今回紹介のアンドロイドアプリは「STAR CHART」(星座表表示アプリ)。
冒頭の画像のとおり、幻想的な?ロマンティックな?そういった雰囲気を醸し出しているアプリです。
単に星の位置を示し、星座のラインを繋ぐのみならず、星座のイメージまで浮かび上がらせます。
私が小屋泊りする場合、通常の就寝時間は19:00です。
これは、小屋泊りの嬉しさゆえに小屋到着と同時にビールを飲み出し、そのまま食事時間まで飲み続け、夕食で胃袋にトドメを刺し、すぐ満腹からくる睡魔に襲われる為です。
よって、今まで山で夜空を楽しんだ記憶がほとんど無く、星座についての知識もほとんど無く、唯一知っている”ひしゃく型”の星座は、その名前を調べてみるとそれは星座ではなく”北斗七星”とのこと・・・。
そんな私ですが、「STAR CHART」を発見するにあたり、この幻想的なデザイン及び精密なARモードの仕組みに感動し、有料版ながら手に入れ、これからこのアプリを紹介しようとしている次第です。
1.ARモード
前回紹介した「Sun Surveyor」のARカメラは、CCDカメラを起動し、その画像をディスプレイに表示し、太陽の軌跡データをオーバレイ表示させることで表現していましたが、「STAR CHART」のARモードはCCDカメラは起動せず、スマートフォンを向けた先の星座をディスプレイ上に表示させます。
簡単には太陽の位置を表示させるか?星の位置を表示させるか?の違いですが、星の位置を表示させるにあたりディスプレイ内のデータは全てアプリ内に納められているものです。
よって、昼間に空へスマートフォンを向けてもこの状態で表示されますし、スマートフォンを地面に向ければ地球の裏側の星座を表示します。
また、通信が不要なのでオフライン(機内モード)でも正常に作動します。
ARモードのチェックを外せばARモードは解除されフリックにより操作することになります。
なお、気になる星をタップすると・・・。
と、その星の概要が表示(表示されてもなにやらよくわかりませんが・・・)されます。
まあ、見る人が見れば”なるほど!!”となるハズです。
更に、ピンチ操作により拡大・縮小も思いのままです。
2.夜モード
このアプリはやはり現実の夜空と比較して使ってみたいもの。
そんな時に”夜モード”は、赤・黒2色の表示となり、暗い中、ディスプレイを夜空に向けた際、星座のイメージがボンヤリ浮かびあがり、視認性に優れます。
3.現在位置測位
このアプリは現在位置を軸に、ディスプレイを向けた先にある星座を表示させます。
GPSの測位については、アプリダウンロード後、アプリ初回起動時のみ自動で測位しますが、2回目以降は手動での測位となります。
なお、ARモードでスマートフォンを太陽へ向ければディスプレイ上に太陽が表示されるハズ。
と、考え向けてみました。
当然といえば当然ですが、ディスプレイ上に太陽は表示されます。
しかも、凝っていることに”プリズム”付き。
が、その精度は「Sun Surveyor」の方が上かな?という感じです。
4.検索
本アプリに収録されている各星、星座名の一覧を表示します。
また、名称での検索も可能です。
なお、太陽を検索すると・・・。
こうなります。
5.注意点
アプリで扱うデータ量が多いせいか?アプリが重いです。
急な操作をすると固まるケースがあります。
また、本アプリの紹介ページのユーザーレビューを見てみると”電池消費量が多い”との指摘を拝見しました。
そう言われてみると端末がほのかに暖かく、CPUがガンバっている様子。
「BatteryView」で電池使用量を確認してみると・・・。
9分弱の起動時間ですが、やはり、電池消費のウエイトはかなりのものの様子。
イロイロいじっくみるに、ARモードだとかなり電池消費が激しい様子で、解除すれば左程ではないと思います。
しかし、夜の山でこのアプリを片手に女性と語らえば、盛り上がること必至。
そんな用途なら、電池消費量など気にはして居られないかも?
動作確認機種:docomo「T01-C」