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山行記録
◎2015.2.4(Wed) 天気:晴れ 気温:-7~-3℃
◎コース:09:29ピラタス山頂駅-10:19雨池峠-11:06縞枯山山頂-13:25茶臼岳山頂-14:35五辻-15:15ピラタス山頂駅(行動時間:5時間46分)
◎徒歩による標高差:約250m
最高点の標高: 2418 m
最低点の標高: 2154 m
累積標高(上り): 860 m
累積標高(下り): -875 m
先月登山に連れて行ったK林氏が、”スノーシューを持っている”と言っていた。
では、スノーシューを使えるコースへ行ってみよう、ということで、私とK林氏及び、N島氏の三人で北八ヶ岳ロープウエイへ向った。
以前、このロープウエイ経由で北横岳に登ったことがあるので、今回の目標は縞枯山だ。
現地、ピラタス蓼科スノーリゾート到着は、08:30頃。
準備を済ませ、スノーシューを持たないN島氏は、ピラタスでスノーシューセットをレンタルした。
料金は2500円/日。
物はアトラス。
今日のロープウエイ最終便は16:00とのことで、レンタル品の返却は16:00にはして欲しい、とのことだ。
そんなことで、何だかんだ時間を喰った。
ようやくロープウエイに乗り込むことができたのは09:20の便。
ガッツリと雪が積もった山頂駅にようやく降り立つことができたのは、ピラタスに到着してから1時間経過した後のことだった。
時計の気温計で-4℃。
ぼちぼち準備して出発。
09:29ピラタス山頂駅
差し当たり、雪はよく踏まれた圧雪となっており、スノーシューを使うことも無いが、練習を兼ね、ここからスノーシューを履いて進むことにした。
トレース上はよく踏まれ、コンクリートのようになっているが、トレースを一歩外れればこの通り、潜る。
途中、圧雪の急斜面もあった。
そんなことで、スノーシューの浮力だの、グリップ力等、道々確かめつつ、練習しつつ、進んだ。
しかし、今日は天気が良い…。
風も緩い。
「坪庭」と呼ばれる真っ平な道を、何の緊張感もなく歩いていた。
縞枯山荘。
ちなみに、縞枯山荘から二本のトレースが伸びていた。
一本は夏道登山道である雨池峠へ向うトレース。
もう一本は、縞枯山へショートカットするかのようなトレースだった。
後ほどご紹介しますが、夏道上は樹林が雪の重みに耐えかね、登山を塞いでいる。
結果、滅法、歩きづらいです。
それを回避する為の、ショートカットのトレースが縞枯山荘から伸びていると思われます。
このショートカット道を進んだ方が、圧倒的に楽。
↓
10:19雨池峠
そんなことで、我らはその前途に待ち受けるものを知らずに夏道を進み、雨池峠に出た。
縞枯山へ向うには、ここを右に曲がる。
左へ曲がれば、難所の「三ッ岳」へと抜けるが、トレースは埋まっている。
雪山入門「ハードコース編」としては、ラッセル覚悟!
ワカン、ピッケル、アイゼン大活躍で丁度よいかも知れない。
誰か勇気のある人。
絶好のコンディションですので、ご堪能ください…。
まあ、我らは右折。
進んでみると、こうなった…。
先ほど触れましたが、枝に雪…、正確には、雪ではなく霧氷がビッシリと張り付いている。
この氷の塊は、枝葉のヒダにまでガッチリと氷りつき、容易なことでは剥がれ落ちない。
この氷の重量に樹木は耐え兼ね、幹が折れることもなくひん曲がっている。
こんなところもある。
トンネル両サイドに逃げることもできない…。
已む無く、トンネルを潜った。
匍匐前進かよ…。
年初、編笠山山頂でスっ転んだ時、岩に膝を思いっきりぶつけた。
その痛みがまだ残っている。
一ヵ月以上経ってまだ痛い、ということは、半月板にヒビが入っていたのかも知れない。
匍匐前進すらままならず、もがきながら這い出た。
トンネル地帯を抜け出すと、立派なトレースが…。
やはり、先ほど触れましたが、このトレースは縞枯山荘から続いていると思われます。
この先、山頂までは急傾斜続く。
急傾斜をやっつけ、這い上がった。
”?”
山頂を示す道標が見当たらない。
山頂は南北に広く、起伏が乏しい。
あっちの方が気持ち高く、そこが山頂か?
↓
11:06縞枯山山頂
時計の気温計で-7℃。
風は強くはないが、山頂は立枯れ多く吹曝しで顔面は痛くなる。
バラクラバで顔を覆った。
気持ち高い方へ来てみたが、やはり、道標は見当たらない。
しかし、これ以上進むと降り出してしまう。
道標があるとすれば、恐らく、雪に埋もれてしまっているんであろう。
そんなことで、ここを「山頂」とすることにした。
ロープウエイの最終便まで、まだ、余裕がある。
ここで一息ついた後、予定通り茶臼岳へ向うことにした。
しかし…。
縞枯山山頂付近~展望台間のトレースは散乱。
結果、現在地をロストした。
縞枯山「展望台」と思われる場所は見えるのだが…。
トレース散乱場所は、こんな感じで樹林が視界を阻み、思うように進むことができない。
闇雲に進めば、踏み抜き地獄となってしまう。
已む無く、先生(GPS)を取り出し、現在地及び進行方向を確認した。
先生に聞けば、答えは明瞭だ。
即座に展望台へ向う道標を発見した。
山中をうろついてしまったが、これが展望台。
で、展望台に着いた。
で、展望。
中央アルプス。
これは、秩父方面。
両神まで見えた!
これは、これから向う茶臼岳、その背後に南八ッ。
さて。
”飯は茶臼岳山頂で!”と考えていたが、時刻は既に12:00だ。
現在地ロストの他、スノーシューという不慣れな道具の取扱い。
これも時間を食った原因の一つだ。
”茶臼岳は諦めるか…?”と考えつつ、腹が減ったので五辻への分岐あたりで、風下に座り込み飯を食うことにした。
”茶臼岳を諦める”という考えが脳裏を過ると、必要以上に時間的ゆとりがあるような気がしてきた。
別に急ぐ必要はない。
風下で冷たい風から逃れ、のんびりバーナーで雪を融かし、カップラーメンをすすった。
気温は-7℃。
樹林の影に隠れ、寒風の直撃から免れてはいるが、寒いは寒い。
特に、私以外は冬靴を履いていない。
K林氏は、殊更、足指先が冷えるようで、そんなことを私に訴えかけてくる。
無駄にのんびりしても仕方なく、下山とも茶臼岳へ向うとも、はっきりした考え無しに五辻方面へと降ることにした。
つらら。
樹林の頭にたかっている霧氷は、こんな感じで融解と凝固を繰り返し、徐々に厚みを増し、幹がその重みに耐えきれないほどに成長していく。
前に誰だったか?
このように樹林が雪と氷に覆われることで、その内部は0℃以下になりにくく、霧氷は樹林を守っていると言っていた。
いや、むしろ積極的に枝葉は霧氷がまとわりやすい形状をしているそうだ。
その代表格が蔵王等の樹氷だ、とも言っていた。
本当かな?
そんなことを思い出しつつ、またトンネルを潜る…。
縞枯山の斜面を降り切り、茶臼岳への鞍部に着いた。
まだ、時間に余裕がある。
縞枯山を降っている途中で、茶臼岳を登る気になっていた。
鞍部から茶臼岳への高低差は大したことはない。
ざっと、70~80mといったところだ。
鞍部から約20分ほどで、山頂に着いた。
↓
13:25茶臼岳山頂
道標によると、ここが「茶臼岳」とされているが、辺りは樹林に覆われ眺望はない。
そんなことで、展望台へ向うことにした。
で、展望台着。
最高所は、この岩上になる。
あそこが「茶臼岳」の山頂、ともいえる。
最高所より、北アルプス方面。
槍、穂高がクッキリ望めた!
蓼科方面。
山腹で、広場状に木が生えていないところが、これから向う「五辻」。
辺りは、風に磨かれ下層までクラストしており、ホワイトチョコレートの焼き菓子のようになっている。
自然の造形美!
”エビのしっぽ”の進化系。
と、景色は堪能できたが…。
どうも足首が痛い。
シューズが足首辺りを圧迫し、うっ血が続いた結果、痛みが生じたようだ。
どうも、新しい冬靴の靴紐の締め加減を、未だ掴めずにいる。
痛みを意識しつつ、下山開始。
再び、五辻への分岐に戻って来た。
未だに、時間に余裕がある、と勘違いをしていた。
そんなことで、ここで休憩しよう、と私は言い、座り込んだ。
まあ、足が痛かったのだ。
ふと時計をみると14:00だった。
”14:00…?”
ここからピラタス山頂駅までのコースタイムは一時間。
雪山、ということで、コースタイム通りにはいかないだろう。
最近のパターンは、約1.5倍位要している。
とすると、ピラタス山頂駅に無理なく戻れる時間は15:30といったところか。
ロープウエイは20分おきに運行しているので、15:40の便に乗れる、ということになる。
ということは…?
16:00の最終便では、N島氏が借りたスノーシューセットを16:00までに返却する約束を果たすことができなくなる。
つまり、10分しか余裕が無いな…。
こんなところで、のんびり座り込んでいるわけにはいかない。
休憩は取りやめ、即、下山開始。
↓
14:35五辻
痛みが限界に達した…。
もう、スノーシューをぶら下げて歩けない。
私はここからツボ足で進む。
幸い、トレースは踏み固められていた。
↓
15:15ピラタス山頂駅
無事、帰還。
時計の気温計で-3℃。
何とか、スノーシューの返却で迷惑をかけることから免れた…。
今回は、”スノーシューで遊べるところ!”というテーマで縞枯山に来たが、全般、トレースは踏み固められており、スノーシューの本髄を発揮できる場所は少なかった。
スノーシューが役だった場所を強いて言えば、縞枯山山頂付近のトレース散乱箇所位だったか?
今日は天気は良かったが、前日に雪でも降っていれば…、更に!楽しさ倍増だったと思います。
しかし、こんな登山日和の中、雪山を歩けたんだから、それだけで満足しようよ。
人間の欲望は切がないな…。
いや、俺の欲望か。
本日は、蓼科温泉「ホテル親湯」にて入湯し、帰宅。