山行記録
◎2011.3.23(Wed) 天気:曇り時々晴れ 気温:未計測
◎コース: 09:15野村住宅-09:16関谷奥見晴台-09:39みず木山頂上-09:44市境広場-09:59天園-10:15天台山頂上-10:31鎌倉市二階堂の住宅地-10:48鶴岡八幡宮-11:15建長寺-11:32勝上献展望台-12:00大平山頂上-12:06天園-12:24市境広場-12:33関谷奥見晴台-12:43野村住宅(行動時間:3時間28分)
◎標高差:147m
最高点の標高: 164 m
最低点の標高: 7 m
累積標高(上り): 786 m
累積標高(下り): -770 m
現在、”東北地方太平洋沖地震”の影響で、ガソリン不足が深刻になっております。
そのような状況を鑑み、同志K達氏とも協議の上、現在、遠征は自粛しております。
それでは、近場にどこかないか?
いろいろ探していると”鎌倉アルプス”が気になる。
私の自宅は、登り口の近所にあり、いや、あるからこそ、今まで”登山”の対象として見たことがなかったのですが、”ヤマレコで調べると皆さん結構歩いている。
”ならば”とのことで、やって来ました登り口。
…自宅から走って15分。
ナマッた体にムチ打つべく、本日のスタイルはトレランスタイル。
既に体も温まっており、即出発。
09:15 野村住宅
この登り口は、私が朝のランニングで使用しているルートです。
いつもであれば、登ってすぐ右折し、金沢自然動物公園方面へ行くのですが、今日はまっすぐ登り詰めます。
登りだしはこの急階段。
階段途中にて
↓
09:16 関谷奥見晴台
眺望抜群!!
登山道の状況は全般こんな感じ。
今回のこのコース。
かなりのんびりした起伏の尾根道で、まさに”ハイキング”。
これから鎌倉まで行くわけですが、前途に明るい!
標識看板の状況は全般こんな感じです。
”みず木山”取付点
”みず木山”への取付点は突然やってきました。
看板にマジック書きしかありません。
反対側から来たらかなりの確率で見逃すと思います。
↓
09:39 みず木山頂上
頂上はジミですが・・・
眺望は抜群!!
↓
09:44 市境広場
”市境”ということで、ここから先は、横浜市と鎌倉市を分ける尾根沿いの道となります。
鎌倉まじりの道になると道が急に”情緒的”になる。
砂岩の岩盤を切り通した道
↓
09:59 天園
この”天園”という謎めいた地名?
そこにあるのは休憩所です。
軽食を扱っている様子で、これなら手ぶらでこのコースを歩いても問題ない。
ただし、私が到着したこの時間では営業していませんでした。
天園見晴台
天園見晴台より眺望
ようやく”鎌倉”を望む。
天台山取付点
天台山へ行くには、ここを右に登って行きます。
しかし、この取付点。
私はGPSを睨みながら進みましたので気付きましたが、これ、標識・看板も無いですし、普通わからないと思います。
↓
10:15 天台山頂上
”またもや眺望が・・・”と期待して登ってみましたが、あいにく藪の中。
この先は、”瑞泉寺”方面へと標識を追って進みますが、まさに”瑞泉寺”へ分岐する道を”瑞泉寺”へは向わず真っすぐ進みます。
すると、二階堂の住宅街に出る。
↓
10:31 鎌倉市二階堂の住宅地
更に住宅地を下へ下へと下る。
↓
10:48 鶴岡八幡宮
若宮大路
大イチョウ
昨年の春、倒れてしまった鶴岡八幡宮”大イチョウ”。
樹齢1000年だったそうですが、復活の兆しを示しております。
すごい生命力。
この辺りで空が曇りだす。
寒くもあり、あまりノンビリもできないので、コンビニでカロリーメイトを購入し、パクつきながら”建長寺”へ向かいます。
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11:15 建長寺
再び”天園ハイキングコース”へ入るにはこの”建長寺”の敷地を跨ぐ必要がある。
”拝観料”は300円。
支払いを済まし、奥へと進む。
敷地の奥左側にこんな感じの道があり、これを進む。
更に進み、急な階段を詰める。
↓
11:32 勝上献展望台
で、眺望。
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12:00 大平山頂上
太平山頂上から撮影した写真が、トップに掲載している写真です。
眺望抜群でした。
なお、天園ハイキングコース中、すっきり”鎌倉アルプス”の全貌(写真でも全貌ではなく半貌位ですが・・・)を撮影できるのは、この大平山頂上からのみの様子でした。
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12:06 天園
昼時でもあり、朝とは違い営業中。
平日にもかかわらず、お客さん5人位入っていました。
ここから先は、来た道を辿って戻る。
↓
12:24 市境広場
↓
12:33 関谷奥見晴台
↓
12:43 野村住宅
無事、帰還。
久々に走ったせいか?後半は膝がやられました。
今回歩いたこのコースは、住宅街や、幹線道路、墓地が隣接しているのですが、絶妙に樹木で見えないようになっており、歩行中は登山気分を十分味わえる内容になっています。
しかし、要所要所では、”~見晴台”があるので、眺望も満喫できる要素が含まれており、ボリューム満点です。
また、コース中で鎌倉詣でもでき、”~寺”も続出しますので、歴史系に興味のある方は見所満載と思います。
ちなみに、鎌倉市の場合、たいていの”~寺”周辺は、歴史的風土保存区域や、歴史的風土特別保存地区に指定されており、寺そのもの以外に周辺環境も守られおり、限りなく昔に近い状態を保たれるようになっているので、”古の人”が歩いた雰囲気も満喫できます。
登山当日は、平日にもかかわらず多数の方とすれ違い、”天園ハイキングコース”の人気のほどを知りました。
本日は寄り道せず、昼飯を買って帰宅。
自宅からのドアトゥドアでのトータル行動距離は、17キロ弱と意外にロングになってしまいました。