山行記録
◎2012年08月8日(Wed) 天気:晴れ 気温:17.2~22.4℃
◎コース:08:08檜原都民の森駐車場-08:20森林館-08:37鞘口峠-09:40三頭山(中央峰)-10:00ムシカリ峠-10:20ハチザス沢ノ頭-10:32石山の路分岐-11:32三頭ノ大滝-11:50森林館-11:56檜原都民の森駐車場(行動時間:3時間48分)
◎標高差:531m
最高点の標高: 1527 m
最低点の標高: 961 m
累積標高(上り): 767 m
累積標高(下り): -755 m
夏休み!
ということで、今回は息子を連れて奥多摩「三頭山」へ向う。
本日の天気予報は晴れ時々曇り、というものでしたが途中、空はどんより雲が垂れこめており時折小雨がパラつき、峰々の山頂はいづれも雲が被っている。
「三頭山」もその例外ではなく、あいにくの曇り空。
現地、檜原都民の森駐車場到着は07:50。
時計の気温計で22.4℃。
ぼちぼち準備して出発。
08:08檜原都民の森駐車場
現地到着は8時前ということで、少々遅めの到着となってしまいましたがどうやら丁度良かった様子。
それは現地にこのような看板が掲載されていた為です。
駐車場の利用開始時間は08:00~となっており、看板の雰囲気から08:00~は通年の様子。
今回予定のルートは息子連れということもあるので手心を加えつつ、また、私が歩きたいコースを絡めつつ、ということでまずは鞘口峠へ向いそこより山頂登頂。
下山は西原峠方面へと降り、本コース中、最大の見所である”三頭ノ大滝”に寄りつつ下山。
そんなコースを予定しています。
まずは、”森林館”へと向う。
↓
08:20森林館
”森林館”は木材にまつわる様々な体験学習を催している施設の様子。
本日もなにか企画されている様子ですが、時間が早い故に今は無人。
最初の分岐。
さて、どっちへいったものか…?
地図を取り出す。
今回の三頭山山頂へ至るアプローチはいくつかありますが、現在歩いている檜原都民の森内を歩く限り、かなりの高いレベルで整備されている。
が、それなりに広い斜面にいくつもコースが設けられ、かつ、そのコースごとに名称が冠せられており、単純に”~峠に向う道”とか、”~尾根を上り詰めるだけ”とかではなく単純でない。
地図を見てみると…、蟻の巣のような登山道でガイドマップを持たない者は迷わされます。
そんなことで地図を睨みつつ樹林の合間を慎重に進む。
↓
08:37鞘口峠
登山口よりここまで概ね30分。
公園の雰囲気はほぼ抜け、ようやっと”登山”という雰囲気となる。
また、ここより先山頂手前まで基本、急傾斜が続く。
見晴し小屋
急登を抜けたこともあり、ここで一服入れる。
ふと、我が息子の顔を覗いてみる。
私は汗ダクダク。
私は子供の頃より汗かきで、ちょっと体を動かすと汗をかく。
ヴワァーっと汗が出るのが体が温まったサインで、それまではじっくり歩くのが習慣となっています。
現在、小六の息子はというと…。
まったく汗を掻いておらず、涼しい顔をしている。
”子供”と思い、空荷でストックを使わせており、装備一式のみならず水まで私の背に乗っているのがなんか忌々しい。
ここより先は手を抜かず、いつもの私のペースで歩き、ちょっと息子を試してみることにする。
因みに。
現在歩いているこのコースは”ブナの路”と名づけられています。
登山道脇に立っている看板を拝見すると、東京都内でまとまって残っているブナ林というと、この三頭山及び日原川流域のみ、とのこと。
”以前に登った雲取山の時はどうだったかな?”等と考えつつ、歩いていると、三頭山東峰の見晴台に到着。
写真の白い空間の向う側の景色を楽しませてくれる場所の様子ですが…。
本日はあいにくこのとおり。
長居をしても仕方ないので、山頂へと向う。
三頭山東峰山頂
眺望なし。
↓
09:40三頭山(中央峰)
時計の気温計で17.2℃。
眺望無し。
”三”頭山とのことで、残るは西峰。
なお、三峰中、最高所はこの中央峰。
三頭山西峰山頂。
西峰山頂は広々としており居心地が良い。
本来ならば…。
画像正面の白い空間より富士山が望めるようなのですが、本日はガスのみ見える。
ところで、我が息子はといいますと…。
まったく遅れることなくついてきた。
来年あたりは”親ジィ~、だいじょうぶか~”と、言われることになりそうです。
来夏は、キッチリ道具を買って、どこか小屋泊りでもいってみますか。
景色を望めないこともあり、また、飯にはまだ早いこともあり更に前進。
下山は予定とおり西原峠方面へ降ります。
↓
10:00ムシカリ峠
この峠は三頭ノ大滝への分岐。
息子もまったくバテていないので、ここより大滝へ下山せず、”深山の路”と名づけられているコースを進む。
進むとすぐあるのが三頭山避難小屋。
小屋内部。
トイレ有り。
水場は無し。
大沢山山頂。
甲斐甲斐しいといいますか…。
恐らく、檜原都民の森の数あるルート中、最もマイナーと思われるこの山頂にまでベンチの造作有り。
↓
10:20ハチザス沢ノ頭
ここより、ようやく三頭ノ大滝方面へと進路をとる。
↓
10:32石山の路分岐
ここで”深山の路”を離れ”石山の路”にのる。
その字の如く、上部はデカい岩。
下部は小石。
また、いままでは基本尾根歩きでしたが、ここより尾根を離れ、沢スジへ降ることになり傾斜が急。
息子はここで尻もちを突く。
そんな道をぬけてようやく沢に出る。
ここまでくれば三頭ノ大滝は目の前なのですが、この景色が目に入る。
三頭ノ大滝の落ち口なのですが、その先にデカい橋。
私の勝手なイメージなのですが、もっとヒッソリとした”大滝”と思っており、意に反して人里へ出た感じとなってしまいました。
人里で飯を喰うことに抵抗を感じた私は、道を戻り三頭沢を山頂方面へ若干遡る。
登山道脇で適当な場所を見つけ、沢の流れを愛でつつ飯を喰う。
そういえば、この山はヒルは見かけないし、虫は少なくストレスは少ない。
飯も喰ったし後は温泉入って帰るだけ。
ぼちぼち出発。
↓
11:32三頭ノ大滝
この橋の真ん中辺りまで来ると見えるのがこれです。
いや~。
すみません、写真が下手で。
撮る人が撮ればもっと感動的な写真が撮れるかと思いますが、私の場合はシャッター押しただけ。
滝がでか過ぎて収まりきりませんでした。
ここ三頭ノ大滝より森林館までのルートは”セラピーロード”と名づけられ、説明書きによると単なる森林浴より一歩進んでおり、科学的見地により森林浴の効果を解明しようとされている様子。
それをアピールするかのような、特別な施しが登山道になされています。
それは、これです。
登山道に木のチップが敷き詰められている。
私はこんなの初めて見ました。
その感触は?
やわらか~~い!
固めのスポンジの上を歩いているような?
落葉が敷き詰められた上を歩いているかのような?
なにしろフワフワ感がある。
この木のチップを踏むと”キュッキュッ”と音が鳴り小気味好い!
自然にローインパクトですし、好感が持てます。
↓
11:50森林館
既に時間はお昼時。
森林館には夏休みということもあり、子供がたくさんいました。
↓
11:56檜原都民の森駐車場
無事、帰還。
時計の気温計で19.9℃。
駐車場はほぼ満車。
今回歩いたこのルート。
久々にノンビリ歩くことができ、登山道の整備もよく、快適に山行を締めくくることができました。
また、記事中でも様々ご報告させていただきましたが、行動時間が短いにも係らず見所満載!
目を飽きさせません。
なお、天気がイマイチだった影響か?登山者は少なく、道中出合ったのはお二人のみ。
”深山の路”にいたってはゼロ。
ご来訪の皆さまは”セラピーロード”と”森林館”がお目当てのご様子で、その間、多数の”観光客”で賑わっていました。
本日は”檜原温泉センター「数馬の湯」”にて入湯し帰宅。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
こんにちは。
親子での山歩き、いいですね。
うらやましいです。将来、楽しみ
ですね。燕岳、いいですよ。
親子でたくさんの方が登っていました。
三頭山は私も好きです。ブナもきれい
ですし、富士山もきれい。
特に雪の時に歩いたのは楽しかったです。
6月は、虫がすごかったのですが、
この時期は少ないのでしょうか?
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ブルさん>
こんにちは。
息子の件はちょっとショックでした。
私は歳をとって、おまけにハゲる。
息子はでかくなる。
なんか”歳とったな~”と思わされた瞬間でした。
しかし…。
まだまだ現役でいきますよ~。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
見どころ、歩きどころ満載、天候は曇りだけど
気温も22度位ならまずまずでしょう~。
樹林に囲まれ、さぞリフレッシュ出来たんじゃないですか。
お子さんの成長ぶりが楽しみです。
お疲れ様でした。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
行蔵さん>
おはようございます。
家の息子はどちらかというとインドア系で、私から見れば肥満体です。
キビキビしたサッカー・野球少年のような子供であれば、そんなに気にしなくてもいいのですが…。
肥満体故に”成長したな~”といった思いはひとしおです。