先日、”目から鱗!”のロープバックを見た。
今回はそれをマネしてみた次第です。
買ってきたのは、モンベル「ライトフォトショルダーバッグ」のMサイズ。
フラップは収納を兼ねており、ギア類の収納に都合がよい。
”ショルダーバック”ということで、ショルダーストラップ付き。
目から鱗、のキモは、このストラップにある。
フラップを開けると、ガマ口のように収納口はデカい。
このデカい口は、内部で更に吹流し(パウダースカート)になっている。
この吹流しは、ザック上部のように、ドローコードで締め上げることができる。
また、ウレタン防水処理が施されている。
吹流しサイド面には、ロープを通すのに丁度よい感じで穴が開いている。
これも、このバックが気に入った理由の一つ。
カメラ用バック、ということで、底は広い。
ベクロによる固定のレンズ収納用の仕切り有り。
私は、これは不要なので撤去。
ショルダーストラップの肩当ても、邪魔だし、不要な重量なので撤去。
サイドには、ウエストバック変態用のストラップが隠れていた。
これも撤去したいが、本体に縫い付けられており、撤去するにはちょん切るしかない。
ハサミを入れるのは…。
流石に抵抗を感じ、やめた。
まあ、ウエストバック仕様も、使い道があるかも。
結果、286gまで減量できた(*カタログデータでは、342g)。
ロープバック転用
私がやりたいのは、こういうことです。
なお、使用しているロープは8mm30mです。
1.ヘルメットを被る。
↓
2.ショルダーバックを首に吊るす。
↓
3.ヘルメットの顎下にカラビナを吊るす。
↓
4.カラビナにロープを通す。
↓
5.後は、スルスルとロープをザックに落とし込むだけ。
このやり方は、チョー-早い!!
そう。
”落とし込む”っていう感じです。
このやり方のメリットは、”両手が使える”ということにあります。
また、重力を利用しているので、ロープをバックに”入れる”のではなく、”落とす”ということになり、ロープは勝手にバック内で落ち着いてくれる。
バックにロープを”差し入れる”やり方と比較すると、5倍は早いと思います。
ロープはこんな感じで収まることになります。
吹流しを締め上げれば、更にいい感じで収まる。
フラップにギア類を収納して…。
ロープバック兼ギア収納キットの完成です。
ショルダーバックということで、これ単体での持ち歩きも可能。
例えば、このショルダーバックのみを持ち、ダラダラと地べたにロープを垂らさずにフィックスロープの工作が可能。
また、ショートロープのロープセットも瞬時に行える。
ロープの回収も早い。
ザックに入れてもスッキリ収まる。
この方法を教えていただいた方は、これ式でショルダーバックを袈裟がけにして、ロープを投げずに懸垂しているそうです。
なお、使用しているロープは、8mm30m。
これより太い又は、長いロープの場合、ワンサイズ上のLサイズの検討をお勧めします。
カタログデータ
普段使いからトレッキングまで、さまざまな場面で機能的に活躍する、超軽量・カメラバッグです。折りぐせが付きにくいクッション材を使用しているため、バックパックなどの中に入れてインナーバッグとして携行することも可能。振れを防止するウエストベルトや、手持ちに対応できるハンドルを搭載。ビデオカメラの持ち運びにも便利です。
【素材】70デニール・ナイロン・リップストップ[ウレタン・コーティング]
【重量】342g
【カラー】ブラック(BK)/ ダークセピア(DKSP)/ ピュアインディゴ(PUID)/ サンセットオレンジ(SSOG)
【サイズ】高さ20(19)×幅28(27)×奥行き12(11)cm※( )内の数字は内寸です。
【価格】4200円(税別)(*モンベル「ライトフォトショルダーバッグ M」の最新相場はこちら)