日本百名山「蓼科山」(敗退記録)

山行記録

◎2010.12.8(Wed) 天気:晴れ 気温:2.4℃

◎コース:蓼科山登山口・・・

◎標高差:0m

合計距離: 35 m
最高点の標高: 1693 m
最低点の標高: 1690 m
累積標高(上り): 3 m
累積標高(下り): -3 m

モンベル「チェーンスパイク」の実証を重ねる為、K達氏と協議の上決定した今回の山「蓼科山」。
天気予報によると前夜より朝まで雨。
おそらく山は雪だろうと思いタイヤチェーンも購入し用意万端で出発。
K達氏を迎えにゆき中央自動車道へ。
相模湖ICを過ぎた頃、空がウッスラ明るくなると”なんか山が白い・・・”
さらに明るくなり、笹子トンネルを抜けると”全部マッシロ...”
現場到着までに雪が付いていることは覚悟してましたが、ここから”マッシロ”
前途に不安を感じなら更に進むと、南アルプスも麓付近まで真っ白け。
↓ 双葉SAにて
22.12.9.2

さらに進むと完全に夜が明け、午前中は曇りの予報がカラッ晴れ。
不安な心もいっきに晴れあがり、景色の良さを堪能中。
↓ 八ヶ岳
22.12.9.3

さらに進み、諏訪ICから市街地経由で登山口へ。
↓ 最初の凍結個所
22.12.9.4

”もう限界”と、重い腰を上げタイヤチェーンをセットして再出発。

↓ さらに奥はこんな感じ
22.11.9.5

いつもながら出遅れた私達は更に、タイヤチェーン取り付けに手間取り現地到着09:00前。
↓ 誰もいない...駐車場
22.12.9.6

ボチボチ準備してしゅぱ・・・。あれ?
つねいち:「あれ?チェーンスパイク忘れた・・・」
モヤシッコ:「じゃ、行けるところまで行こ」
つねいち:「そうだね」
モヤシッコ:「あれ?登山靴忘れた・・・」
「え~~~~~~~~~~~~!?」

いきなり梯子を外され、暫く言葉もなく茫然自失してましたが、寒くもあり、
”じゃ、温泉いこうか”と気を取り直し、時間もまだ9時過ぎで温泉っていってもまだ営業してないだろうから、
”じゃ、チェーンを外せる所まで下ろうか”と次回のリベンジを約しつつ撤収。

普通なら、これで温泉浸かって”チャンチャン”というとろこですが・・・
この日の神様はこれでカンベンしてくれませんでした。
帰りの下り道。
ゆるい右カーブ。
雪が解けだした路面。
帰路を急ぐ気持ち。
ちょっとスピードが速い。
緩くブレーキ。

”ザ~~~~~~~~~~~~~”とスリップ。
”・・・ドン”と停車。
”・・・・・・よかった~~。”

と、何が良かったかよくわかりませんが、取りあえず命有り。怪我無し。車の大破無し。
でも、よく見ると車がナナメってる。
外に出て見てみると、左後輪が斜面を越えブラブラになってる。
左後輪がブラブラだから車の左腹部が土の上に乗っちゃってる。
右前輪がほとんど浮いてる。

ということで、本日2回目の「え~~~~~~~~~~~~!?」
↓ 脱輪の図(提供:K達氏)
22.12.9.7

脱輪。
茫然自失・・・。
自力脱出不可能。
JAF未加入。
どうすればいいかわからない・・・。

昔見た記憶を思いだす。
ダッシュボードをガサゴソ探すと”あったあった。任意保険証書。”

パラパラめくると、”三井住友海上 ロードサービス「お車QQ隊」”
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さっそく電話。「あの・・・脱輪しちゃったんですが・・・」
寒空の中、途方に暮れた私に対してお姉さんの優しい対応。
結果、電話から1時間後にレッカー車到着。無事脱出。
めったなのことでは保険屋さんのお世話にはなりませんが、この時は、”神様、仏様、三井住友海上様”と、感謝感激!!
危機から脱したもののローテンションの私達は”飯でも食って帰るか”と蕎麦屋へ。
蕎麦を食べたもののまだ昼前ということもあり、なにやらこのまま帰るのも勿体なく、”めったなことじゃ神田あたりに行けないから帰りにICI石井スポーツ本店でものぞいてみる?”と、ようやく目的を見出した私達は出発。
ローテンションの私達は石井スポーツへ行ったものの何を買うわけでもなく帰宅。
この日は朝から仕事でクレームが出た時のように忙しく、危機管理能力、リスクヘッジの問題等考えさせられましたが、ここでようやく、

チャンチャン。

しかし、目に痛かったナ~。青空に浮かぶ蓼科山。

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