本年度の目標は「南アルプス完全制覇!!」と以前に宣言いたしました。
現在、私の頭の中では”南アルプスの稜線を歩いてみたい!!”という欲求がみなぎっておりますが、何分、南アルプスの峰々は登山口までのアプローチは遠く、山頂までは山深い。
第一、南アルプスを歩くのに日帰りハイクでは時間も金も勿体ない。
それらのハードルを乗り越えるべく、お泊りセットを購入してみました。
第一弾は「テント」です。
南アルプスであれば、全般、山小屋が充実しており、無理してテントを購入する必要もなかったのですが、私の場合、単独行が多い。
一人で山小屋にお泊りするのは、結構淋しいんですよね~。
そんなことで単独行の場合、基本、テント泊の選択をとる予定です。
数あるテント中、なぜ「エアライズ2」を選択したか?
ヤマケイ2012.5号のテント特集で高得点だったから!!
理由はそれのみです。
その特集を読んで、「エアライズ・・・」と暗示をかけられました。
約20年ぶりにテントを新調した私は、テントについてほぼ、机上の知識しか無い・・・。
テント本体
スタッフバック内、内容物
スタッフバック内には前掲画像の物が収納されており、
- テント本体
- フライシート
- フライシート用スタッフバック
- ペグ(13本)
が内容物全てです。
なお、張り綱はテント本体、フライシート共にセット済です。
この張り綱の長さについて。
テント本体側
約110cm。
フライシート側
約75cm。
これ、ちょっと短いような・・・。
ペグに固定するなら兎も角、石を利用して固定するならこの倍位の長さがないと無理と思うのですが・・・。
この”張り綱”について、アライテントのホームページ上で以下のような記載がありました。
”通常、メーカー出荷の段階で取り付けられている張り綱などは、設計上の「望ましい設営状態」を想定してセットされています”
更に読み進めると、
”テントをどのように使うのか。使う人のニーズ、使い方、フィールドの状態によって必要な長さや本数、太さなどが決まってくるものです”
とある。
つまり、付け替えるなり、細引きや捨て縄を利用して延長するなり、自分で創意工夫せよ。
そういったことのようです。
本体素材。
本体の素材については、”28dnリップストップナイロン(東レ『ファリーロ』中空糸)”とのことで、非常に薄く、向こう側が透けてみえる。
フロアー素材。
フロアーの素材については”40dnナイロンタフタPUコーティング”とのことで、本体よりは生地の厚みがありますが、20年来、テントを購入していない私にしてみると、これでも薄っぺらく感じ、ちょっと不安。
グラウンドシートを併用するか?悩んでいた私は、取りあえず様子見でグラウンドシート併用かな?
なお、”PUコーティング”による防水処理を施しているので”加水分解”による防水性能の低下は、将来的には免れない様子。
実は、テントを購入する際、この点が一番引っかかっておりました。
しかし、この点を考慮するとプロモンテしか選択肢が無くなるので、”テントは消耗品”と割り切りました。
この加水分解について。
私が過去に被害にあったことがあるのはスタッフバック位。
ポリウレタンコーティングが剥離し、ポロポロと陽に焼けた皮が剥がれるような状態になりました。
一方、登山靴においても加水分解の件がよく問題となりますが、私は登山靴において被害にあったことはありません。
フライシート
フライシート素材。
フライシートの素材は、”30dnリップストップナイロンPUコーティング”とのことで、これは・・・。
以前に記事にした”ISUKA「ウルトラライト ウォレット」”の生地、そのまんま。
こちらも”PUコーティング”なので、消耗品と割り切りが必要です。
フレーム
フレームについては、”#7X5X『エアハーキュリーフレーム』(韓国ユナン社製)8.88φ”を採用とのことです。
このフレームの素材は”スカンジウム”なるレアメタルだそうで、スタッフバックに縛られているタグ裏を拝見すると、”MIG-29″だの”弾道ミサイル”だのと書かれているので軍事用航空素材としても利用されているほど軽量で強度がある様子。
2ちゃんねるで「エアライズ」に関する書き込みを拝見した際、山におけるエアライズが占める割合の多さから、”迷子になる”と書かれているのを見受けていましたが、確かにあり得る。
迷子にならないよう、目印を付け加えておくことを忘れないようにしようと思います。
カタログデータ(エアライズ2)
地上のあらゆる場所へ季節を問わず「人力移動」の快適さを約束する軽量コンパクトシステムテント。
【重量】:1550g(本体+フレーム+フライシート)
【サイズ】設営時:間口130×奥行210×高さ105cm、収納時:本体30×15φcm、フレーム38cm
【カラー】本体:クリーム、フライシート:オレンジ、フォレストグリーン、グランドシート・フレームスリーブ:チョコレート
【素材】本体:28dnリップストップナイロン(東レ『ファリーロ』中空糸)、フライ:30dnリップストップナイロンPUコーティング、シート:40dnナイロンタフタPUコーティング、フレーム:#7X5X『エアハーキュリーフレーム』(韓国ユナン社製)8.88φ
*エアライズには全サイズとも「張り綱」「ペグ」「シームコート」「リペアチューブ(緊急フレーム補修用チューブ)」がセットされています。
*エアライズの付属品(ペグ、張り綱)の重量は約200gです。
【価格】41,790円(税込)(*アライテント「エアライズ2」の最新相場はコチラ)
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
高校生時分、自転車で伊勢方面へテント積んで出掛けました。
幕営中に外部から、ガシャガシャの物音、野良犬がテントを攻撃してました(泣)
それ以来恐怖心一杯です。
それはさておき、ワタシモそろそろテン泊を考える時期ですかネ~、
災害の時にも必ず役立ちますからね^^
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PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
行蔵さん>
そうですか。
テント泊は高校生以来ですか。
テント泊装備一式+大型ザック化によるプラス重量を勘案すると、日帰り装備に最低でも3.5kgは加えることになります。
つまり・・・。
現状の装備重量の倍くらいとなるのですが、果たして、そんなに背負って山を登れるのか?
ちょっと不安・・・。