日本三百名山「大山」(表登山道ピストン)

山行記録

◎2011.8.17(Wed) 天気:晴れ 気温:21.3℃~29.6℃

◎コース:04:32市営有料駐車場-04:42大山ケーブル駅-05:21阿夫利神社下社-06:42 25丁目-06:51大山山頂-07:24 25丁目-08:29阿夫利神社下社-09:04大山ケーブル駅-09:15市営有料駐車場(行動時間:4時間43分)

◎標高差:942m

合計距離: 8131 m
最高点の標高: 1282 m
最低点の標高: 312 m
累積標高(上り): 1619 m
累積標高(下り): -1698 m

昨年のゴールデンウィーク連休中のこと。
息子と共に、丹沢「大山」を訪れていました。
当時、小4だった息子は、大山のほぼ中腹にあたる”阿夫利神社下社”で、あまりの疲労からギブアップ。
已む無く山を下り出しました。
息子に追い打ちをかけるように、今度は息子の膝痛が出始める。
念の為に持参したストックにすがるようにして下山しました。
その経験から、あまり息子を山へ連れてはいっていなかったのですが、小5になった息子が自身満々で”登れる”と言い張り、リベンジということで再度、息子と共に訪れた次第です。

取りあえず、自信を付けさせたいので必勝パターンということで、

  1. 登りからストック使用
  2. 空身

と、これ以上どうしようもない状況で登らせる作戦。

これで登れなければしょうがない。

と、いうことで現地、市営有料駐車場到着は04:12。
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私はトレーニングを兼ねて久々にこの重い登山靴を持参。
マッテンベル「ガイド」

片足1.2kgのゴッつい奴です。

時計の気温計で25.8℃。
ぼちぼち準備して出発。

04:32市営有料駐車場

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今回の「大山」は8月に入って3回目の山行で、登り出しの気温はいづれの山も似たようなものなのですが、この山がなぜか?一番暑い。
やはり湿度が高いのが原因でしょうか?

蒸し暑い中をヒルに警戒しながら夜道の表参道を黙々と登る。
IMG_1101.jpg

登山道にでるまで続くこの表参道。
意外に?曲者で階段が大山ケーブル駅まで、ズーッと続きます。

04:42大山ケーブル駅

大山ケーブル駅

ようやく土の上に出る。
この先は”男坂”で行くか”女坂”で行くかの選択となる。

今回は、下山で男坂を使うと段差がキツク子供の足では大変なので登りで使用。
男坂

まだ夜が明けていないので写真を撮ってもこんな感じになってしまうので、脇目もふらずに前進。
ヘッドライトを灯しながら前進していましたが、どうもアブがブンブンうるさい。
ヘッドライトの明りに吸い寄せられている様子。
まだ、夜が明けきっていませんが、已む無く消灯。

八大坊 上屋敷跡
八大坊 上屋敷跡

ここまで登ってようやく夜が明ける。

萬国忠霊塔
万国忠霊塔

阿夫利神社下社参道
阿夫利神社下社参道

05:21阿夫利神社下社

阿夫利神社下社

前回、息子と共に「大山」を訪れた時はここでギブアップしてしまいましたが・・・。
今回は、まだ余力がありそう。

眺望はどうか?と鳥居脇から下界を見渡すと”ガス”のみ見える。
長居をしても仕方ないので、一服入れた後出発。

出発すると待ち受けているのが、この急階段。
IMG_1122.jpg

正に、胸付くような傾斜角で、”あなた、この先行っちゃって大丈夫?”と、問いかけられているような圧迫を感じる。
当然、前進。

この「大山」を表参道から登る場合、前半戦が阿夫利神社下社まで、後半戦が山頂までとなります。

前半戦はずーーっと階段ですが、後半戦もそれが続きます。
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また、阿夫利神社下社以降は、登山道脇にこの標柱がポツポツ出てきます。
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”~丁目”とは、”~合目”と同じ意味合いか?山頂まで続き、28丁目まであります。

夫婦杉
夫婦杉

牡丹岩
牡丹岩

天狗の鼻突き岩
天狗の鼻突き岩

十六丁目追分の碑
十六丁目追分の碑

富士見台
富士見台

ここから富士山を望めるとのとこですが、本日はあいにくガスの中。

06:42 25丁目

25丁目

ポイント名を”25丁目”としておりますが、ここがヤビツ峠との分岐になります。
残りは後わずか!!

で、もう見えてきた!!
IMG_1137.jpg

ここまで登りもし、時間も経過しましたが相変わらずのガスの中。
鳥居もガスで煙っている。
しかし、現在も続く修験の山と思えばなんとなくこの方が似つかわしい。

で、28丁目。
28丁目

06:51大山山頂

大山山頂

時計の気温計で21.3℃。
天気は良くないですが、麓と異なり風が冷たく清々しい。

我が息子は、ゼーゼー言いながらもここまでやってくることができました。
”なんだ、登れるじゃん”と、いってやると嬉しそう。
登山ではありますが、ひとつハードルを越えてくれた様子です。
眺望もイマイチなこともあり、一服入れた後下山開始。

07:24 25丁目

08:29阿夫利神社下社

阿夫利神社下社

下山は”女坂”で下る。

右に曲がるとそのコースとなる。
IMG_1153.jpg

”男坂”と”女坂”を比較した場合、男坂は尾根をほぼ直登で階段の段差も一段一段大きいです。

それに対し、女坂は下り始めこそ急ですが、
IMG_1154.jpg

後半は緩やかになり、基本沢スジコースとなります。
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また、段差は男坂に比べ低く、楽といえば楽なコースといえます。

目形石
目形石

潮音洞
潮音洞

無明橋
無明橋

大山寺
大山寺

竜神堂(八大堂)
竜神堂(八大堂)

逆さ菩提樹
逆さ菩提樹

子育て地蔵
子育て地蔵

弘法の水
弘法の水

09:04大山ケーブル駅

09:15市営有料駐車場

IMG_1181.jpg

無事、帰還。
時計の気温計で29.6℃。

頂上は爽やかでしたが、下界は暑い。
本日は、結局ヒルには出合いませんでしたが、その代わりに猛烈な数のアブの攻撃に遭いました。
まるで生ごみに集るハエのよう。
自宅に帰ってシャツを脱ぐと2匹ポロポロシャツの中から出てきました。

我が息子も下山時に何度かすっ転びましたが無事帰還。

帰り道。
「また山行くか?」と尋ねると「行く」とウレシイ返事を返してくれました。

本日は寄道せず帰宅。

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