松浦隆康氏著「バリエーションハイキング」について

先日のこと。
ゴールデンウィーク中の家族サービスとして、家族揃って映画館に行っておりました。
上映時間まで後、1時間ほど余裕がある。
その間、立寄った本屋で見つけたのが”松浦隆康氏著「バリエーションハイキング」”でした。

本を手に取りペラペラとページを捲る。
目次を拝見すると、掲載エリアは都下より八ヶ岳周辺まで。
掲載コースは全て”バリエーションルート”です。

ここで言う”バリエーションルート”とは?

アルパインクライミングでいう”バリエーション”ということではなく、地図に掲載のない、又は破線表示になっているようなルートを指しています。
目次中に私に馴染みのあるエリアが掲載されていたので、ご購入。
家に帰ってから本を開いてみると・・・。

正直なところ活字が多く、まったく読む気にならない。
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已む無く、私に馴染みのある丹沢エリアを開いてみると、かつて私が歩いたことがあるルートが掲載されている。
読み進めてみると、細かい所まで活写されており、その情景が目に浮かぶ。

活字が多い分、情報量が多く、まるでバリエーションルートの辞書。
この本は先ほども述べましたが、最初から最後まで読み通すような本ではなくバリエーションルートのヒント集、また辞書と洞察しました。
そもそも、バリエーションルートを歩こう等と考える輩は最低限、読図能力があることが条件と思います。
私の場合であれば、バリエーションルートに行くのにぶっつけ本番はあり得ず、国土地理院地図にラインを引きルートを検討する。
そんな時にこの”辞書”が傍らにあれば・・・。
心強いこと間違い無しです。

掲載コースは100コース。
コース中、複数ルートを掲載しておりルート総数は266。
暫く、この本と睨めっこが続きそうな予感。

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松浦隆康氏著「バリエーションハイキング」について」 に2件のコメント


  1. SECRET: 0
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    熟練者御用達の書物のようですね~~
    活字と挿絵が半半くらいなら読む気に
    なりますけど(笑)
    デジタルに頼ってばかりで、読図の練習もしなければ
    ・・と思っています^^


  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    行蔵さん>
    おはようございます。
    「山と高原地図」持って取りあえず出発!!
    と、いう訳にはいかないルートばかり掲載されているので、その意味では”熟達者”向きなんでしょうかね~。
    ま、私も”デジタル”の恩恵を賜っている一人ですが・・・。

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