現在は「計画停電」は実施されておらず、取りあえず、夏季も実施の予定はないとのことですが、以前よりあった”チーム・マイナス6%”。
今年は当然ながらエアコン設定28℃は避けることができないと思い、暑い夏を乗り切る為、思いついたのが”機能性素材”の着用でした。
具体的には”ユニクロ「シルキードライ」”シリーズの商品はどうか?と試しに「シルキードライクルーネックT」を購入。
実は・・・。
前回ご報告した、モンベル「WIC.ラグランT Men’s」の速乾性能確認実験の際、併せて「シルキードライクルーネックT」についても同時に実験しており、同じ記事内でご報告しようと考えていたのですが、あまりにも素晴らしい結果がでてきたので、別カテゴリーとして記事にしました。
その他、ついでにユニクロTシャツを2種類購入してあるので、併せて”速乾性能を確認してみたいとおもいます。
他、ユニクロでついでに購入した2点について。
ユニクロ「ドライカラークルーネックT」
一応、ドライ機能付きと謳っておりますが、使用素材は綿78%使用。
お次は、ユニクロ「ドライメッシュクルーネックT」
メッシュ素材でいかにも速乾性を発揮しそうな風貌でしたので購入してみました。
まずは、乾燥時の重量チェック。
シルキードライT | ドライカラーT | ドライメッシュT |
97g | 118g | 138g |
実験場所は自宅バルコニー
環境は、
天気:晴れ
気温:概ね18℃
風速:微風
という状況。
実験内容は、生地の芯まで水で濡らし、後、洗濯機で1分間脱水。
それぞれ同時にバルコニーで30分間干し、どの位乾燥するか?
と、いう実験内容です。
で、洗濯機で脱水後の重量チェック。
シルキードライT | ドライカラーT | ドライメッシュT |
168g | 244g | 222g |
で、物干しに干し、
30分経過後に経過乾燥重量のチェック。
シルキードライT | ドライカラーT | ドライメッシュT |
126g | 203g | 177g |
で、結果は以下のようになりました。
シルキードライT | ドライカラーT | ドライメッシュT | モンベルWIC | |
乾燥時重量 | 97g | 118g | 138g | 130g |
保水時重量 | 168g | 244g | 222g | 202g |
保水量 | 71g | 126g | 84g | 72g |
経過乾燥重量 | 126g | 203g | 177g | 154g |
乾燥重量 | 42g | 41g | 45g | 48g |
乾燥割合 | 59.1% | 32.5% | 53.5% | 66.6% |
*1.モンベルWICも同時進行で実験しています。
*2.乾燥割合=乾燥重量÷保水量×100
さすがモンベルは山専のこともあり、すばらしい結果をたたき出しておりますが、ユニクロ「シルキードライクルーネックT」も検討し、モンベルに追従する動き。
実験終了後にユニクロ「シルキードライクルーネックT」を手に持つと、全体的に湿り気感が残る感じはあります。
ユニクロ「シルキードライクルーネックT」を仕事場へ持ち込んだならば、これだけの速乾性能を発揮するわけであり、例えば外回りで汗を掻いた後、涼しい所で30分も休憩すればほぼシャツは乾燥すると思います。
また、モンベル「WIC.ラグランT Men’s」については、ウィックロンの速乾性の比喩として、”綿の2倍の速乾性”と説明書きを拝見していましたが、ユニクロ「ドライカラークルーネックT」 をコットンシャツと見立てれば、2倍以上の速乾性は確認できたので、その説明書きも頷ける結果となりました。
なお、その他2点についてですが、ユニクロ「ドライカラークルーネックT」については、素材中、”綿”含有率が78%ということもあり、ほぼ、コットンシャツと変わらない?
実験結果的にも、シルキードライには足元にも及びません。
ユニクロ「ドライメッシュクルーネックT」については、シルキードライに比べゆったりとした着心地です。
速乾性能もまずまずで、これはランニングの際に利用したいと思います。
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カタログデータ
【素材】ポリエステル90%・ポリウレタン10%
【取扱い】洗濯機・ネット使用
【SILKY DRY】着ているのを忘れるなめらかな肌ざわり。着心地ゼロのインナーです。東レ?と共同開発した生地は、ドライ・抗菌防臭・消臭機能と繰り返しの洗濯にも強い耐久性があります。
【価格】990円