丹沢「鍋割山」(ボッカトレ3)


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山行記録

◎2013.9.25(Wed)天気:雨時々曇り 気温:21~22℃

◎コース: 06:28県民の森駐車場-06:47二俣-07:41後沢乗越-08:55鍋割山山頂-09:33後沢乗越-10:03二俣-10:19県民の森駐車場(行動時間:3時間51分)

◎標高差:約825m

合計距離: 9951 m
最高点の標高: 1277 m
最低点の標高: 470 m
累積標高(上り): 1013 m
累積標高(下り): -999 m

今回は、仲間と共に日本百名山「乗鞍岳」の山行計画を立てていたものの、台風接近により中止せざるを得なくなる。
暇となった私は、”ボッカトレでも行くか…”と、一人、丹沢「鍋割山」へと向かう。

乗鞍岳を中止した位なので、当然ながら本日の天気は悪い。

道々、雨に降られつつ、いつもの県民の森駐車場到着は06:22。
県民の森駐車場

…と、誰もいない。

時計の気温計で22℃。

ぼちぼち準備して出発。

06:28県民の森駐車場

県民の森駐車場

まるで梅雨ように、シトシトと降る雨の中、出発。
寒くもないが、雨が降っているので、取りあえずカッパを羽織る。

今日は雨降りなだけに、生き物の気配が薄い。
鳥の囀りさえ、耳に届かない。
沢音だけを聞きつつ進む。

06:47二俣

二俣

県民の森駐車場スタートのこのコースは過去、何度となく登っており目新しさはほとんどない。
3390-5

コースも”次は左に曲がる”とか、”次のカーブを曲がったら平坦になる”とか…。
大体、頭の中に入ってしまっている。
今日はトレーニングで山に入るので”ウキウキ!”した気分ではない。
ちょっと頭が重い。

しかし…。
ジットリと汗を掻くころになると、そんな気分は忘れている。
今日の目的はペットボトルを担いで鍋割山登頂。
その目的を果たすべく、まるで機械のように黙々と足が前にでるようになる。

そんなことを考えつつ、いつもの場所に到着。
3390-6

思えば、このペットボトル置場は絶妙な場所だ。
駐車場からここまで歩くことで体が温まり、いいウォーミングアップになる。
今日は雨が降っているので、無理せず2Lボトルを10本ザックに詰め込む。

一服入れた後、行動再開。

歩きだして15分も経つと、”こんなに汗が出るのか!”っていう位汗が噴き出る。
この汗もいつもどうり。
汗が噴き出るのを知っているので、ペットボトルを積み込む時、ついでにカッパもザックに仕舞う。
まだ、雨が降っているが、濡れても構わない。
どうせ、汗で全身びしょ濡れになる。
雨で濡れるのと大差はない。

07:41後沢乗越

後沢乗越

ここでは休憩を入れず、先へと進む。

ちょっと道の様子が変わった…。
3390-8

登山道を示すロープが新設されている。
また、木段も新設・補修されている。
こんな細やかな発見が嬉しい。

更に進むと、一瞬!晴れ間がのぞく!
3390-9

救われた…。
なんか、山から歓迎を受けているような気がする。
こんなことで、来て良かったと思わされる。

08:55鍋割山山頂

鍋割山山頂

時計の気温計で21℃。

山頂無人。

いつもながら、小屋前にお供え。
3390-11

小屋前のテーブルに私が座った跡。
3390-12

いつもながら…。
パンツまでグッショリ濡れた。

途中、晴れ間がのぞいたこともあり、”ついでに塔ノ岳でも寄ってみるか…”と道々思案しつつ登ってきたものの、山頂で一服入れていると雨が本降りとなってきた。
まだ9時ですが、早々に下山開始。

今日は、鹿をよく見かける。
3390-13

朝、県民の森駐車場へ向かう途中では、アスファルト上で10数頭の群れと出くわした。
雨降って、人が居ないからでてくるのか?
こんな調子で雨の日に山を登っていると、鍋割山辺りでも、そのうち熊とも出くわすかもしれない。

09:33後沢乗越

後沢乗越

10:03二俣

二俣

10:19県民の森駐車場

県民の森駐車場

無事、帰還。

時計の気温計で22℃。

今日も、いつもどうりに下山できた。

今回の山行(いや、トレーニング?)は全て”いつもどうり”で新鮮味はなく、刺激は薄い。
しかし、いつもどうりに山に登れることは確認できる。
体力?精神力?やる気?コースタイム?…等々、いつもの山をいつものコースでいつもどうりに登れると、体が衰えていないことに安心できる。

私にとっての”いつもの山”は、以前は丹沢「大山」だった。
ボッカトレに凝りだしてから、通う山は鍋割山に代わってしまった。
なんか、最近、鍋割山が私にとっての”いつもの山”になってくれたような気がする。

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