アライテント「エアライズ2」に標準装備されている張り綱の長さについて。
不足を感じていた私は、ヘリテイジ「リフレクティブ スーパーガイライン テント用」を購入し、アライテント「エアライズ2」の張り綱を換装してみた次第です。
このヘリテイジの張り綱については、当サイトにおいて過去にもご紹介しています。
*過去記事はコチラ → ヘリテイジ「エマージェンシーツェルト」について(準備編)
一般的に、テントの張り綱は3mm径がほとんどですが、この張り綱は2mm径と細い。
右がテントセット付属の張り綱。
左がヘリテイジ「リフレクティブ スーパーガイライン テント用」になります。
このヘリテイジの張り綱は”リフレクティブ”ということで、光を反射するものがライン内に埋め込まれている様子。
グレーのポツポツがそうなんでしょうかね~。
よく解らない。
細くなることで、軽量、かさ張らない、といいこと尽くめですが、2mm径と細いのに強度を確保している秘密が”ダイニーマ”という素材にあります。
*ダイニーマ詳細(東洋紡商品紹介ページ) → http://www.toyobo.co.jp/seihin/dn/dyneema/index.htm
私が見渡してみる限り、”ダイニーマ”を使用した張り綱はヘリテイジのこの商品しかない様子です。
細いが故の弱点としては、
- 擦れ、特に摩擦熱が生じるようなケース
- 細いが故に自在は事実上、専用品
といったところと思います。
4本組になっており、1本の長さは2.5m。
まあ、これだけ長ければ大抵は間に合うハズ。
さっそく、換装!!
張り綱の結び方について
張り綱を換装するにあたり、ツラツラと付属の張り綱の結び方を見てみると、以下の2種類の結び方がなされていました。
- テント本体:クリンチノット
- フライ:エイトノット
この”結び方”について。
適材適所と申しますか?それぞれメリット・デメリットがあるかと思いますが、私は”これ”で問題ない限り、これでやっつけちゃいます。
”これ”とは、8の字チチワ結び。
*見やすかったので、テント付属の張り綱を例で使用しています。
1.まず、チワワをつくる。
↓
2.ループにチワワをくぐらせ、更にロープ反対側末端をチワワをくぐらせる。
↓
3.後はロープを引っ張ってお終い。
結ぶのが簡単で間違えようがない。
解除が早くできる。
結束強度もマズマズ。
弱点は、
- 太いロープに向かない
- 長いロープに向かない
といったところです。
なお、これで結んだのはテント本体側のみで、フライ側についてはフライ側のループが小さ目でチワワの結び目をループにくぐらせるのが窮屈だったので”クリンチノット”でやっつけちゃいました。
それぞれの結び方の詳細は他のサイトの方が詳しいので、そちらに譲ります。
カタログデータ
中芯に超高強力、高弾性率繊維ダイニーマを使用した超軽量張り綱セットです。外皮に反射材が織り込まれているので、ライトの明かりに反射し、視認性が抜群。張り綱としての強度(約100kgf)を保持し、軽量・コンパクトになっています。
2.5m 4本セット 専用自在付き
【重量】28g
【価格】1,680円(税込)(*ヘリテイジ「リフレクティブ スーパーガイライン テント用」の最新相場はコチラ)