糸は防弾チョッキ等で採用されている「ケブラー」で、そういう意味でも補強されています。
対応温度域について
ロストアローのホームページで、このグローブに関する情報を見ると、”温度域”として、
2/7度
とされている。
単純に、気温2~7℃を想定した設計と思われます。
このグローブにはバリエーションがあり、「ヘビーウェイト」と呼ばれる上位モデルが販売されおり、こちらの温度域は、
-4/4度
とされています。
違いは、ポーラテックの密度のようで、カタログデータ上、
- ミッドウエイト:ポーラーテック®パワーストレッチ(241g/平米)
- ヘビーウエイト:ポーラーテック®パワーストレッチ(322g/平米)
と記載されています。
私は、ミッドウエイトグローブ+ヘリテイジ「GORE-TEX®ウォータープルーフ オーバーグローブ」の組み合わせで、気温-16℃で20mを超える風速の中、なんとか耐え凌ぐことができましたが、次回、同条件で登るとすれば…。
やはり、ヘビーウエイトが欲しいな…。
カタログデータ
ポーラーテック®パワーストレッチを用いた中厚手のグローブ。保温性、伸縮性、操作性をバランスさせています。親指と人指し指に、スマートフォン等のタッチスクリーン操作に対応したマテリアルを採用。
- 親指と人指し指にタッチスクリーン操作対応生地採用
- ポーラーテック®パワーストレッチ(241g/平米)
- ゴートレザーパームパッチ
【カラー】ブラック(BK)
【サイズ】XS、S、M、L、XL
【重量】55g(M)
【温度域】2/7度
【価格】4320円(*ブラックダイヤモンド「ミッドウェイトデジタル」の最新相場はこちら)