登山に便利なスマートフォンのGPS機能。
地図ロイドであれば、地形図上に現在地を表示させることが可能となります。
地形図には”登山道”も示されており、道迷い防止に強力な味方となってくれます。
更に、地図ロイドと山旅ロガーを連携させれば移動軌跡が表示され、道に迷った場合は軌跡を辿って戻ることも可能となります。
上記機能に更に!予定ルートまで表示させることまでできれば…。
極論で言えば、”東西南北すら分からない…”人でも山で迷わない!(かも知れない)手段となり得ると思います。
今回はそんな人の為に、ヤマレコ上で自作したログをアンドロイドアプリ「地図ロイド」上に表示させる方法をご紹介してみたいと思います。
まずは、下準備。
アンドロイドアプリ
- 山旅ロガー
- 地図ロイド
をインストールしておく。
*インストール及び設定方法参照:スマートフォン登山用GPS化計画(「地図ロイド」+「山旅ロガー」(準備編))*第二版
1.ヤマレコ上で自作ログを作成する
こちらをご参照ください → 丹沢「手沢両岸尾根」について(ルート検討図)
↓
2.PCに保存した自作ログをメールでスマートフォンに転送
*ここでは、ドコモのキャリアメールへ転送。
↓
3.着信したメールを開く
*メールアプリはドコモの「ドコモメール」を使用
↓
4.添付の自作GPXファイルをタップ
↓
5.「山旅ロガー」を選択
- 地図ロイド単体でも自作ログを表示させることは可能ですが、地図ロイドと山旅ロガーの連携をご理解いただきやすくする為に、本記事では山旅ロガー側からの操作方法をご紹介いたします。
- 本記事では、「山旅ロガーGOLD」を使用していますが、無料版の「山旅ロガー」でも同様に操作できます。
↓
6.すると、山旅ロガーが起動する
↓
7.”測定結果の一覧を表示”をタップ
↓
8.すると、メールで転送した自作GPXファイルが保存されている。
↓
9.”機能”をタップ
↓
10.すると、スクロール可能なメニューが表示される
↓
11.下へスクロールし、”地図ロイド”を表示させ、地図ロイドをタップ
↓
スマートフォンのGPS機能が”有効(ON)”になっていれば、この状態で自分の位置情報が地図ロイド上に表示されます。
*表示地図のエリア内に居る必要があります。
また、併せて、
- 自分が歩いた軌跡も記録したい…
- 地図ロイド上に自分の移動軌跡を表示させたい…
という方は、一旦、地図ロイドを閉じ、山旅ロガーで”測定開始”をタップする必要があります。
測定開始後、山旅ロガーで再び、6.~11.を繰り返せば、位置情報を記録しつつ、地図ロイド上に現在位置及び移動軌跡が表示されます。
*動作確認機:docomo「SH-02E」