破裂した”SOURCE「WLP 1.5L」”。
その後継として、”SOURCE「ワイドパック」”を買ってみた。
開封。
SOURCE「WLP」シリーズとは異なり、内容量を確認する簡易メモリが刻まれているのが、すぐ目に付く。
クイックコネクター。
SOURCEのハイドレーションシリーズで特徴的な、この”クイックコネクター”。
ホースを外しても、タンクの水が漏れてこない。
これのお蔭で、簡単にホースを取り外すことが可能で、行動中の給水が負担にならない。
ただし、ホース内に残存する水は、当然ながら漏れる。
他、この持ち手もSOURCEのハイドレーションシリーズで特徴的なものである。
こんな感じで、開口部を開きっぱなしにすることが可能。
めちゃくちゃ広く”開口”するわけではない。
溶着部分確認
SOURCE「WLP 1.5L」が破裂したのは、ドーナツの内側の溶着部分でした(下の画像はWLPのもの)。
ワイドパックシリーズにおいても、溶着の仕様は変わらないと思われる。
しかし、WLPシリーズと比べればドーナツの輪がない分、破裂リスクは減る。
最も水圧がかかる”底”部分。
”クイックコネクター”の構造物が近くにあり、その意味でもタンクのフィルムにストレスがかかりそうな部分でもある。
その影響か?底部分の溶着のみ幅広い。
クイックコネクターの溶着。
ガッチリした造りになっており、ここの溶着がやられるより、タンク外周の溶着の方が先にやられるか?
現実の使用において
タンクに、メモリでいう”2L”入れてみた。
けっこう、肉厚。
最も厚い部分で、8cm弱ある。
最近のザックは背面にフレームを入れているものが多い。
また、その形状は荷重の分散に有効と思われるが、面広く、奥行きが浅いものが多い。
そのような形状の25~30Lサイズのザックにこいつを仕込むと、恐らく、荷室中央はこのタンクの厚みで占めてしまい、他の荷物の収納にコツが必要となる。
それに対し、WLPシリーズであればドーナツ型故にタンクは横に広がり、ワイドパックより奥行きが薄い。
どちらの形状のタンクが良かったのか?悩ましい…。
カタログデータ
SOURCE定番商品です。特徴的な大きな開口部により洗浄や乾燥などメンテナンスが簡単に行えます。持ち手の2箇所の穴にスライドキャップを差し込むことで乾燥も容易に行えます。クイックコネクターによりホースと本体を切り離すことが可能です。
水のシャットオフが可能なへリックスバルブには専用のカバーが付いています。
【素材】本体=ポリエチレン、チューブ=ポリウレタン
【サイズ】38cmx19.5cm(縦×横)*2.0Lモデル
【ホースの長さ】90cm
【重量】115g
【耐熱温度】?~60℃
【価格】4100円(税別)(*SOURCE「ワイドパック」の最新相場はこちら)