先日購入した”グリベル「G12 NewMatic」”。
スカルパ「シャルモGTX」のソールの湾曲と、G12のジョイントプレートの湾曲のミスマッチがどうしても気に入らない私は、より湾曲の深い「スーパーアシメトリプレート」を購入してみました。
まずは結果から。
ジャ~ン!!
前掲画像は、”スーパーアシメトリプレート”装着のもの。
以下の画像は前回ご紹介した、ノーマルのジョイントプレート装着のものです。
前回とは上下、逆に撮影してしまったので、画像をひっくり返して掲載しています。
ノーマルプレートの場合、アイゼンのフロントフレームがソールの際まで寄っていましたが、スーパーアシメトリプレートのお蔭で大分改善されました。
ジョイントプレートを代えたことで、ソールとアイゼンの接点が変りましたが、ソールとアイゼンの隙間は変わらず、”隙間”という相性は悪くない。
フロント部。
カカト部。
大満足です!
スーパーアシメトリプレートについて
前掲画像は、右がノーマルプレート。
左がスーパーアシメトリプレートです。
画像の如く、湾曲っぷりはかなりのものです。
このプレート購入について。
当初、ネットで購入しようとしましたが、ネット上で販売しているところを私は見つけることができませんでした。
しかし、登山用品店で在庫はちゃんとあるようで、私が購入したのはカモシカスポーツ横浜店です。
このプレートの装着について。
この湾曲っぷりにより、素直に装着できません。
前掲画像の如く、フロントのハーネス受け部分が邪魔をしてこれ以上穴に挿入できない。
アンチスノープレートが無ければ入りそうですが、これを外すと、再度装着できるか?
留め具がプラなので、少々、自身が無い。
このフロント部をこねくり回し、ようやく発見したのが表がダメなら裏口から…、ということで底よりプレートを差し込む。
きっちり、奥まで差し込み、後、ゴムで出来ているので柔らかいアンチスノープレートを捲る。
完成!
注意点!!
私の所有するスカルパ「シャルモGTX」のサイズは#43(日本サイズ:27.3cm)です。
このサイズの靴にジョイントプレートの位置を合せると、カカト側はこのようになります。
この状態でプレートの一部(1mm位)がアイゼンのフレームとアンチスノープレートの間に潜り込み、アンチスノープレートが気持ち浮いています。
”もっと潜りこんで構わない!”ということであれば、もう一穴位長さを縮めることは可能ですが、それ以上縮めようとすると、アイゼンの歯が干渉します。
ノーマルプレートの場合は、以下の画像のような仕組みがありますが、スーパーアシメトリプレートはノッペラとしています(*掲載画像参照)。
結果、小さいサイズの靴には素直に対応不可です。
もし、”なにがなんでも…”ということであれば、残された選択肢は金ノコでカットする位しか手がありません。
スーパーアシメトリプレートがノッペラとしているのは恐らく…。
先ほどご説明したように、このプレートの装着はギリッギリのスペースを利用して行うことになります。
タダでさえ挿入しずらい、このプレートに突起があれば、より装着し辛くなる。
そんなところが理由のような気がします。
*グリベル「G12」の概要記事はコチラ:グリベル「G12 NewMatic」について(スカルパ「シャルモGTX」用アイゼン購入)