山行記録
◎2011.3.5(Sat) 天気:晴れ 気温:未計測
◎コース:9:40つつじヶ丘駅-09:50女体山駅-09:57女体山山頂-10:12御幸ヶ原-10:23男体山山頂-10:35御幸ヶ原-11:00つつじヶ丘への分岐-12:19つつじヶ丘駐車場(行動時間:2時間39分)
◎標高差:351m
最高点の標高: 883 m
最低点の標高: 490 m
累積標高(上り): 681 m
累積標高(下り): -636 m
久々のウィークエンドが休日。
息子をどこかの山へ連れて行こうと思案してましたが、以前、丹沢「大山」へ連れ出した時、中腹でノックダウンしてしまった我が息子。
”シゴキ”ではないので、ライトな山がないか探していたところ「筑波山」が目に付く。
”ロープウェイもついてるし、標高も1000m切ってるし、じゃ、行くか”と、現場到着は、09:11。
ウィークエンドの観光地とのことで、なるべく早く到着したかったのですが、途中高速道路の事故渋滞により遅めの到着になってしまいました。
しかしながら、私の不安をよそに駐車場は空いる。
今回は装備もかなりライトで、ウエストバックと念の為、ストックのみ。
シューズは、メリルのローカット。
ぼちぼち準備して出発。
09:40 つつじヶ丘駅
・・・まずはロープウェイ乗場へ。
少々情けない感じがしますが・・・。
多少言い訳がましい前置を。
私の登山流儀でいえば”使える交通手段は使う”というものがあります。
理由はいろいろあります。
”人が汗掻いて登っているのに他人が楽な交通手段を利用しているのを見るのが不快”とか、
”山頂まで交通手段がついている山はお手軽で冒険性に欠ける”とか、というところです。
私においては、このような山々は”家族の為に取っておくべき”山々で、基本、家族と共に山へ行きます。
前置が少々長くなってしまいましたが・・・。
と、いうことで、登り片道分の料金を払い(下山は登山道の予定)勇んで”ロープウェイへ乗り込みます。
で、あっという間(6分)に女体山駅に到着。
↓
09:50 女体山駅
で、降りてみると雪がある…。
これはチョット意外でした。
霜が張ってる位の予想でしたが、結構ガッツリ残っている。
息子連れということもあり、不安な心を息子に悟られないよう前進。
↓
09:57 女体山山頂
またまた、あっという間に頂上で、百名山ひとつゲットです。
上記写真正面、気持ち上目に白く尖っているのが”富士山”。
展望写真(霞ヶ浦方面)
この「女体山」のピーク。
裏側はストンと切れ落ちており、落ちたら最後、50mはいっちゃいそうなので注意が必要です。
ここまで来るのに汗も掻いていないので、山頂での景色の堪能もそこそこに更に前進。
すると・・・。
アイスバーン。
このアイスバーン。
①女体山~男体山間
②女体山からつつじヶ丘駐車場へ下山する際の女体山直下の急登
上記区間は全般こんな感じで、注意が必要です。
①は傾斜は大したことないので危険を感じませんが、②はアイゼンが無いと細心の注意が要求されます。
また、アイスバーンになっていない所は泥濘になっており、防水の効かない靴は直ぐに靴内までビショ濡れになります。
↓
10:12 御幸ヶ原
眺望写真(日光方面)
↓
10:23 男体山山頂
ロープウェイを降りてから、ここまで約30分程で「筑波山」完全制覇です。
男体山山頂からの眺望は、あいにくあまり開けておりませんでした。
眺望写真(女体山)
↓
10:35御幸ヶ原
↓
11:00つつじヶ丘への分岐
”つつじヶ丘駐車場”への下山はロープウェイではなく登山道を利用することにする。
今回は”難所”を予想していなかったのですが、本日最大の難所が我ら親子を待ち受けていました。
この難所間。
舐めたらやられる”と思い、息子への”指導”で忙しく、あいにく写真撮影を忘れてました。
状況は前記のとおりですが、点描しますと、下山早々クサリが打ってあります。
その下部はクサリは打っていませんが、傾斜はさほど変わりません。
岩の登山道で、その岩には登山者により踏み固められた氷が融けもせず、ビッシリ詰まっている。
氷の合間に岩が頭だけ出していたり、木部の頭だけ出している様な所を選びつつ慎重に足を置き、ソロソロと進むことになる。
当然ながら、他の登山者全員”ソロソロと移動しており、かつ、昼時ということもあり、下からゾロゾロ登山者が登ってくる。
で、久々の、
”ほ~、渋滞している・・・”。
と、なります。
そんなことで、道を譲りつつ、譲られつつ、ようやく安全地帯まで降りてきました。
で、安全地帯まで下ると”~岩”と看板付きの岩が続出します。
大仏岩
北斗岩
裏面大黒
出船入船
国割り石
陰陽石
母の胎内潜り
高天原
弁慶七戻り
と、ざっとこんな感じです。
ちなみに、それぞれの岩の看板は下山者に見やすい位置に配置しているので、つつじヶ丘から登りで女体山に向かわれる方は気づかない方もいしゃっしゃることと思います。
ようやく、つつじヶ丘駐車場が見える所まで下ってきた。
締めで、我が息子はスベリ台で下山。
↓
12:19 つつじヶ丘駐車場
無事、帰還。
まともに歩いたのは下山路のみでしたが、気を使ったせいか意外に疲れました。
念の為に持ってきたストックが大活躍でした。
しかし、この「筑波山」。
久々にウィークエンドの山へ来たせいか?すごい混雑っぷりで、人気の程を思い知りました。
登山者を観察するに、ノリは「富士山」という感じで老若男女、完全装備の中高年、スニーカーの若者、トレランマン、赤ちゃんを背負って登る若夫婦、と、多彩です。
特に目立っていたのは”山ガール”系。
山でこれほど多数の若い女性を見かけるのは昨年登った富士山以来で、登山ブームの一端を垣間見るようでした。
本日は、筑波山温泉「江戸屋」にて入湯し帰宅。