先日、ショップで買い物をしていた時、一風変わったバラクラバが目についた。
有りそうでで無かった、一見、ファイントラックよりもモンベル辺りで売っていそうなアイデア商品だ。
何が変わっているかと言いますと、このバラクラバは基本、キャップ(ビーニー)なんですよね~。
それが、バラクラバにもなる。
前掲画像の如く、目出し部分の開口部は大きいので、開口部から頭を出し、ネックゲイターにもなる。
つまり、
- ビーニー
- バラクラバ
- ネックゲイター
と一人三役をこなす優れものです。
と、ここまでは他商品でもありますが、このビーニーの場合、二つの異なるパーツで出来ており、
頭部は、厚い生地。
マスク部は、同メーカーで発売しているバラクラバ、「メリノスピンサーモ バラクラバ」と同仕様で、薄手の生地になっている。
普通、バラクラバだけでは生地が薄く、耳が真っ先にやられてしまうが、「バラクラバビーニー」では、ビーニー部分の厚い生地が耳を覆い、その心配がない。
これなら純粋に一人三役こなしてくれ、これ一枚持っていれば、ビーニーもネックゲイターも持ち歩く必要がない。
反面、頭部の生地が厚くなることで、ヘルメットの着用に支障が出やすくなるが、その点も配慮されており、メーカー曰く、
”頭頂部に縫い目のないホールガーメント製法により、ごわつきを抑え、ヘルメットを着用しても気になりません。”
*ホールガーメント詳細:ホールガーメントについて | 島精機製作所
となっており、頭のデカい私には助かる仕様だ。
マスク部の縫製は、全てフラットシーマー。
額部分には、何か?スポンジのようなものが埋め込まれている。
これは、”アンチフォッグパネル”と呼ばれるもので、額から生じる熱や蒸気を頭頂部へ逃がす為の仕組みになっている。
そんなことで、思わず買ってしまった次第です。
カタログデータ
生命の維持に極めて重要な部位であり、また、体からの放熱量の25%を占めると言われる頭部。 そんな頭部を守るためのビーニーをデザインや色だけで選び、素材や機能を妥協していませんか?
厳しい冬の冷えから頭部を守るビーニーだからこそテクニカルなアイデアを満載したfinetrackのビーニーシリーズは、実際のフィールドでの経験を基に開発された素材と行動時に必要な機能を追求し、優れた快適さを実現しています。
まさに冬のアウトドア人のための理想的なビーニーシリーズと言えるでしょう。
- ヘルメット対応の山岳仕様
- ゴーグルが曇らないアンチフォグシステム
- 天頂部のゴロつきが少ないホールガーメント製法
- 天然×高機能 ハイブリッド素材
- 吸汗速乾
- 防臭性能
【重量】74g
【素材】本体:ウール93%、ポリエステル7%、マスク部:ポリエステル86%、ウール14%
【原産国】日本
【価格】8100円(*ファイントラック「バラクラバビーニー」の最新相場はこちら)