Warning: simplexml_load_string(): namespace error : Namespace prefix kashmir3d on line_color is not defined in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): <kashmir3d:line_color>0000ff</kashmir3d:line_color> in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): ^ in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): namespace error : Namespace prefix kashmir3d on line_size is not defined in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): <kashmir3d:line_size>2</kashmir3d:line_size> in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): ^ in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): namespace error : Namespace prefix kashmir3d on line_style is not defined in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): <kashmir3d:line_style>1</kashmir3d:line_style> in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): ^ in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): namespace error : Namespace prefix kashmir3d on icon is not defined in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): <kashmir3d:icon>901001</kashmir3d:icon> in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
Warning: simplexml_load_string(): ^ in /home/hyaku-meizan/100-meizan.com/public_html/wp-content/plugins/wp-gpx-maps/wp-gpx-maps-utils.php on line 224
山行記録
◎2015.3.12(Thu) 天気:晴れ時々雨 気温:31~36℃
◎コース:12:41 Sella Bay展望台駐車場-13:25 Sella Bay-14:09 Cetti River河口-15:57 Cetti Falls-17:39 Cetti Bay展望台駐車場(行動時間:4時間58分)
◎標高差:約200m
最高点の標高: 198 m
最低点の標高: 4 m
累積標高(上り): 563 m
累積標高(下り): -517 m
グアム「ラムラム山」を下山した後、セッティ滝へ向うべくK次郎氏と共に、その登山口である「Sella Bay展望台駐車場」へすかさず向った。
時計の気温計で36℃!
ぼちぼち準備して出発。
12:41 Sella Bay展望台駐車場
さて。
これから我ら進もうとしているコースは、ザックリ、こんな感じだ。
取付きでは4WD車が入ることができるラフロードがあるが、途中で分かれ、セラ川を伝って降り、セラ湾に至る。
後、Abong Beach(アボングビーチ?)を縦断し、セッティ川を遡上し、セッティ滝に至る。
途中、道の表示は無く、所謂、バリエーションルートだ。
このコースは、地元トレッキングガイドのホームページで見つけた。
そのガイドにお願いして、このコースに行ってもよかったが、上級者向けコース、とのことで、リピーターしか受け付けないコースとなっていた。
日程的に行けるか?分からなかったので、結局、ガイドには何も連絡はしていない。
自力で行けないか?事前に下調べをしていただけだ。
そんなことで、このコースについて色々調べていたが、情報は少ない。
”概ね、こんな感じ”と理解できた程度だった。
しかし、事前に入手していた地形図に合理的な線を引き、”まあ、行けるだろう”程度の自信はあった。
まったく人が入らないコースではない。
多少の踏み跡は当てにできるだろう。
なお、今回はGPSは持参しているものの、地図データはロードマップ程度のものしか入っておらず、登山としてはほとんど当てにできない。
カシミールのマップカッター機能の使い方が分からず、地形図は入手したものの、そのデータをガーミンに取り込むことができなかった。
頼みは、地形図とコンパス。
途中、私が地形図に線を引いた尾根に薄いトレースが付いていた。
渡った先で、トレースが不明瞭になった。
前掲画像の如く、途上の視界は悪くない。
しっかりしたトレースを見つけることができれば、不安は少なかった。
ところで。
この時点で、私は自身の体調の異変に気付いている。
体は怠く、重い。
頭がクラクラする。
未だ食欲はなく、朝飯を食ったきり、その後何も口にしていない。
汗は出ない。
喉は渇くが、その渇きはハイドレーションで癒しており、チビチビと水を飲んでいた。
たぶん、これでは体から出た水分を補いきれていない。
午前中に登ったラムラム山では、木陰はほとんどなく、ずっと強烈な陽射しを浴び続けている。
今は午後になり、灼熱は増した。
私は、軽い熱中症だな、と自らを診たてていた。
体力がなくても、重力に任せ、ダラダラと坂を降っていた。
”Give me スコール!”
スコールのスペルは知らん。
”雨が降らんかな~…”と思いつつ坂を降っていたら、Asmafines Riverに出た。
「休憩!」
思いっきり水を浴びた。
また、時間を勘違いしていたことにも気付いていた。
日本と一時間の時差があるグアム時刻に時計を修正していない。
結果、11:40にスタートした、と勘違いしていた。
午前中にスタートできる、と思っていたから、欲張って、ラムラム山の後、このコースを歩く気になっていたが、実際は午後スタートだった。
事前の下調べでは、このコースを消化するのに4時間かかる。
12:40スタートでは、終了が16:40になってしまう。
ホテルに帰るのが遅くなり、他の仲間に心配をかけるのを恐れている私は、12:40にスタート、ということであれば、セッティ滝は諦めていただろう。
何かトラブルがあった場合、又は予定のコースを進めず来た道を逆戻りしなければならなくなった場合、日没までの時間的余裕が無さ過ぎる。
トラブルを予感させるように、体調は悪い…。
とはいうものの、ここまで来てしまった今、トレッキングを中止して来た道を戻るつもりはサラサラ無い。
「休憩!」
また水浴び…。
未だ飯を食っていないので、ザックに入っている握り飯を出した。
食欲は無いが、食っておかないとシャリバテになってしまう。
無理やり胃袋に詰め込もうとしましたが…。
一口しか食えなかった。
私が食っているのは、スパムの握り飯。
味は…。
中の下。
普段、私は物の美味い不味いは言わないが、この時はきつかった。
まったく食う気にならず、一口でやめた。
やっと海に出た…。
この橋は、グアムがスペイン統治下にあった時代の遺物。
↓
13:25 Sella Bay
やっと海に出た。
今日は、午前中のラムラム山から、駐車場以外で人に会っていない。
しかし、砂浜では踏み跡らしきものが確認できた。
砂浜に出たことで再び陽射しに晒され、熱中症の症状がぶり返してきた…。
砂浜歩きから解放され、足は軽くなった。
河口にはボートが二隻係留されており、人影が見える。
また、現在歩いている足元に、犬のものと思われる踏み跡がある。
更に河口に近寄ると、キャンプサイト?バーベキュー場?のような施設があり、ゴールデンレドリバーがウロチョロしていた。
その施設の敷地に入ると、白人の親子が何かしていた。
ゴッツイ白人の親が近寄ってきて挨拶を交わす。
ここは人っ子一人いない、云わば”僻地”だ。
そんなところに、ろくに英語も喋れないイエローがウロチョロしている。
”不審”と思われるのを恐れ、持っている地図を見せ、道が間違えていないか?拙い英語で身振り手振りを加えて聞いた。
そしたら”Go River”と返ってきた。
…。
まあ、Go Riverは分かっていたけど、そのまんまか…。
”水を持っているか?”とも聞かれた。
ゴッツイ白人だったが、意外に優しいな。
↓
14:09 Cetti River河口
さて。
ゴールへ向けて、ようやく”登り”がスタートすることになる。
ここに至るまで、数本の川を跨いだが、セッティ川は圧倒的に川幅が太い。
しかし、流れは緩く、波打ち際に堆積した砂を押し流す威力はない。
その為、川水は砂地を浸透して海に流れていくだけの状態になっている。
結果、前掲画像のように、一種、沼かと思うほど深々としていた。
河口の水深は、深いところで恐らく首位ある。
”道はどこか…”探す。
取りあえず、左岸側に取り付いた。
…。
トレースはないな…。
それは右岸側も同様だ。
そう。
トレースはない。
しかし、セッティ川を遡上するツアーが組まれているのは知っているので、必ず、どこか通るはずだ。
そこで、先ほどの白人とのやり取りを思い出した。
”Go River”
そういうことか…。
川を歩くんだな。
こんなジャングルに道を切り開くより、川を行った方がよほど楽だ。
とすると、”水を持っているか?”と問われたのが気になるな…。
その問いは、この先の困難を予感させられる。
まあ、ここまで来て帰る手は無い。
セッティ滝まで行っちゃえば、かなりの人が行き来しているはずだ。
それなら、トレースははしっかりしているだろう。
ということで、帰り道の心配はしていない。
事前の下調べにより、渡渉があることは知っていた。
しかし、それは部分的なもの、とイメージしていた。
セッティ川の取付きから踏み跡が無い、かつ、両岸ジャングル、ということは、この先、ずっと”道”は無いだろう。
ということは、水に浸かりっぱなし、ということになりそうだな…。
部分的な渡渉、とイメージしていた私達の足元は、トレッキングシューズに普通にソックスを履いている。
水を吸ったそれらにより、足は重い…。
地図で確認するが、どこだか分からない…。
いや、地図を見れば一目瞭然なのですが、セッティ川に支流はなく、一本道だと思い込んでいた。
…。
K次郎氏が右と主張し、私は私で支流は無いと思い込んでいたし…。
しかし、右の方が明らかに流れが緩く、それは支流の特徴と言えば言えるな、と感じていたので、私は左と考えていた。
結局、K次郎氏の主張に負け、右に進んだ。
まあ、言い訳ですね。
いい加減進み、明らかに方位が異なることから、私の判断で戻ることにした。
このタイムロスは、延べ30分ほどだった。
この支流では、途中、生暖かい所があった。
恐らく温泉が湧いていると思われます。
また、流木多数有り歩きずらい。
こいつは正面突破でやっつけた。
滝が近いことを予感させられる。
今は、快適な水上トレッキングを楽しんでいる。
↓
15:57 Cetti Falls
”やっと着いた…”
K次郎氏と私は滝壺の畔に座り込んだ。
クソ暑かった陽射しの中、歩いていた時の希望は、この滝壺で泳ぐことだった。
どの道、全身びしょ濡れだ。
誰が居たって構わない。
パンツ一枚になって泳ぐんだ!と思っていたのですが…。
今はそんな元気はない。
私は未だ何も食っていない。
ザックにチョコバーが一本入っているのを思い出し、それをここで食った。
滝の左岸側にロープが垂れており、落ち口へ行けるみたいだが、それを伝って登ろう、という気も起らない。
時間も時間だ。
早く帰らないと。
と思っていたのですが、帰り道が分からない…。
ここに至る途中、”右岸側に帰り道のトレースがあるはずだ…”と、道々観察しながら遡上してきたが、それらしきものは見当たらなかった。
無い、ということは、滝壺からトレースが伸びている、と考えていたが、滝壺からもトレースは伸びていない。
滝両岸は鋭く切り立っており、素直に登ることはできない。
では。
滝壺周辺に逃げ道がない以上、私がこの尾根に至るトレースを見落とした可能性が高いし、そうとしか考えられない。
そう考え、再び沢を降る。
途中、色々脳裏を過った。
”もしかしたら、滝左岸に垂れていたロープを登れば道があったんじゃないか…?”
”滝壺に流れ込んでいた枝沢を、もっと詰めてみればトレースがあったんじゃないか…?”
…。
脳裏を過るどれもこれも危険なルートであり、観光客がこの滝にくる以上、そんな危険な道を使うはずがない。
万一、道を発見できない場合、闇夜のハイクとなることは間違いない。
ヘッドライトを手の届くところに置いた。
ロープが垂れていた。
このロープは、川下側からでは見えにくくカモフラージュされていた。
傾斜はきつい。
ロープに頼って、ジリジリと標高を上げる。
滝は三段位になっていた。
粘土質っていうのかな?
土なのに、磨かれたようにツルツルになっていた。
息が切れる…。
”ズキッ!”と左太もも裏を攣った。
左足をかばいながら登っていたら、今度は右太もも裏を攣った。
歩けなくなり、「休憩!」。
座り込んだ…。
再び歩き出そうと、立ち上がると立ちくらみが出た。
ゴールまで、標高差で言えば残り50mほどなのだが、足が上がらない。
”これが熱中症か…”
初めてなった。
ちょっと休んだ位では回復しない、と判断した私は、余力があるK次郎氏を先行させ、車のピックアップをお願いした。
ここで気が済むまで横になっているつもりだ。
ハイドレーションのバルブを咥え、チューチュー水を吸いながら横になっていた。
さっき降ったスコールで濡れたこの葉っぱは、気化熱で冷えており、額に当てると気持ち良かった。
いつまでもここで寝ているわけにもいかない。
やはり寝ていてよかった。
ふらつくが、足は上がる。
↓
17:39 Cetti Bay展望台駐車場
駐車場に這い上がったら、ちょうどK次郎氏がピックアップした車が到着した。
セッティ滝の周回コースは手強かった…。
無事、仲間と合流し夕食を共にすることができた。