今回は、テント付属の取扱説明書に記載されている手順により「シームコート」をテントに塗ってみましたので、ご報告いたします。
シームコート
これはテントセットの付属品です。
塗布する個所はアライテントのホームページ上で詳しく掲載されていますが、転載するとこの個所に塗る必要がある。
四隅以外の縫目処理(シームテープ処理)。 *テント内より
エアライズ各シリーズのフロア部分の素材はPUコーティングされており、素材自体に防水性がある。
素材自体は防水性が持たされていても、その縫目から水が浸入してくる可能性は当然ある。
そこで、前掲画像のように縫目上にシームテープを貼ることで、縫目から水が浸入することを防ぐことになります。
平面的な個所であれば、このシームテープで縫目の防水処理が可能ですが、立体的な四隅はシームテープによる防水処理が難しい。
で、この塗る個所のテント内側四隅はどのようになっているかといいますと・・・。
こんな感じになっています。
白い生地のつなぎ目のヒダが露出しており、シーム処理はされていない。
そんなことで、この”シームコート”で、テント外側より目止処理をする必要があります。
さっそく塗るべく準備開始。
まずは、シームコートが床に付かないようテントを裏返す。
シームコートのキャップを開け、塗布用のチューブキャップに付け替え、塗ってみると・・・。
さっそく失敗・・・。
この”シームコート”。
感覚的には粘性の緩い”セメダイン”みたいなもの。
ちょっと出し過ぎるとすぐたれる。
本チャン前に、どこかで試し塗りしてみることをお勧めします。
また、”なんで、メーカーでシームコートを塗ってくれないのか?”疑問だったのですが、この失敗でようやく納得。
塗るのが難しく、それに失敗すればテントを”汚す”ことになります。
ま、汚すか否かは”塗り”が上手いか否か次第ということで。
順調に四隅を塗り終え、シームコートがまだ半分位残っている。
残しても仕方なく、せっかくなのでシームテープが貼られている個所にも塗ってみる。
塗り終えてもまだ、1/5位残っている。
勿体ないので、メーカー指定の四隅を二度塗りしてみる。
待つこと約1時間。
シームコートも乾燥し、作業完了!!
*アライテント「エアライズ2」の概要記事はコチラ → アライテント「エアライズ2」について(概要)