今回は久々に実験ネタということで・・・。
先日購入した”ユニクロ「プレミアムダウンウルトラライト」”。
ユニクロ製品ということで、登山で使用するにおいてその保温性能は見劣りするものなのか?
今回はそれを確認したいと思います。
比較の材料は”モンベル「U.L.サーマラップジャケット」(10年落ち)”。
私と10年来付き合っているジャケットなのでいい加減ヨレている。
なお、このジャケットは”ダウン”ではなく、化繊系です。
が、用途はインナーダウンと変わりません。
実験環境は自宅室内。
室温は18.5℃
実験方法は、まずペットボトルに”湯”を入れる。
湯温は現在61.4℃(非接触型温度計による)
後、それぞれのジャケット心臓辺りに埋め込み、極力ペットボトルに密着させる。
で、一定時間経過後にそれぞれのペットボトルの湯温を確認し、果たしてその温度に 違いが生じるか?を確認してみたいと思います。
で、2時間31分経過後に私が確認した数値は・・・。
まず、なにも被せず放置していたペットボトルの湯温は、
26.9℃。
次に”モンベル「U.L.サーマラップジャケット」”の湯温を確認すると、
37.5℃。
当たり前ですが、”ジャケット”を被せていた効果はあった様子。
最後に”ユニクロ「プレミアムダウンウルトラライト」”の湯温を確認すると・・・。
37.5℃?。
”ん?まったく同じ?”。
こんなハズはないと再検温。
結果は以下のようになりました。
ユニクロ「プレミアムダウンウルトラライト」 | モンベル「U.L.サーマラップジャケット」 |
36.9℃ | 36.9℃ |
再検温しても同様の結果がでました。
と、いうことは・・・。
ユニクロ「プレミアムダウンウルトラライト」は10年落ちのモンベル「U.L.サーマラップジャケット」と同等の保温性能はあるということになりそうです。
逆論的には、10年落ちのモンベル「U.L.サーマラップジャケット」でも640フィルパワー位の保温性能を維持している様子です。
まあ、計温結果がコンマも変わらないという結果に対し、実験している私自身が”?”と感じているのでもしかしたら実験方法が間違っているかも知れません。
また、計温機は”非接触型”なので厳密な計温ではありません。
しかしながら結果は結果ということで、今回ご報告させていただきました。
今回の実験内容及び結果が妥当なものだとすれば、ユニクロ「プレミアムダウンウルトラライト」を登山用への応用と考えた場合、”まあ、まんざらおかしくもないかな?”といったところでしょうか?
ただし、同じ保温性能なら水濡れに強いモンベル「U.L.サーマラップジャケット」の方が有利!!