先日登った「金峰山」で私にとって今季の雪山登山がシーズンオフとなりました。
よって”冬期・高所専用ガス”である「IP-250U ウルトラガス」も暫しのお休みとなり、我が家の冷凍庫で冬眠させることにしました。
その後継として購入したのが”プリムス「PG-110 小型ガス」”。
ノーマルサイズのガスカートリッジと比較すると、ガス容量・ガス缶容積共に約半分のサイズです。
重量
220g
ガスの容量が110gなので、缶の重量は110gと思われます。
カートリッジサイズが「イワタニ・プリムス」のホームページ上に掲載されていなかったので、念の為掲載しておきます。
私が所有しているコッヘルは”モンベル「チタンクッカー #1D」。
容量は900ccですが縦長の構造になっており、ノーマルサイズのガスカートリッジは入りませんが、小型ガスならこのとおり。
プラス”プリムス「114ナノストーブ」”を100円ライターと共に入れたスタッフケースをコッヘルへ入れるとこんな感じ。
いままで使用していた「IP-250U ウルトラガス」のガス成分の混合率は、イソブタン約70%、プロパンガス約30%。
今回購入した「PG-110 小型ガス」のガス成分の混合率は、ブタンガス約75%、プロパンガス約25%、となっています。
それぞれのガスの種類により”沸点が異なり、最強はプロパンガスですが取扱い要注意な様子です。
以下に、沸点の一覧を掲載しておきます。
沸点 | |
プロパンガス | −42.09 ℃ |
イソブタン | −12 ℃ |
ブタン(ノルマンブタン)ガス | −0.5℃ |
単純にそれぞれのガスカートリッジのガス混合率の按分で沸点を計算すると
IP-250U ウルトラガス:-21℃
PG-110 小型ガス:-10.89℃
となるはずですが、よくわかりません。
いろいろ調べていると気化熱の影響で、外気温より5~10℃位下がるのでそれに伴い実用温度が下がるとのご指摘も拝見しました。
それとも、IP-250Uを気温-20℃位の環境で燃焼させると、ガスカートリッジ中、25%のプロパンガスのみ燃焼し、75%のイソブタンは燃焼せずにカートリッジ内に残ってしまうのか?
この記事を書きながら、いい実験方法を思いつきました。
素人クサい実験方法ですが、裏を返せば素人でも分かりやすい方法と思いますので、次回あたりご報告したいと思います。
*その結果はこれ → プリムス「114ナノストーブ」+「IP-250U ウルトラガス」について(耐寒性能確認実験)
カタログデータ
【NET】110g
【価格】420円(税込:441円)
*プリムス「P114ナノストーブ」の最新相場はコチラ