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山行記録
◎2014.12.30(Tue) 天気:雪 気温:-7~0℃
◎コース:09:00新穂高ロープウェイ「新穂高温泉」駅-09:22「西穂高口」駅-11:29西穂山荘12:26-13:50「西穂高口」駅(徒歩による行動時間:4時間28分)
◎標高差:約220m
最高点の標高: 2383 m
最低点の標高: 1106 m
累積標高(上り): 2238 m
累積標高(下り): -1274 m
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さてさて…。
年末年始、何度か山へ行ったが天候の読みの甘さ、積雪量の読みの甘さ、自身の体力に対する過信、これらは総じて計画の甘さとなり、どれもこれも中途半端な山行となってしまった。
まずは、年末の山行からご報告。
私とKの二人で西穂高へ向った。
目標は西穂高岳手前にある独標までの日帰りコースだ。
このコースは夏道で歩いたことがあり”独標までなら…”と行く気になった。
前日に確認した予報では、晴れベースの予報だった。
しかし、新穂高へ向う道すがら、新島々辺りから雪がパラつきだした。
”この雪もそのうち止むだろう”と楽観しつつ、新穂高ロープウェイ登山者用駐車場到着は07:33。
雪が止むどころではない。
駐車場で、既にこの豪雪で、雲行きはかなり怪しい。
上に上がったらどうなることやら…。
ロープウェイの始発は09:00だ。
新穂高登山指導センターの方とお話しをし、新穂高ロープウェイの駅舎が開くのは08:50頃と伺った。
まだ、時間がある。
ノンビリ準備を始めた。
この時点ではまだ、天候の回復を信じていた。
ロープウェイが動き出すまで、まだ時間はタップリある。
新穂高登山指導センターに立寄った。
新穂高登山指導センター前では、登山届提出のお願いを県の職員さんがされていた。
2014.12.1より、岐阜県指定エリア内で冬季登山を行うものは、登山届の提出が義務付けられています。
*詳細はこちら → 岐阜県 : 山岳遭難防止条例
指定の登山届を記入しつつ、職員さんと色々話をした。
どうやら、今日の西穂高は雪ベースの天候で、回復は期待できないらしい…。
現地に着き、そんな気がしていたが、ここで引導を渡された。
せっかく、ここまで来たんだ。
取りあえず上に上がるべく、新穂高口駅前にできているロープウェイ運行待ちの行列に並んだ。
行列には、一般の観光客も多数並んでいた。
並んでいる間にも、後から後から観光バスが駅舎前に乗り付けてくる。
そんな方々と共に、時折強く吹く風にゴンドラが揺られつつ上に上がった。
「西穂高口」駅に着き、ロビーで準備を整え直した。
なぜなら、ロープウェイに乗っている最中で、外の強風が予想されたからだ。
準備をしていると、西穂高からの下山者が多数到着した。
皆、雪まみれだ。
さて。
ロープウェイの降り最終は16:15だ。
しかし、雪山なので何があるか分からず、最終ギリギリ、に駅舎に帰ってくるわけにはいかない。
”15:00には西穂高口駅に帰ってくる”
これを前提に、独標へ向うことにする。
意を決し、外へ出た。
”寒い!”
画像ではピンときませんが、雪は背丈以上に積み上がっている。
時計の気温計で-5℃。
いや。
ロビーを出たばかりで、時計はまだ、外気に馴染んでいない。
たぶん、もっと低い。
積み上がった雪の風下に隠れ、アイゼンを装着し、出発。
09:22「西穂高口」駅
西穂山荘からの下山者や、これから西穂へ向う登山者で、トレースは明瞭だった。
この天候の中、流石!通年営業の西穂山荘があるだけに、かなりの登山者が行き来していた。
それら登山者の足回りは、ワカン、ワカン+アイゼン、アイゼンのみ、スノーシュー等々、皆様々だった。
当日のトレース状況では、私にはアイゼンのみで十分と思えた。
トレースは細く、部分的に深々と切れ込んでいる。
そんなトレース上を歩くのに、スノーシューでは横幅を取りすぎている。
場所によっては、トレースの幅はスノーシューのプレート幅程度に狭まり、かなり歩きずらそうだった。
当初、駅舎周辺では強風に煽られたものの、樹林帯に入れば然程でもなかった。
しかし、積雪量はハンパない。
トレースを外れれば、かるく股まで潜る。
そんな中、私はマイペースで歩いた。
いや…。
ペースを上げられなかった。
久々の雪山だ。
重い冬靴にアイゼンをぶら下げ、足が思うように上がらない…。
この久々の重量感。
夏靴は、片足500gだからな。
夏に楽をし過ぎた。
大した傾斜でなくても息が切れる…。
ロープウェイ「西穂高口」駅から西穂山荘への道程は、最初、肩状で起伏に乏しい道が続くが、山荘直下は傾斜がきつくなる。
その道を、私は喘ぎながら登っていた。
山荘が近づくにつれ、樹林の密度は薄くなる。
それと共に、強風に晒されることになる。
ようやく小屋が見えたが…。
風は雪を伴い、又は、地面に落ちた雪を再び巻き上げ、吹雪の様相を呈してきた。
色彩は、白と黒しかないモノクロだ。
内、ほとんど白。
↓
11:29西穂山荘12:26
時計の気温計で-7℃。
小屋は雪に埋もれてしまいそうな勢いだった。
それに抗うように、小屋の方が小屋前を除雪していた。
前掲画像に、その方が写っているはずなのですが、それすら判然としないほど視界は悪い。
私達は、さっそく小屋中に逃げ込んだ。
この風で、この雪で、この時間だ。
小屋に着く前に、私はとっくに独標までの予定を放棄していた。
それどころか、更に手前の丸山まですら行く気になれない。
山荘に至るのに、夏道コースタイムで1時間半のところ、二時間かかった。
そんなことで、小屋でヌクヌクと過ごすことにした。
実に温まる…。
15:00までに、西穂高口駅に帰ればよい。
温まった私は、調子に乗ってビールまで飲んだ。
実に快適だ!
反面、外は地獄だ。
風はまったく収まる様子がない。
小屋の食堂では、テレビで天気予報を映し出していた。
もし、明日が晴れ予報なら、このまま小屋に泊まらせてもらい、明日下山してもいいな、と考えていた。
しかし、明日も天気は悪い。
その予報を見て、私は完全に独標を諦めた。
15:00までに駅舎に戻ればいい、と私は判断していたので、小屋でもっとノンビリしたかったが、Kがしきりに帰ろう、と言うのでちょっと早いが駅舎へ戻ることにした。
このヌクヌクとした環境から地獄に戻るのは勇気がいる…。
風は、更に勢いを増している。
その風と雪は、トレースを消そうとしていた。
つい10分ほど前、先ほど小屋へ向う登山者とすれ違ったが、その方が付けたトレースはこの通りだ。
跡形も無く、消え去った。
しかし、ルート上には赤旗が立っているので、道を違うことはなかった。
ようやく樹林帯に逃げ込んだ。
樹林帯ではトレースは明瞭なものの、トレース上に雪が積み上がり、脛ほどの軽いラッセルとなった。
この状態が一晩続けば、樹林帯のトレースも消え去るかも知れない。
西穂高口駅が近づいた頃、一人の登山者とすれ違い、挨拶を交わした。
その方の話は、耳を疑うようなものだった。
その方、曰く、
”強風でロープウェイが停まった”
と…。
”え~~!!”
残るは、従業員が降る為の一便が残っているだけだと…。
冗談じゃない。
この積雪量の中、登山道で新穂高まで降ることなど不可能だ。
胸まで埋まるラッセルが待ち受けているだろう。
そんな中、ルートを間違えずに降れる自信もない。
当然、ダッシュした。
↓
13:50「西穂高口」駅
駅には、まだ人が居た。
皆、従業員の方々だ。
さっそく話をし、一緒に降らせてくれることになった。
これで、ここで一晩過ごすことから免れた…。
ロビーに備えられているストーブ前に陣取り、取りあえず、乾かすものを乾かした。
そうこうしている内に、駅舎の方から”ご乗車ください”と声をかけられ、ゴンドラに乗った。
ロープウェイは、途中の鉄塔に近づく度に速度を落としつつ降った。
ゴンドラが風に煽られ、鉄塔に激突しないようにする為だ。
このゴンドラが救助ヘリに思えてきた…。
Kが”早く帰ろう”と言わなければ、本当に西穂高口駅で一晩過ごす羽目になったかもな。
ロープウェイは、途中「しらかば平」で乗り換えがある。
即ち、第二ロープウェイから第一ロープウェイへの乗り換えだ。
第一ロープウェイは動いており、しらかば平では観光客が多数、屯っていた。
ロープウェイの職員さんが、臨時便を出してくれる、とのことで、それに乗って更にくだった。
で、駐車場に着いた。
当然ながら、下界でも雪が降り、駐車場は更に雪で埋もれた。
いやはや…。
取りあえず、無事、下山できたが際どかった。
今回は、計画が甘かった。
大体、日帰りで独標ピストンは、今季初雪山の対象としては、荷が重かった。
ちょっと反省…。
本日は寄り道せず帰宅。