登山の際、ペンの必要性を感じ、ペンを買ってみた。
開封。
内容物。
- ペン
- ランヤード
- おもちゃのカラビナ
このランヤードは窒息事故防止のため、すぐに外れる仕組みになっている。
しかし、このペンは男のmono心をくすぐるな…。
輸入販売元である「ダイヤモンド株式会社」ホームページに掲載されている内容をそのまま載せると、
”NASA(米国航空宇宙局)の厳しい検査を経、すべての宇宙飛行士によって実際に使用されているのがフィッシャースペースペンです。”
とされている。
宇宙でも使え、実際に使用されているのか…。
なんて、夢のあるボールペンであることか!
そんなことで、買ってしまった…。
サイズ確認。
画像の如く、ライターよりちょっと大きい位。
重量確認。
20g。
ペン先は、キャップで保護されている。
キャップの固定は「ポジロック・システム」とのこと、ペン先にある凹みに…。
キャップに内蔵されている爪がかみ合うことで固定される。
キャップの固定は比較的固いので、重力と動揺でペンが落下するリスクは少なそうな雰囲気。
このキャップはペン本体と同径で、例えば、ペン後部に被せて固定することはできない。
最後に、インクカートリッジを確認するべく、あちこち回すもペン本体がツルツルでビクともしない…。
こんな感じで輪ゴムを巻き付けて、ようやく回った。
宇宙でも使えるその源は、このインクカートリッジにある。
カートリッジ内に窒素ガスが封入されており、そのガスが常にインクを圧迫している。
通常のボールペンは、重力によりインクがボールに伝わるが、このボールペンでは重力があろうが無かろうが関係ない。
重力の代わりにガス圧によってインクをボールに伝えているからだ。
なので、上向きになっても書くことが可能となっている。
更に!採用されているインクの粘着性により、水の中でも書ける!
インクカートリッジは”加圧式”ということで、平地で使える限り、気圧が低い高所へ持って行っても問題ないはず。
逆に、圧が高くなる環境(例えば、水中)ではどうだろう?
インクカートリッジ内の加圧を超える外圧が加わったら機能しないか?
そのような状況になったら、仕組み的にはインクが漏れるような気がする。
更に強い外圧(水圧)が加わった場合、インクカートリッジ内に水が侵入するか?
登山で使うんだから、そんなことまで考えなくてもいいか。
ちなみに対応可能温度は、-34~+121℃。
インクは乾燥することなく、私の寿命より長い100年以上の保管が可能。
ザックに入れっぱなしでも問題ないな。
最後に。
インクカートリッジのカラーバリエーションは豊富で~す!
カタログデータ
「トレッカー」は、アウトドア・シーンでの様々な衝撃でも本体が抜け落ちにくいポジロック・システムを採用しています。また、付属品のランヤードは、窒息事故防止のため、強く引っ張るとはずれるようになっています。
【素材】ステンレス+フィッシャーラバーコンフォートグリップ™
【サイズ】長さ:9.84cm 直径:9.5mm
【重量】20g(実測値)
【付属品】カラビナ/ランヤード(紐)
【価格】6000円(税別)(*フィッシャースペースペン「トレッカー」の最新相場はコチラ)