冒頭掲載の画像は右より
- ユニクロ「ヒートテックタイツ」(2011.1購入)
- モンベル「スーパーメリノウールM.W.タイツ」(2012.2購入)
- モンベル「スーパーメリノウールEXP.タイツ」(2012.2購入)
です。
今回はこれらのタイツについて保温性能を確認してみたいと思います。
ユニクロ「ヒートテック」といえば、今や国民服的存在(大げさか・・・)といっていい位メジャーな存在で、私自身、昨雪山シーズンのアンダータイツはユニクロ「ヒートテック」で徹していました。
その特性はやはり国民の誰もが知る「発熱素材」。
本当に発熱するのか?
その発熱を体感した私は正に感動!!させられたものです。
反面、今年になってモンベルのスーパーメリノウールのタイツを購入しましたが、その最大の理由はヒートテックの保温性能に不安があったから、というのも事実としてあります。
”発熱素材”の専売特許はなにもヒートテックだけのものではなく、各衣料メーカーが衣料に付加価値を設けるため凌ぎを削っており、モンベルにおいても例外ではなく「スーパーメリノウール」は発熱し、モンベルホームページによると”カジュアル系メーカー発熱性アンダーウェア”よりの発熱効果優れているとデータを表示しています。
では、冒頭掲載のタイツどうしであればいずれのタイツも発熱するわけで、残る問題は保温性能はどうなのか?
私は”体感”していますが、今回の実験で具体的に確認してみたいと思います。
実験環境は自宅室内で室温20.0℃。
実験方法は湯を入れたペットボトルをタイツの太もも辺りに仕込み、そのまま放置。
一定時間経過後にどの程度湯温に変化が生じるか?
これを確認します。
1.まずはペットボトルに湯を仕込む。
湯温は67.4℃。
↓
2.これらのペットボトルを各タイツの太もも辺りに仕込み放置。
↓
3.1時間15分経過後に検温してみる。
結果は以下のようになりました。
・比較用のじか置きペットボトル
35.3℃
・ユニクロ「ヒートテックタイツ」
39.7℃
・モンベル「スーパーメリノウールM.W.タイツ」
40.8℃
・モンベル「スーパーメリノウールEXP.タイツ」
41.6℃
概ね、約1℃づつ差がでました。
過去の実験でソックスについて同様の実験をしました(参考:ファイントラック「スパイルフィルTMソックスEXP ロング」について(保温性能確認実験))が、この時の経験で1℃差が生じると体感的には別物か?と思わせるほど保温性能が良いことを体感していました。
その経験則からいいますと、モンベル「スーパーメリノウールEXP.タイツ」の保温性能はかなり高く、ユニクロ「ヒートテックタイツ」との比較で言えばブッチギリの保温性能と思います。
まあ、適材適所といいますか?保温性能が良ければ万能というわけではありませんので、それなりの気温の時にはそれなりのタイツを着用する。
そんなご参考程度で本記事はご閲覧ください。
また、今回の実験で使用したユニクロ「ヒートテック」は購入後、1年以上経過したものを使用しています。
新品のものであれば、もうちょっと良好な結果がでたかもしれません。
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気になっていました。
実験ありがとうございました。
やはり違いはあるのですね。
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radiさん>
コメント頂きありがとうございました。
私見ではありますが…。
雪山に行くのなら兎も角、雪がない日帰りで登山ということであればユニクロで充分と思いますヨ。
観点は、外気温はもちろん、行動停止時間が長いか短いかでご判断されるといいと思います。