「峩々温泉」体験記

立寄り湯データ

  • 所在地:宮城県柴田郡川崎町大字前川字峩々1番地(地図表示
  • 立寄り湯入浴料:大人 1,000円/中・高生 500円(小学生以下のお子様は無料)*2011年11月 日帰り館閉鎖予定
  • 貸しタオル等:なさそう
  • 休業日:年中無休
  • 立寄り湯入浴時間帯:10:00~17:00
  • 標高:約800m
  • 泉質:ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉 低張性中性高温泉
  • 適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病
  • 連絡先:0224-87-2021

*上記データは2011.8.15現在のものです

今年のお盆休み。
家族と共にささやかながら東北の温泉宿に一泊してきました。
向った先は宮城県「峩々温泉」。
「峩々温泉」は”日本の秘湯を守る会”の会員宿です。
前回入湯した「唐沢鉱泉」も会員宿で、その温泉を満喫させていただいたことから、同会、会員宿である「峩々温泉」を選んだのですが、再度満喫させてくれるのか?

楽しみです。

フロント・ロビー周辺
「峩々温泉」

フロント・ロビー周辺は、山小屋でいう談話室も兼ねており、暖炉や蔵書多数が備えられています。
また、飲食も可で、ビール・ジュース・軽食を注文できます。
朝食後には”水出しコーヒー”のサービスも有り、気が利いています。

飲用源泉
「峩々温泉」

「峩々温泉」は”日本三大胃腸病の名湯”とのことで、胃腸を整えるのに効能があるそうです。
写真の場所は、フロント脇にあるのですが飲用の源泉を気軽に飲めるようになっており、温泉に浸かって外からと、飲用の温泉で内からと、温泉を味わうことで温泉の効能を体に取り入れることができます。
私は特に胃腸の不調はありませんが、試しに飲んでみる。
特にクセはありませんが、源泉なので暖かいです。

内湯
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内湯には湯船が2ヵ所あり、一方は熱め、一方はぬるめです。
上の写真はぬる湯ではありますが、いわゆる”ぬるい湯”でズーッと浸かっていられるわけではなく、湯に浸かることができる程度の湯温で熱めではあります。
お湯は無色・透明、臭いはほとんどしません。
「峩々温泉」の効能の説明として、”肌表面をやわらかくして、古い角質や汚れを落としてくれる”というものがありますが、その影響か?湯からあがると肌に”ツヤ”が出るのを体感できます。

内湯(あつ湯)
130-5.jpg

こちらの湯はかなり熱く源泉に加減を加えていない様子。
なお、資料によると源泉温度は58.1℃。
あつ湯については、”湯に浸かる”ものではなく”かけ湯”をする為のものです。

「峩々温泉」は宴会温泉宿ではなく、湯治場色が強いです。
よって「かけ湯」「飲泉」「入浴」を三拍子とし、この三拍子を組合わせての”湯治”を勧めています。
あつ湯の湯船、縁の木材が厚くなっていますが、このに体を横たえる為の仕組みです。
この縁に体を横たえ、あつ湯を竹筒に汲み、腹部にかける。
これを繰り返すことにより体の芯まで温まります。

露天風呂
「峩々温泉」

露天風呂は内湯より続いています。
湯温は”ぬる湯”と同じ位です。
更にその先に”混浴露天風呂”があるのですが、万一、女性がいてカメラを持った素っ裸の私を見る、と、いうシチュエーションを考えると空恐ろしく、混浴露天風呂へ行く勇気はありませんでした。

他、貸切露天風呂がありましたが、私は利用しませんでした。
あいにく、料理の写真を撮り忘れたのですが美味しかった(特に米が)です。

夕食は、どちらかというと山菜メイン。
朝食は、和食、洋食、いづれかの選択となります。
なにしろ”米”が美味いので和食がおススメです。

他、「峩々温泉」のオーナーは”baeltz(ベルツ)”というレストランも経営していらっしゃる様子で、このレストランは”ソーセージ・ハム・ベーコン”が有名な様子。
ここで造られた上記品々がドイツのコンテストで金賞・銀賞を受賞されたそうです。
また、宿の資料によると日本の南極探検隊がベルツのソーセージを南極へ持参し、ドイツ人隊員に食べさせたところ大絶賛だったそうです。
食事の際のサイドメニューや、お土産として賞味することが可能で、私はお土産で購入しました。
宿で注文し、ベルツより宅急便で5日後に自宅に到着。
さっそく賞味。
本記事作成時点では、まだ、粗挽きスパイシーソーセージ、にんにく風味ソーセージしか食しておりませんが、

と~ってもジューシー!!

ソーセージの皮の中に肉の旨みが詰まっており、その皮は”プリッ”としており、その皮を歯で噛み割ると旨みの香りが口内に沁みわたります。

このソーセージは炒めててはいけません。
茹でるだけ。
余分な脂はいりません。
残りの品々を食すのが楽しみです。

と、またまた”日本の秘湯を守る会”は私を裏切りませんでした。
次回はどこの会員宿に宿泊するか楽しみです。

*宮城県内の温泉宿宿泊予約はコチラ

「峩々温泉」体験記」 に2件のコメント


  1. SECRET: 0
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    温泉って・・・それも家族で、ですか?
    本来なら家も家族旅行なんですが、
    高校受験を控え、旅行も取り止めになりました。
    三女はケロリとしてますが・・・ね
    来年こそ・・・家族旅行だぁ~~!!


  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    山行蔵さん>
    そんなことないですよ~。
    家は、長女が高1ですが最近は家族と行動を共にしたがらないので・・・。
    今年が最後の家族全員の家族旅行となるかもしれません。
    *海外なら喜んでついてくると思いますが・・・

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