以前の記事で私の”職務上の必要”により寒空の下、朝から晩まで屋外に居続けるお話しはいたしましたが、その際、防寒の必要から購入したのが”モンベル「スーパーメリノウールM.W.タイツ」”です。
本当はミドルウェイトではなく”EXP.”が欲しかったのですが、買に行ったモンベル「ベイサイドマリーナ」店ではあいにく売り切れており、已む無くミドルウェイトを購入した次第です。

で、開封。

生地裏面（フラットシーマー）

生地の繋ぎ目はかなり丁寧な縫製で仕上がっており、肌に与える違和感は少ない。

生地の厚み確認

今回購入したタイツはM.W.（ミドルウェイト）ということで、”厚い”といった雰囲気ではない。
”ミドルウェイト”と字の如く”普通”といったところです。

で、パッケージ内に入っているタグを見ると色々書いてある。

このタイツに採用されているメリノウールは普通のメリノウールではなく、縮れが大きい”スーパー”メリノウールであり、その縮れの効果により驚異的な伸縮性が生じるとのこと。
実際に着用してみると、なるほど、伸縮性の効果故か？フィット感はキツク無く、むしろユッタリ感がある位です。

次はコレ。

スーパーメリノウールの場合、天然素材故か？繊維がスケールなるウロコ状（髪の毛のキューティクル？）になっています。
このスケールにより抜群の蓄熱効果があるとのこと。
この蓄熱効果についてモンベルホームページ上ではもっと大胆に踏み込んでおり、具体的には、

• カジュアル系メーカー発熱性アンダーウェア（代表例：ユ〇クロ？）
• スポーツ系メーカー発熱性アンダーウェア（代表例：ミ〇ノ？）

を比較材料にして優劣論を展開しています。
この優劣論を一言で言えば”ウールが一番”とのこと。
また、吸着熱についても同様に比較しており、一言で言えば、やはり”ウールが一番”となるようです。

この発熱の元である”吸着熱”とは？
＊参考　→　ユニクロ「ヒートテック」について（発熱効果のしくみ）

体から生じる汗（水蒸気）が繊維に”衝突”することによって生じる熱のことです。
解りやすくは”干したフトン”。
干したフトンで寝ると暖かい。
この”暖かい”は、日中に太陽光によってフトンが温められた結果ではなく、吸着熱によって生じたものです（以前に何かのＴＶ番組でやってた）。
パッケージ内のタグを見ると、この吸着熱の効果はズーッと続く訳ではなく時間が経過するとともに低下するようです。
そう言われれば”干したフトン”式で言えば、確かに最初は異様に暖かいですが、そのうちそうでもなくなる。
つまり、繊維の乾燥の程度が吸着熱に影響する？ということでしょうか？

少々、脱線してしまいましたが・・・。
このタイツで寒空の中を耐えきることができるのか？
実験場所は都内某所。
コンクリートジャングルの狭間で、日光もほとんど期待できない！！
日中とはいえプチピヴァーグ訓練が始まろうとしています。

カタログデータ

ウールの優れた保温性と伸縮性を兼ね備えた中厚手のアンダーウェアです。しなやかでチクチク感のない肌ざわり。汗の吸湿性に優れ、吸い取った汗を緩やかに放出するため汗冷えしません。冬期のあらゆるアクティビティや、日常の下着としても着られます。
【素材】スーパーメリノウール100％
【平均重量】165g
【カラー】ブラック(BK)/ ネイビー(NV)
【サイズ】S / M / L / XL
【特徴】前開きつき
【価格】5200円(＊モンベル「スーパーメリノウールM.W.」の最新相場はコチラ)