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山行記録
◎2012.5.1(Tue)天気:曇り後晴れ 気温:10.1~17.7℃
◎コース:07:32奥岳-07:46くろがね小屋分岐-09:28薬師岳展望台-10:22表登山口(県民の森)分岐-11:03安達太良山山頂-11:27峰の辻-11:51くろがね小屋12:51-13:18勢至平分岐-14:13くろがね小屋分岐-14:21奥岳(行動時間:6時間49分)
◎標高差:約760m
最高点の標高: 2065 m
最低点の標高: 646 m
累積標高(上り): 1825 m
累積標高(下り): -1894 m
*GPSログは取得エラーにつき、一部不完全。
世間より少々遅くなりましたが、ようやく私のゴールデンウィークに突入することができました。
その初日。
”どの山へ行くか?”思案していたところ関東地方の天気が悪い。
”天気が良いところがないか?”探してみると東北地方は概ね晴れ。
”じゃ、行くか!”とN氏を誘い、東北道をひたすら北へと車を走らせる。
で、現場に到着(07:04)してみると・・・。
・・・ガス。
東北自動車道上でも栃木県内でさんざん雨に降り込まれました。
天気予報では晴間がのぞくハズなのですが、あいにくの出足となる。
時計の気温計で11.5℃。
ぼちぼち準備して出発。
07:32奥岳
登山口に到着すると駐車場がなにしろデカい!!
まあ、スキー場なので当然なのかもしれませんが、平日とはいえゴールデンウィーク中ということもあり、駐車できるか?が不安だったのですが、まったく問題無し。
トイレも24時間開放されている様子でこちらも問題ない。
本日予定のルートは奥岳より薬師岳を経て安達太良山登頂。
現場より、鉄山のルート状況を確認して無理がなさそうであれば鉄山にも立寄り、くろがね山荘を経て下山するルートを考えています。
まずはスキー場脇を抜けて「くろがね山荘分岐」へと進む。
↓
07:46くろがね小屋分岐
ここより多少迷走する。
どうもイマイチルートが不明瞭で”どこをどう通ればよいのか?”よく解らない。
スキー場中のこともあり、異様にだだっ広く、道標無し、テープ無し。
スキー場内をうろついてみるもラチがあかず、已む無く・・・。
リフト脇直登。
手前の段までは初心者コースなので傾斜は緩いですが、次の段からは傾斜がキツクなる。
また、コースは雪解け水と相まってグッチャグチャにぬかるんでいる。
ようやくリフト上部に到着し登山道突入!
この周辺も不明瞭で道標は無し。
辛うじて赤テープが1~2枚ヒラヒラとはためいているのみです。
五葉松平
標高を稼ぎようやく「五葉松平」に到着。
この周辺は字の如く”平”になっており水はけが悪い。
現在、登山道はこのような状態になっています。
”沢?”という感じになっており、チョロチョロと雪解け水が流れている。
更に。
ここより薬師岳展望台までの間は場所によって山腹一面、ガッツリ残雪が堆積している。
それが原因で登山道が不明瞭になっています。
また、相変わらず赤テープ等マーキングは少ない。
結果、登山道ロストしました。
残雪上に踏み跡交錯。
それを追ってみてもラチがあかない(恐らくみんな迷っている)。
已む無くセオリーとおり尾根に出るべく、上へ上へと登ってみるも松が隙間なく密集して行き止まり・・・。
”こんなところでなんで?”と上へ下へ、右へ左へとルートを探し、下へ降ったところでN氏が赤テープを発見!!
ようやく危機を脱出することができました。
約1時間彷徨う。
薬師岳直下より五葉松平方面を望むと・・・。
マンマル尾根に隙間なく松が密集している。
まるで迷路。
”迷ったら?”無理せず後戻りし、ルートと確信できるところからジックリ行く手を確認し、トレースを当てにせず、慎重に進んだ方が無難です。
↓
09:28薬師岳展望台
ゴンドラリフトの終着駅があるこの「薬師岳」。
ゴンドラリフトの営業開始は08:30~とのことで、07:30に行動開始した私達はわざわざ登山道でここまで這い上がってきたわけですが・・・。
蓋を開けてみれば到着時刻はこの時間。
こんなことならゴンドラに乗ればよかった。
ま、そんなことを言っても仕方がない。
一服入れた後前進。
進んで見ると、いままで疎らだった残雪が厚みも厚く、残雪がある。
また、これでもか!っていう位赤テープがベタベタはられている。
手厚さ加減は、先ほどまでとは比べ物になりません。
仙女平分岐
仙女平分岐の先にあるのは雪解け水により沢へと変貌を遂げた登山道。
融雪は急速に進んでおり、こんな感じの場所がゴロゴロしており、今後、更に増えると思います。
↓
10:22表登山口(県民の森)分岐
ここまでは平坦な道が続きましたが、これより先安達太良山山頂へと上り詰める為傾斜がキツクなりだす。
また、樹林が無くなり、吹きっ晒しの斜面を登る。
更に登ると山頂を特徴づける岩峰がある。
この岩峰は大きな声では言えませんが、「乳首」と命名されています。
・・・と、いうことは?
おっ○い!?(仙女平分岐より)
この連想をしない男はいない、と断言できる。
なんでこんな名称が命名されているのか?ガイドブックが沈黙しているのでよく解らなかったのですが、現場に着いてみると、”あ~、納得!!”という感じで、ある意味、スッキリしました。
↓
11:03安達太良山山頂
時計の気温計で10.1℃。
山頂に到着したのはいいものの、西風が強烈に吹いている。
また、ガスの中で眺望もなにもない。
山頂は狭く、登山者も多いので乳首にタッチして即撤収しました。
さて、下山路をどうするか?
鉄山方面を望むと・・・。
雪が付いており、ガレ風味も加味されている。
五葉松平で徘徊して時間を喰ったこともあり、今回は鉄山は諦め、くろがね小屋へと下山することにする。
その道は雪の斜面。
峰の辻へと下降する。
↓
11:27峰の辻
傾斜は左程きつくはないですが、雪の斜面は更に続く。
↓
11:51くろがね小屋12:51
鼻に硫黄臭を感じるとすぐ先にあるのが「くろがね小屋」。
年中無休の様子です。
ここでようやく飯にするべく場所をお借りする。
このくろがね小屋について後日調べてみると営業は福島県観光開発公社がしている様子。
施設はキレイで立派!
温泉は立寄り湯が可能です。
小屋内に入りあいさつすると管理人さんはすごく気さくな方でした。
なお、入浴400円。
トイレは無料。
11月~4月に小屋内利用(休憩等)の場合、暖房費として200円/1人とのこと。
管理人さんと、山道具の話や昔話を2~3交わした後、出発。
どうも登山道の整備っぷりがハンパ無いと思っていたので、公社営業ということで納得。
後、登山口まで1時間20分ほどのコースタイムを消化しなければなりませんが、小屋付近の道は石積みも素晴らしく、暫く高低差の少ない道が続きます。
↓
13:18勢至平分岐
まだ、ゆっる~い坂が続きます。
馬車道分岐
ここより先、左に曲れば「馬車道(車道?)」。
直進すれば「登山道」です。
我らは直進。
してみると、道はガタピシで雪解け水でグッチャグチャ。
進んで1分すると登山靴はこの状態になります。
雪道歩いて、足元がキレイになった後だったので、これはちょっと残念。
これがイヤな方には馬車道を通ることをお勧めします。
↓
14:13くろがね小屋分岐
↓
14:21奥岳
無事、帰還。
時計の気温計で17.7℃。
今回歩いたこのルート。
上でもご報告しましたが、融雪が加速度的に速まっています。
ルート中ではくろがね小屋周辺でスノーブリッジをいくつか見かけたので、うっかり乗らないよう注意が必要です。
全般、傾斜が緩く、今ならまだ!雪は既に腐ってはおりますがゴンドラリフトを利用すればお手軽なスノーハイクが楽しめます。
なお、くろがね小屋管理人さんが言われた一言。
「雪が消えた頃に来ればいいのに。麓が雲海でヴワァ~っと埋まるよ~。次来る時は、是非、温泉入って帰ってね~。」
なるほど。
どうやら安達太良山は一年中楽しめる山の様子です。
本日は寄り道せず帰宅。
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遠路の出張お疲れ様でした。
この連想を外すヤツは流石にいないかと・・
ナイスでした(^O^)
おっ○い・・・とても親しみやすく、万国共通語だと私は思います^^
良い言葉ですね~
久しぶりに聴いて新鮮でした(笑)
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行蔵さん>
いや~。
このネタ絡んできてくれてありがとうございます。
ガスっていたのでおっ○いの写りっぷりはイマイチなのですが、晴れていたら・・・。
いい”おっ○い”だったと思います。
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おっ、安達太良山。
ここも行ってみたい山の一つです。
それにしても、この時期でも雪がたっぷりなんですね。
それほど標高が高い山ではないと思いましたが、さすがは東北の山。
雪道歩きが長く楽しめるというは羨ましいです。
ところで、トップの画像の中央の突起が山頂の岩峰でしょうか??
山麓から見ると、ほどよい膨らみでなかなかの美乳。
もう、それにしか見えなくなってきました (* ̄▽ ̄*)
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Aralagiさん >
を?
またまた、このネタに絡んでいただきありがとうございま~す。
冒頭掲載の画像突起が”それ”と思うのですが・・・。
それにしては少々デカイような気が・・・。
ま、私も”それ”にしか見えませ~ん。
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乳首にタッチ&ゴー
素晴らしい山行ですね(笑)
深田久弥も、そこらへんを考慮して
日本百名山に選んだとしていたら
ただのおっぱい好きのおじさん?
・・・って違うか(笑)
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ラッセルさん>
深田久弥氏著「日本百名山」は同氏の晩年に著作されたものです。
同氏が”それ”を命名したわけではないでしょうが、ま~、ご年配とはいえ男ですから・・・。
私が年配の身分だとしても、やっぱり・・・。
おっ○いは好きでしょうね~。