最近、息子への譲渡品が増えていますが、これは、息子と共に「利尻山」へ遠征する準備を進めている為です。
あれやこれやと考えていると、”色々必要だなー”と、現在、買いまくっています。
流石に…。
一から登山道具、及びテン泊装備を整え直すような作業に突入しており、金がかかる。
まあ、我が子ですから、必要なものを買い整えるのはやぶさかではないのですが、同じ金を使うなら、せめて…。
自分の為に使いたい!のが本音です。
息子に譲渡する品々は、昨日まで私が使っていたものばかりなので、当然、使えないわけではないし、ヨレてもいない。
大体、道具の良し悪しも分からないのに、いいものを買い与えても勿体ない。
そんな理屈を捏ね上げ、新規装備品は基本、私が独占している次第です。
今回買ったのは”チタンマグ”。
スノーピークの軽いやつです。
ちなみに、今まで使っていたマグは画像左手のモンベル製で、商品名「チタンカップ450」です。
今回購入したスノーピークと、ほぼ同外径で、容量も同じく450ccのシングルウォール。
私が登山を始めた早々位の時期に購入したので、15年位前のモデルか?
なので、現行モデルと違いがあるかもです。
要所比較
まずは、重量。
スノーピーク。
67g。
モンベル。
70g。
まあ、素材は一緒、構造は単純、ということで、差は3g。
次は取っ手のヒンジ。
特に違いはない。
無理やり違いを見出すと、前掲画像のようにスノーピークの方が溶接箇所が多く、シッカリした造りになっている雰囲気を醸し出してはいる。
では、モンベルは、この点について不具合があるかと言えばそんなことはない。
現実に、私は15年位使い続けており、特に支障、不満は生じていない。
取っ手形状。
これはメーカーにより個性が出ている。
右がスノーピーク、左がモンベルです。
画像のままなのですが、スノーピークでは取っ手下部で接点を設け、上部は離している。
対するモンベルは逆です。
これは、好みと言えば好みの問題かと思いますが…。
無理やり優劣を決めるとするならば、取っ手上部を離している方が、中に飲料が入って重くなったマグを持つには安定しているかと…。
とは言うものの、モンベルを使い続けた経験上、取っ手の形状が原因でマグカップをひっくり返したことがあるか?といえば、そんなことはない。
後は、価格。
- スノーピーク:2030円(税別)
- モンベル:1810円(税別)
と、モンベルの方が安い。
性能的には、重量3gの違いで220円変わる。
結論。
どちらのメーカーでも、お好みでどーぞ!
共用部品
上に挙げたように、どちらのメーカーのマグであろうとも、大した違いは生じない。
なのに、私がスノーピークを購入したのは、”同じ物を買い増すよりは…”というもの位の考えなのですが、もう一つ理由がある。
それは、これです。
以前に所有していた、スノーピーク「チタンダブルマグ 450」。
これは、今回購入したマグとは異なり、二重壁構造になっている。
こいつを直接バーナーで加熱してしまった。
そしたら、底部が焼けて湾曲し、ガラクタになってしまった。
そんな悔しい思いをしたので、悔しい思いを取り戻そうとした結果です。
ちなみち、ガラクタにしてしまった、スノーピーク「チタンダブルマグ 450」を購入した際、こんなものも併せて購入していた。
チタンダブルマグ450ml用 フタ。
この蓋は、こんな感じでマグカップに装着でき、飲料の飲みこぼしを防ぐ為に使用するものです。
スノーピークでは、”ダブルウォール用”とのことで販売しているが、シングルウォールのマグにも装着は可能。
マグとの接点にあたる蓋のサイドには、シリコンによる滑り止めが施されており、蓋を閉めれば簡単には取れなくなる。
これを購入したのは、ウルトラライトハイキングで有名な「ハイカーズデポ」のホームページを参考にして、アルコールバーナー用のクッカー兼ストレージを目的としたものです。
その後、私のアルコールバーナー熱は冷め、道具箱にお蔵入りとなっていました。
ネタの落ちは、この蓋はモンベルにもキッチリ納まりますよ…、と、ちょっと今回は小ネタ過ぎたかな?
当然、アルコールバーナー(トランギア製)も素直に収まる。
って、シツコイか…。
お後がよろしいようで…。
カタログデータ
とにかく軽いチタンに、一枚仕立てのシングルウォール。サイズも豊富で、マイカップにオススメです。
【サイズ】φ85×92mm
【容量】450ml
【材質】チタニウム
【重量】67g
【その他】フォールディングハンドル
【価格】2030円(税別)(*スノーピーク「チタンシングルマグ 450」の最新相場はコチラ)